開院時間
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昨日はALL東京理科大学舞踏研究部OB会イベント、ファンタジスタフェスタに参加してきました。
私は大学から競技ダンスを始めて、今現在もダンスそのものにも、部活にも、業界にも関係があります。大学で競技ダンスに出会ったからこそ、今の仕事も立場もあるのです。部活の経験が社会に出る前の大きな訓練の場であったのは間違いありません。
ALL東京理科大学舞踏研究部とは、現在は、東京理科大学、学習院大学、東京音楽大学、女子栄養大学2部で構成される、学生競技ダンス団体(学生競技ダンス連盟所属)。そのOBOG会がファンタジスタという名称であり、毎年OBOG総会とイベント(ファンタジスタフェスタ)を主催しています。
昨年、創部50周年記念パーティーを開催することができました。それを期に、既に存在していた学習院大学の社交ダンス部OB組織とも連携して行うことになり、参加メンバーの幅が増えました。
去年パーティーを盛大に行ったので、今年はその反動であまり参加者が多くないと予想していましたが、私の予想よりも多くの参加者が来場してくれました。去年参加できなかったので今年は来ました、という方がいらっしゃいました。普段顔を見せない、私の現役時代を知る先輩方が参加してくれたのが嬉しいことです。なかなか私より上の世代が来ることはありませんので。
私はOB会の役職を設立当初から担っていたのですが、去年の50周年記念を一つの区切りとし、本業の治療院経営と家庭の2つが忙しくなっていることもあり、役職を若い世代に引き継ぎました。そのため、毎年あった業務が無くなり肩の荷が下りた気持ちで今年は参加することができました。今年は運営スタッフがかなり若返り、20代のOBOGが中心にイベントを運営していて、移り変わりを感じます。
一般OBとしてイベントに参加してみて、純粋にダンスを楽しむことができました。
競技ダンスではなく、社交ダンスをしている感覚。上は70代から下は18歳の現役生まで、ダンスという共通文化のもと、一堂に会する。出身校が複数あり(廃部してしまった共同加盟校もありますし)、年代も異なる、きっと社交ダンスが無ければ人生で出会うことがなかったであろうメンバーが同じ会場で、ともに踊っている。初対面でも二人で踊ることができる、踊れてしまう。社交ダンスの醍醐味です。
私が部活に顔を出すときは、まず競技会で勝つため、が一番に頭にあります。ある意味その手助けをするために、各種技術(ダンスにしろ、治療にしろ、身体の知識にしろ)を学び開業していると言えます。
今回は、競技ダンス以前に老若男女問わず楽しめる社交ダンスが前提にあるということ、そのついつい忘れてしまいがちなことを思い出しました。
踊って楽しむ、観て楽しむ。ダンスタイムで色々な人と踊る。デモンストレーションを観て楽しむ。素直な楽しみを感じました。
去年まではイベント開催側でしたから、色々気を遣うこともありました。久しぶりに再会した先輩、後輩と思い出話をする。現役生のダンスをチェックする。そういった気持ちが先にあったように思います。
素直に踊ることは楽しいな、
そう心から思えたイベントでした。
他にも幾つかストーリーがありましたが、まずは社交ダンスは楽しいものだ、と伝えたかったです。
甲野 功
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