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~経歴 本科専門学校編~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 鍼灸マッサージ科卒業謝恩会
鍼灸マッサージ科、卒業謝恩会にて

 

 

平成16年(2004年)4月に呉竹学園東京医療専門学校一部鍼灸マッサージ科に入学しました母校、東京医療専門学校は晴眼者向けの鍼灸学校では本州で一番古い鍼灸専門学校です。学校法人呉竹学園としては東京校と横浜校の2つがあり(※現在は大宮校も開校)、東京校が東京医療専門学校でした(※現在は東京呉竹医療専門学校という名称に変更されています東京校には四ツ谷校舎と代々木校舎がありますが、私が通ったのは四ツ谷校舎でした(※現在は代々木校舎が無くなっています)。四ツ谷校舎は鍼灸科の専科と鍼灸マッサージ科の本科があります。以後、鍼灸マッサージ科を本科として表記します。専科は午前の一部と午後の二部、夕方以降の夜間部の3時間帯、本科は一部と二部の2時間帯がありました(※当時のカリキュラム)。

 

この頃は、鍼灸界の東大と称された呉竹学園。一部本科が一番倍率が高く、続いて二部本科、一部専科と続いたそうです。本科の同期は30名クラスが2つの合計60名。3分の1以上が柔道整復師の資格を持っていました。他にも医療系の資格を持っている人、名門大学を卒業した人、大手企業出身者など様々なバックボーンを持った生徒が集まっていました。そのため勉強する環境は充実していたと思います。伝統校の利点として学生も講師も質が高いことが言えるでしょう。入試のときの面接で苦い経験をしたので、まさか受かるとは思っていなかったので、春から通えることは幸せでしたし、新しいステージに立つという意気込みでした。

しかし勉強面、実技面ともに苦労する日々が始まりましたとにかく暗記しなければなりません。骨、筋肉、神経、内臓、経穴、経絡、、、、最低限覚えなければならないことが大量にありました。もともと暗記が嫌いで理系に進んだとも言える人間なのでひたすら覚えることは苦痛でした。整体専門学校時代にそれなりに勉強したつもりでしたが、国家資格の本科では量も質もレベルが違う。当時は20代後半でしたが頭の衰えを感じており、大学時代だったらもっと勉強できただろうに、と情けなくなりました。医療系資格を持っているクラスメイトは当然既に知っている知識ばかりです。有資格者に教わったり、学校後に勉強会を開いたりして授業についていきました。1年生最後の進級試験で学年内の順位が出るのですが、真ん中より下で、座学はできる方だと信じていた分、落ち込みました。

 

実技においても、按摩やマッサージといった徒手で行う実技はいいのですが、鍼やお灸の授業は苦戦ばかりでした。そもそも鍼を刺すのも刺されるのも嫌いでしたから、鍼の技術がなかなか上達しません。お灸も艾を捻るという動作が難しくて苦労しました。手先も器用な方だと思っていたのでこちらもショックでした。それでも3年間バイトをしながら勉強をする学生生活を続けました。人生最後の学生生活なのだから、と奮い立たせて(実際にはまだまだ学生生活は続くことになりますが)基礎が解ってくると勉強が楽しくなり、ずっと関わっていた大学ダンス部の後輩に対してフィードバックしたり研究したりするようになりました。
2年次には呉竹医学会という学園内の研究会でダイエットに関する研究発表をする機会を得ましたし、卒業時には呉竹会賞という賞をいただくことができました。実技試験でも座学試験でも再試験になることがありましたが、実績は残せたと思います。3年生の年度末、2日間に渡る国家試験もパスし、平成19年(2007年)3月に晴れて、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師(正式にはこのような資格表記なのです)の資格を得ることができました。

 

求められる質も周りのレベルも高い環境で20代最後の3年間は、とても大きな経験でした。本科の同期は多くが独立開業したり、経営者になっていたり、院長になったり、と第一線で活躍しています。資格、知識、技術、人脈、いろいろな面で財産になりました。資格を取ってみれば、専門学校の急増したこともあり、鍼灸師はありふれた存在といってもいいでしょう。現役の鍼灸学生やこれから入学する人に言いたいことがこれです。国家資格は思っているほど凄くない、されど過ごした3年間は思っているほど軽くないということです。

 

~経歴 就職活動編~ へ続く

 

甲野 功

 

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