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~新宿子育てメッセに足を運んで~

 

 

先日、二人の子供とともに第7回新宿子育てメッセに足を運びました。他人様のお子さんが映り込むので当日の写真は控えさせていただきますが、新宿コズミックセンターという公共施設のアリーナを使ったかなり大掛かりなイベントでした。チラシによると、新宿区内のどのような子育て関係団体・子育て支援事業ああるかを知ってもらうと共に、子育て関係団体同士のつながりの輪を広げていくことを目的としている、イベントだそうです。年に1回開催され7回目ということですから、私が子供の頃には無かったイベント。子育て世代になって初めてその存在を意識しました。知り合いの方が多数参加されることもあり、以前から楽しみにしていたのでした。

 

参加して思ったことは第一にパパさんが少ないということ私が居たのは11時頃から12時半くらいの時間帯でしたが圧倒的にママさんの方が多かったです。パパさんがいても夫婦で来ていて、私のように父親単独で子供を連れているケースはほとんど目につきませんでした。

次に思ったことは、多様な団体が参加していること各行政団体、NPO団体、民間団体、サークル、個人、助産師会など様々な子育て関連団体がブースを出していました。ステージではショーが行われ、今では当たり前になったゆるキャラが歩いていていました。ワークショップや講習会も各ブースで行われていました。

3つ目として子供を遊ばせておくスペース(広場)が多数あったこと年齢別に赤ちゃん、小さい子、大きい子、絵本よみきかせ、と各種スペースを用意しておりました。子育て世代としては通称“放牧”と表現したりしますが、まとめて子供たちが勝手に遊んでくれる場所があることは本当に助かります。

 

1歳、4歳の二人の子供の親としては、とても助かるイベントでした。入場無料でいろいろな体験をさせられるし、周りは子供の面倒をみることの専門家だらけなので安心します。半面、パパさんの立場でみると、まだまだ父親の参加が少ないな、と感じます。単に日曜日も仕事がある、もしくは用事があるだけかもしれませんが、圧倒的に女性・母親の世界という気がします。何となく、パパさんは外出、ママさんはママ友を誘って子供を連れてイベントに出かけよう、そんなシチュエーション?という気がしてしまうのは偏見でしょうか知り合いに会ったときも複数人から奥様はどうしたのですか?と聞かれて、まだまだ父親だけで連れ来るのは少し珍しい状況かと感じました。

 

そして、開業鍼灸師の立場でみたときに、メッセに小児鍼のブースを作るべきだと感じましたハンドトリートメントや耳つぼジュエリー、それに健康相談、子供の病気と対処法の紹介といったブースがありました。それならば、東洋医学の観点から小児鍼および小児治療を紹介、体験できる機会があればとても便利であると思うのです歴史で言えば圧倒的に古くからある東洋医学の考え方は家庭で行えて(医薬品に比べて)副作用が小さく発達過程の赤ちゃんから小児にかけて有効であると信じています


また、小児按摩(鍼)の講習会を開催した経験から言えることは、お父さん(男)はやけにツボ(経穴)とか東洋医学が好きな場合が多いということ。陰陽とか、補瀉とか、経絡とか、そういったワードに興味を示すのは大体ママさんよりパパさんです。そういった観点からパパさんが子育てにより参加しやすい意味でも、小児鍼もしくは東洋医学観点からの家庭医学のようなブースがあることは、メリットがあると思います。

 

これからの治療院運営に考えを受けました。

 

甲野 功

 

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