開院時間
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午前中にお墓の手入れとお参りに行ってきました。甲野家のお墓には随分足を運んでいなくて、どこにあるのかも正確に思い出せないくらい期間が空いてしまいました。祖母が亡くなったとき以来でしょうか。ずっと両親がお墓の手入れをしていていました。手伝いを頼まれなかったこともあり、これまで、お墓に対して無関心でいました。大学生、社会人と年を重ねるに連れて、お墓に行く時間を別のことが埋めていきました。やらなければいけないこと、やりたいこと、休む、など年に2回のお彼岸ですら、何か時間が勿体ないように思っていました。
つい最近、考えを改めるようになりました。結婚、子供の誕生、長かった専門学校生活が終了、治療院開業。自由にできる時間ができ、少し本業も安定してきた頃です。
父に「うちがこうしていられるのもご先祖様のおかげ。お墓を大切にしてきたからだ。」と言われました。開業するにあたり、地域のこと、家族のことをより大切にしようと決めていたのに、お墓を大切にすることは頭に無かったことに気付きました。もう高齢な両親がずっと墓守をしていた現状を恥ずかしくなりました。
今年はお彼岸の前に家族で一度お墓参りに行こうと父に言われていました。妻子を一度も連れて行ったことがなく、当然亡くなった祖父、祖母に結婚や出産の報告をしていません。
予定が合わず、お彼岸に両親と私一家でお墓参りはできませんが、私でだけでも事前に手入れをしておこうと思い、実行しました。予定があった母も一緒に行きました。残暑が厳しい中、母と二人で雑草を抜いて、落ち葉を履いて、綺麗にしました。汗だくになり、蚊に悩まされながらしました。本当は若い私がしなければならないことをさぼっていたことを大いに反省。
私は祖父に会ったことがありません。父方の祖父も母方の祖父も私が生まれる前に亡くなっていました。ですから、おじいちゃんという存在がどのようなものか分からないのです。
幸いなことに娘二人には、おじいちゃんがいます。その事実だけでも、ありがたいことなのだとお墓を綺麗にしていて気づきます。妻と二人の娘をお墓に連れて行って、遺影でしか知らない祖父に紹介しなければいけません。
これからはお墓を、ご先祖様を、もっと大切にしようと決心しました。
甲野 功
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