開院時間
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治療院を開業する前に伊勢神宮へお参りに行ってきました。そのときにふと気になったことがあります。
外宮(豊受大神宮)の参道では左側通行で、内宮(皇大神宮)では右側通行と決まっています。
参道は神様の通る道であるため、中央を歩くことはしてはいけません。
では、なぜ外宮と内宮で左右歩く向きが違うのか?。
持参したガイドブックには、手水舎の位置が外宮では左側にあるので左側通行、内宮では右側にあるので右側通行と解説しています。
では、なぜ手水舎の位置が左右異なるのか?。この理由はガイドブックには載っていませんでした。インターネットで軽く調べても出てきません。本当の理由は分かりませんでした。
しかし東洋医学(もっと言えば陰陽論)を学ぶ人ならば、素直に
『外と左は陽で、内と右は陰』
だからと納得するのではないでしょうか。
すなわち外宮は陽に属するので左側通行、内宮は陰に属するので右側通行である。
そもそも私自身、鍼灸師でなければ参道の通行方法など気にとめなかったと思います。
陰陽論とは万物を陰陽の二つに分けて考えるものです。五行説と並んで東洋医学の根幹をなし、専門学校で最初に習う基本中の基本なのです。
なぜ左が陽、右が陰と決まっているかというと、南向きに立って太陽は左手(東)から昇り(陽)、右手(西)に沈む(陰)と説明されています。同じ様な感じで外は日によくあたるので陽、内はあたらないので陰としています。
真実は分かりませんが陰陽論に則って通行方法を決めたのだと勝手に思っています。本当の理由はどうなのか、いつか神職の方に聞いてみたいものです。
甲野 功
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