開院時間
平日: 10:00 - 20:00(最終受付19:00)
土: 9:00 - 18:00(最終受付17:00)
休み:日曜、祝日
電話:070-6529-3668
mail:kouno.teate@gmail.com
住所:東京都新宿区市谷甲良町2-6エクセル市ヶ谷B202
たまにカメラを持って風景写真を撮りに出かけます。子どもの頃から写真を撮ることが好きで、周囲の人に焼き増ししてあげていました。(焼き増しという行為が若い人には分からないかもしれませんね)。デジタルカメラの導入で気兼ねなくシャッターを切られるようになりましたが、フィルム時代は現像しないとどうのように写っているか分からないので、一枚一枚に神経を使いました。フィルムも36枚撮り、24枚撮りと決まっていたので、足りなくなると困るので慎重になります。フィルム交換も手間ですので、今のようにどんどんシャッターを押して失敗したら消せばいいとはいきませんでした。リバーサルフィルムを使う場合はなおさらでした。
写真を撮るようになったのは、両親の影響が強いです。父親は山岳家なみに登山をする人で、日本百名山を全て踏破しています。登山時に記録用に写真を撮るのが常でした。私に撮り方の基本を教えてくれました。そして、友人と旅行に行ったら自腹を切ってでも焼き増しして写真を配りなさい、と小学生の私に言い聞かせました。そういう行動が後々役に立つからと。その教えはに従い中学、高校、大学と写真を撮って焼き増ししました。確かに色々と役に立ちました。
母親はアマチュアカメラマンの肩書をつけてもいいくらい。元々父親に写真を教えてもらい、年をとってから始めた趣味ですが、教室に通い、器材を揃え、今では賞に入選して作品が展示されることもある腕前になりました。カメラを高機能に変えると、それまで使っていたカメラを私にくれるので、質の良いカメラを使わせてもらっています。プロに習っているので細かいテクニックを教えてもらっています。
ホームページに使う写真も全て自ら撮るようにしていますし、治療風景の写真は知り合いに頼んで撮影してもらっています。ブログで使う花や風景も、私自身が撮影したものしか掲載しません。版権トラブルを避ける意味もありますが、写真は自前で用意する、が一つのこだわりです。
しかしながら、例外がひとつ。待合室には一枚の写真を飾っています。
母が撮影した作品です。
数ある母の作品から私が一番気に入ったものを選んで借りています。
来てくださった患者さんの多くは絵画と間違える出来栄え。大きく引き伸ばしても鑑賞に耐えうる写真は、まだまだ私には撮ることができません。
写真は自前というポリシーをここだけ除外しています。
甲野 功
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