開院時間
平日: 10:00 - 20:00(最終受付19:00)
土: 9:00 - 18:00(最終受付17:00)
休み:日曜、祝日
電話:070-6529-3668
mail:kouno.teate@gmail.com
住所:東京都新宿区市谷甲良町2-6エクセル市ヶ谷B202
昨日は治療院の仕事始めでした。
昨年は鎌倉まで仕事面の初詣に出かけましたが、今年は予約の関係でしばらく遠出できる時間はなさそうです。ということで、産土神の神社に初詣に行きました。産土神とは、簡単に言えば生まれ育った土地の神様。その産土神が祭られている神社が産土神社です。私は生まれも育ちも現在の職場も同じ地域ですので、産土神社にお参りするのは、とても大切なことだと知りました。知りましたという表現は、つい最近まで知らなったということです。
個人的に神社仏閣が好きで、私はある意味初詣マニアです。これまで有名な神社やお寺の初詣に出かけていました。明治神宮、川崎大師、浅草寺、鎌倉鶴岡八幡宮、銭洗弁天、箱根神社、伏見稲荷大社、などなど。正月から観光気分で初詣をしてきました。それが去年、ある本を読んで、生まれ育った土地の神様がいる神社を大切にしましょうと書いてありました。うちの産土神社はどこだろうと疑問に。私の産土神社がどこか知りませんでした。
てっきり赤城神社だと思っていました。赤城神社とは神楽坂にある神社で、某有名アイドルが主演をしてヒットしたドラマのロケ地になり、知られるようになった神社。子供のころは、赤城神社の夏祭りは一大イベント。毎年楽しみしていたものです。しかし、調べると赤城神社ではないことが判明。うちの産土神社は市谷亀岡八幡宮でした。市谷亀岡八?それはどこだ?と思いました。そう言えば確かに市ヶ谷駅のそばにそんな神社があったような。親に聞くと私の七五三はそこでしたというとのこと。全く記憶にありませんでしたが行ったことはあったようです。
調べてみると、太田道灌が開いた500年の歴史を持つ由緒正しい神社でした。太田道灌といえば徳川家康の前に江戸を統治していた人物。幕府ができる前からあったとは。そして亀岡八幡宮とは鎌倉の鶴岡八幡宮と、鶴と亀の対となっているというのです。鎌倉鶴岡八幡宮は、鎌倉のランドマークとしてあまりに有名で、私も何度も行っています。まさかそこと関係する神社が地元にあるとは。灯台下暗し。
そんなわけで、市谷亀岡八幡宮の存在を知り、行ってみました。去年の12月のことでした。想像以上に立派なつくりで神域であることが伺えました。周りをビルに囲まれているにも関わらず、境内は静かで重厚なたたずまい。以前に比べると随分寂れたという話を親から聞きましたが、そんな感じはしませんでした。
昨日、初詣として行くと茅の輪が置かれていました。もちろんくぐって厄払いをしてきました。神社のお参りでは願望をお願いするのはよくなく、日々の感謝を告げることが良しとされています。それが産土神社は例外で、愚痴をこぼしたり願望をお願いしたりしてよいそうなのです(本によれば)。ということでお参りではまずしない即物的なお願いをしてきました。
土地の神様に挨拶をして、仕事が本格的に始まった気がします。
甲野 功
コメントをお書きください