開院時間

平日: 10:00 - 20:00(最終受付19:00)

: 9:00 - 18:00(最終受付17:00)

 

休み:日曜祝日

電話:070-6529-3668

mail:kouno.teate@gmail.com

住所:東京都新宿区市谷甲良町2-6エクセル市ヶ谷B202

~地域散策 楽山~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 楽山
楽山の外観

 

 

今回紹介するのは神楽坂でもベタな場所。目抜き通り、毘沙門天こと善國寺のほぼ向かいにある老舗お茶屋さん。

神楽坂銘茶 楽山

いつも良い香りを店頭から醸し出しています。茶葉はもちろん茶器の販売も行っています。お茶のデパートといった感じです。私はつい最近まで入ったことが無いお店でした。

あじさい鍼灸マッサージ治療院を開業し、頻繁に来院される患者さんへのプレゼントを渡すようになってから訪れるようになりました。とても目立つ場所に目立つ門構え。神楽坂という伝統を重んじる雰囲気にあった和風の内装。店員さんも上品で押しつけがましくない。あまりに神楽坂らしい、これぞ神楽坂でしょ!という感じが、私にはちょっと苦手でした。ここに入るのは何か負けたような気がしてしまう、という天邪鬼な意地がありました。

このようなザ・神楽坂なお茶もあります。なお商品名が「神楽坂」です。

 

 

あじさい鍼灸マッサージ治療院に来る患者さんはわざわざ電車や車で来てくださる方もいらっしゃいますから、神楽坂のお土産を渡したいと考えました。その時に変にひねったものよりも、ザ・定番、ド直球な神楽坂土産が喜ばれるのではないかと思い直しました。定番を知った上での、地元だからこそ知る隠れ名品、ということ。最初から知る人ぞ知る品はよろしくないのではと。妻が珈琲にうるさいため近隣の珈琲豆を扱う店は大体網羅しています。あと紅茶を扱うお店もチェックできています。日本茶が手薄であることにも気づき、あるとき意を決して楽山に入ったのでした

中に入るときちんとした茶器でお茶の試飲を勧めてくれました。カフェインの関係で我が家では子供が妻のお腹にいる頃から今までほとんど日本茶を飲みません。まだ小さい娘たちにも飲ませませんし。ですから、久しぶりに日本茶を飲みました。香りがよくて美味しい。そして懐かしい。懐かしいと感じるのは日本人の証拠なのでしょうか。珈琲、紅茶と違った落ち着きを感じました。入る前は価格が気になっていました。もちろん高級茶葉もありますが手ごろなものもたくさんあり胸をなでおろしました。特に小分けになっている茶葉で「ありがとう。感謝しています。」といったメッセージがパッケージに入っているものは、とても使い勝手が良いと思いました。このような商品を製造していることに驚き。

また和紅茶にはさくらやゆず、生姜が入ったものが揃っており、「お茶」らしく無いものもあるので見ていて楽しいです。水出しもあるので急須がいりません。パッケージデザインも古臭くなく。昔ながらの缶に入ったお茶では無いので若い患者さんにも渡しやすいので重宝しています。反対に重厚な包装で渋いデザインの高級日本茶も存在感を出しています。相手によってはこちらを選択することもあり得ます。神楽坂の名前に負けない佇まいをしている商品が多数並んでいます。

 

当然ながら外国人観光客がたくさん訪れていて日本人より多いくらいです。そして地元神楽坂の料亭にも欠かせないお店だそう。神楽坂観光に来たら必ず目に入るお店。お茶を試飲してお土産を買ってみてはいかがでしょうか。神楽坂下のランドマーク、毘沙門天のすぐそばにあります。

 

甲野 功

 

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