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~ロゴ作成にまつわる話~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 手描きのロゴ原画
手描きのロゴ原画

 

自宅と治療院の整理・清掃を進めているときに、あじさい鍼灸マッサージ治療院のロゴ原画が出てきました

 

改めて説明しますと、うちのロゴマークは妻の手描きで作成したものです。パソコンで作画したのではなく、ケント紙に絵具と筆で描いたアナログ作品。その原画は、当然ながら一点ものですから、大事にしまっていました。そのことをすっかり忘れていたため、原画が出てきたときは懐かしさを感じました。
タンスの肥やしにするのは勿体無いので、この機会に治療院に飾ることに決めました。

 

今回はロゴマーク作成に関するお話です。

 

2014年5月にあじさい鍼灸マッサージ治療院を開院しましたが、その当時にロゴマークはありませんでした。看板もありません。色々足りないまま開院したわけです。

屋号の「あじさい」は、私の紫陽花が好きという理由が一番です。転じて長女の名前の由来でもあるので、長女の名前に関係する屋号でもあります。


開業した数か月経った時期に、妻のお腹にいる赤ちゃんが女の子だと判明しました。そこで屋号は長女なら、次女はロゴマークだろうと考えたのです。
次女は長女同様花に関係する名前で、子がつくもの。「明るく咲く花」のイメージと両親の名前から1文字貰うということで付けました。花はあさがおです。
その明るく咲くイメージの紫陽花を妻に描いてもらい、それをロゴマークにすることに決めたのです。まだ、お腹に次女がいる頃の話です。

 

もともと絵が上手な妻はこちらの話したイメージをラフ画にして形に見せてくれました。紫陽花が咲き乱れている感じです。紫陽花という花は種類も色も豊富で、私の治療院もメニューが多いことが特長ですから、たくさんの花びらがあり、色鮮やかな感じが欲しかったのです。

 

妻が描きあげたものを実際に見てみて、私は何かイメージと違うなまとまりが無いな、と思いました。雑多な感じが過ぎると。そこから思案して、東洋医学の基本、五行説から治療院が担うテーマを5つにして、5色の紫陽花がある様を描いてもらうことにしました。

 

5つのテーマとは治(治療)、癒(癒す)、舞(社交ダンス)、美(美容)、機(機能回復訓練)。この5つに花を1色ずつ当てて欲しいと、妻にお願いしました。五行説の青、赤、黄、白、黒もちょっとだけ考えましたが黒と白の紫陽花はデザイン的に駄目だと思い、色使いはお任せしました。
結果、花が5つと左右に葉が添えられた現在のロゴマークが完成しました。

 

なおデザイン当初は手書きの屋号とセットのものを提案されましたが、ちょっとバランスが合わないとのと、イメージが軽くなり過ぎると考えロゴのみのデザインにしました。あと、「鍼灸」を「鍼炎」と書かれて、ちょっと傷ついたのも理由の一つです。

 

あじさい鍼灸マッサージ治療院 ボツにしたロゴ案1
あじさい鍼灸マッサージ治療院 ボツにしたロゴ案2
ロゴ案 ボツになったもの

 

 

このロゴマークが完成したことで看板作成に着手することができました。今では看板はもちろんのこと、リーフレット、名刺、予診票など、あじさい鍼灸マッサージ治療院に関わる物すべてにロゴが入っています。そのうちロゴ入りの白衣も作ろうかと考えています。

ロゴマークのおかげで統一感が出るようになりました


プロデザイナーが作ったものでは無いのでどこか手作り感があり、それが味になっています。治療院に来たら現物を見てやってください。

 

甲野 功

 

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