～初めての沖縄、石垣島～

１０月２８日から１１月１日まで沖縄県石垣島に家族で行ってきました。

これだけ長期間治療院を閉めるのは、年末年始以外に無いので、とても不安でありました。特に１０月の業績が散々な結果でしたので、追い打ちをかけるように営業日が少なくなってしまう、というネガティブな感情もありました。そのようなあまり乗り気ではない状況の中、嫌いな飛行機に乗り、初めての土地にいきました。

家庭の諸々の事情とタイミングで石垣島に行くことになりましたが、私はこれまで、南は九州までしか行ったことがありません。

ですから、沖縄県、ましてや、更に南に位置する石垣島など、遥か遠い異国のように感じました。実際に台湾に近い場所で東京から見れば外国に近い風土でした。

人生で唯一の海外旅行が新婚旅行で訪れたエジプトのみなので、もう石垣島は外国といって良いくらいの感覚がありました。気温も、海の青さも、生い茂る樹木も、住んでいる人も、全てが私の生活圏とはかけ離れています。日本語が通じるけれど、沖縄の方言でアナウンスする自動販売機を使ったときは、全く言葉が分かりません。とても遠いところに来てしまったとしみじみ想いました。

見たことも無いほどの広い海。
南国に生える樹木。
ホテルの受付にいたスタッフの名札が「島袋」。
本当に沖縄県に来たのだと実感。

旅は人生を変えると聞いたことがあります。

石垣島は見るもの触れるものが全て別物に見えて、新しい世界に触れた気がします。
これまで全く気にしていなかった沖縄という場所に興味が出るようになりました。自ら訪れようとは考えたことが無かった石垣島。

そこで見た風景と得た体験は、言葉に表すのが難しいですが、何か私自身を変えるような気がします。

言葉にできない感覚を治療に活かしていきたいです。何が変わったのか自分自身も掴めていませんが。

甲野　功