開院時間
平日: 10:00 - 20:00(最終受付19:00)
土: 9:00 - 18:00(最終受付17:00)
休み:日曜、祝日
電話:070-6529-3668
mail:kouno.teate@gmail.com
住所:東京都新宿区市谷甲良町2-6エクセル市ヶ谷B202
昨日10月16日は国連が定める世界食料デーででした。関連してチャリティーイベントを行いました。今年で2回目。休診日の日曜日に治療院を開けてマッサージを行い、その対価を全額寄付します。初めて開催した去年に比べれば寄付金額が減りましたが、15,010円の寄付が集まりました。マッサージを受けて寄付してくださった方、興味を持っていただいた皆様、ありがとうございます。このお金が世界食料デー月間関連NGO団体であるハンガー・フリー・ワールドに寄付させていただきます。その様子も報告させていただきます。
さて、なぜ10円という端数が出ているのでしょうか。30分3000円、60分6000円であるのに。その答えは、4歳の長女が寄付をしたからです。保育園に通う娘は、挨拶や早めの行動など、お利口さんの態度ができるとおばあちゃんから少額のお小遣いをもらって、用意された貯金箱に入れていきます。1回につき10円、5円程度の金額です。ある程度お金が貯まったら好きなお菓子を買うという約束です。その貯金箱の中から、10円を出して募金するの!ということでした。もう募金とか寄付ということが理解できる年齢です。気持ちを受け取り、端数ですがきちんと団体に持っていこうと思います。
昨年のイベントは初めてということで手作りケーキを用意しました。今年はケーキを作ってくれる妻が転職したばかりで忙しく、また治療院自体も9月の不調が嘘のように10月は忙しくなりました(10月前半で9月分以上の売り上げ)。個人的にも本業以外で抱えている仕事があって、なかなか準備できませんでした。それでも問い合わせが何件かあり(実際には来られませんでしたが)、チャリティーマッサージを受けないが別日に予約をしてくれた、間の空いた患者さんもいました。経営者である以上、純粋な善意のみでイベントを行っているわけではありませんので、喜ばしいことです。(世界貢献のため!と純粋まっすぐですると、長続きしないでしょうから)。
経営面とは別に、娘の意識が変わったり、イベント告知をすることで世界食料デーなるものが存在していると知ってもらたりしてくれれば、やる意味があったと思います。こちらは純粋な世界貢献の面ですね。
バブル華やかな経済的に豊かな頃の日本では、チャリティーや募金というのは、どこか偽善、外面を良くする、いい格好をする、といった後ろめたい気持ちがあったように思います。それが今では、世界の優秀な人材に、ソーシャル・ビジネスという名前の世界貢献をしつつビジネスとして利益を堂々と求める、という矛盾を解消したスタイルが流行り始めました。日本でも後ろめたい気持ちが起きない、前向きなチャリティービジネス(イベント)が広まっていくこと願います。
甲野 功
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