開院時間

平日: 10:00 - 20:00(最終受付19:00)

: 9:00 - 18:00(最終受付17:00)

 

休み:日曜祝日

電話:070-6529-3668

mail:kouno.teate@gmail.com

住所:東京都新宿区市谷甲良町2-6エクセル市ヶ谷B202

~同窓紙に掲載されました~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 「くれたけたより」より抜粋
くれたけたより」より抜粋

 

 

の母校東京医療専門学校(呉竹学園)が発行している同窓紙、「くれたけだより」に、活躍する卒業生として、掲載されましたこの「くれたけだより」は卒業生に郵送されるだけで、学外者の目に留まることはほぼありませんが、鍼灸、マッサージ、柔道整復関連の卒業生の目に留まることになります。とても励みになります。

 

※現在は学校ホームページで公開されております。

東京呉竹医療専門学校ホームページ 『くれたけだより』バックナンバー くれたけだより 平成27年春号

 

私が出た鍼灸マッサージ科(通称、本科)時代の同級生が同校の教員をしており、同窓紙に載せるOBがいなかと探していたところ、オファーを受けました。その同級生は出席番号が一つ後ろだった同級生。抜群に成績が良くて学年のトップでした。卒業後そのままストレートに東京医療専門学校鍼灸マッサージ教員養成科に進学しました。対して私は本科を卒業後、柔道整復師科進学・卒業を挟み、5年後に同じように鍼灸マッサージ教員養成科に進学します。本科では同期ですが教員養成科では大先輩にあたります。その二人が10年の時を経て一緒に作業できたことは嬉しく思います。

 

原稿を依頼されて、開業に至る経緯というか気持ちを書きました。

以下のような文章です。 

東京都新宿区で治療院を開業しております。開業したきっかけは4年前の東日本大震災がきっかけでした。自分の子どもや親、そして地域の皆さんに役に立つ場所を作りたいと思い、教員養成科を経て自宅そばで開業しました。家族が困ったときに家族が地域に助けてもらえるように、地域を助けることができる治療院を目指しています。屋号の「あじさい」は長女の、ロゴマーク(妻作画)は次女の名前に関連しています。治療院自体は一人で行っていますが家族の支えなしには成り立ちません。家族のために、家族を含めた地域のための治療院でありたいです。

 

治療のモットーは「何の治療をしたいか、よりも誰の治療をするか」です。(このような人はいないでしょうが)ある特定の治療法以外は絶対に行いません、難治性疾患をみたいので肩こり・腰痛は他に行ってください、といったような態度は術者の都合だと思います。腰痛で来院された患者さんが、全く可能性がないとは言いませんが、一生腰痛で苦しむことは少ないでしょう。この患者さんが年齢、職歴を重ねることで他の主訴が出てきたときに対応できるように。症状や治療方法ではなく患者さんを中心に考えています。例えば若い女性が、最初は腰痛で来院されたとします。その後、結婚を控えて美容鍼を受けたい、不妊に悩んで不妊治療の補助がいる、妊娠して逆子になってしまった、産後母乳の出が悪い、産後また腰痛が復活した、といったことは考えられます。そういった変化にも対応できるように、これまで勉強し技術を学び実践してきました。屋号の「あじさい(紫陽花)」は土壌の酸性度や時間によって花の色が変わります。紫陽花のようにその人の症状、環境、訴えによって色を変えるような術者でありたいと考えています。紫陽花の花ことばの一つは「移り気」。これからも本分をしっかり残したまま、貪欲に多くのことを学び、習得していきます。

書きたいことは多々ありましたが絞ってこのようにまとめました。

 

同窓紙を読んだ何人かの同窓生から反応があり、嬉しかったです。このくれたけたよりが届いたのがちょうど5月の半ば。あじさい鍼灸マッサージ治療院は5月15日が開業記念日。
偶然にも1周年を記念した形になりました。

 

甲野 功

 

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