開院時間
平日: 10:00 - 20:00(最終受付19:00)
土: 9:00 - 18:00(最終受付17:00)
休み:日曜、祝日
電話:070-6529-3668
mail:kouno.teate@gmail.com
住所:東京都新宿区市谷甲良町2-6エクセル市ヶ谷B202
平成最後の13日の金曜日(←今はもうジェイソン知らないだろうに)!7月13日に日帰りで京都に行ってきた。
京都が好きで、隙あらば観光したい土地。
今年6月は色々出した施策や強運もあったのか、開院以来過去最高の売り上げと来患数を記録しました!。
これは自分にご褒美をしたいと思い、どこかのタイミングで京都行きをしようと決める。
そして京都には東京理科大学の後輩がプロダンサーとして活躍していることと鍼灸専門学校教員養成科の同期が京都で開業していることが背中を押すきっかけにも。
大学の後輩は私の結婚式にも出席した間柄。教員養成科の同期は私があじさい鍼灸マッサージ治療院を開業した時にはもう京都にいたが、開業間もないうちに訪れてくれました。この2組には会いに行かねば、と。
また京都は近年、世界でも有数の(2年連続世界一にもなった)観光都市へ。自分は東京生まれの東京育ち、東京で開業している。2年後の東京オリンピックを見据えたときに国際観光都市となった京都を見ておきたいというモチベーションも。
そんなこんなで、朝に次女を保育園に送ってあと、単身日帰り京都旅行に出発。事前に用意した神楽坂のお土産と一眼レフカメラを携えて。
実際にはトラブル続きで予想していたものとはかけ離れた内容に。
保育園から自宅に戻り、まとめてあった荷物を抱えて東西線神楽坂駅へ。メトロで大手町に行き、そこから歩いた方が東京駅には近いから。問題は大手町から東京駅までそこそこ歩くということ。この時点で汗がにじむ。娘の機嫌次第(ぐずると時間がかかるわけで)で駅到着時間が変わるので新幹線のチケットは予約していなかった。
券売機に並んでチケット購入する。しかしクレジットカードオンリーの券売機は空いているが現金対応の券売機は人が並んでいる。仕方なく並びましたが少し時間をロスしました。クレジットカードを持たずローテクのままでいる自分が、後々大変な目に遭うのですが、出発時点でその予兆が。
東京駅から約2時間。念願の京都に到着しました。
時間は12:00過ぎ。15:00と17:00のアポイントなのであまり時間がない。当初は有名なパワースポット鞍馬寺に行きたかったが、間に合わないので伏見稲荷大社に行くことに計画変更していた。
伏見稲荷大社は商売繫盛で有名で、京都駅からほど近く、これまでに2回行ったことがあるので安心だと踏んだから。
しかしこの慢心が失敗のもと。
伏見稲荷に行くにはJR「稲荷」駅に行くはずが、近鉄「伏見」駅に行くという失態。
新幹線出口からほど近い場所に近鉄線乗り場があったので吸い込まれるように改札を通ってしまった。有名な伏見稲荷大社があるのにやけに観光客が少ないな、と思ったら駅が違うことに電車を降りて気づく。
更に人身事故のため電車が一本来ないという始末。15分に1本くらいなので伏見駅で30分近く身動きが取れない状況。
そして当たり前に夏の京都は暑いわけで。
次の駅で乗り換えて京阪に乗り換えて無事伏見稲荷の入り口に着いたのは13時近く。
JRに乗れば京都から10分足らず140円のところを280円、50分かかる結果に。暑さもあってかなり堪えた。
なお昼飯は何も食べていない。
そこから伏見稲荷のお参りに。商売繫盛で有名な神社で、言わずと知れた千本鳥居がある。
インスタ映え間違いなしの風景を撮影をしつつ、目指すは稲荷山の山頂。最後まで登り切ってお参りした方がご利益があるように考えていたので最後まで登り切る決意をしていた。
時間がないからかなり早歩きで山登り。
しかし夏の京都は暑い。
一度山頂まで登った経験があるので山登りのきつさは招致済み。シャツの着替えを用意し、水分補給をこまめに行い、減らせる荷物は駅のロッカーにしまって登山へ。ここは事前準備ができていたので良かった。
しかし1時間近いロスがあったため食事をとることなくスピードを上げて山頂まで行き戻る必要に迫られる。元山岳部の意地と慢心からどんどん登っていき所要時間の3分の2くらいの時間で山頂まで到達(さすが!)。途中道端に座って休む外国人観光客をしり目に踏破した。ここでやめればいいのに一度も座って休憩を取らずに下山までしまった(体力が相当奪われる)。そのままJR「稲荷」駅まで歩く。
猛暑の中、1時間以上歩きっぱなしの上食べ物を摂っていないかったせいか、少々腹痛に襲われました。
駅のトイレに入ります。
すると便座が熱い!真夏なのに便座を温めている!
スイッチがどこにあるかも分からず切ることもできず、腹痛も手伝い、滝のような汗が止まらない。いったい何故このような資源の無駄をしているのでしょうか。
タオルで上半身を拭いて新しいシャツに着替た。汗を吸って重たくなっている。
京都駅に戻るのはわずか3駅。いかに時間を無駄にしたか落ち込みました。
できれば三十三間堂に行ったり京都の美味しいものを食べたりしたかった。時刻は14:30を過ぎており、荷物をロッカーからピックアップして後輩のいるダンススタジオに向かわないといけない。約束は15:00。
道に迷わないように事前に下調べをして山本善洋ダンススクールに向かう。京都の町並みは碁盤上になっているから道を間違えると迷う。通りの名前をよく確認して行きました(重要)。
山本ダンスは業界内では超有名で、TBSの金スマ社交ダンススペシャルでも出てくるスタジオ。1階がドレスショップになっているので目立つはず。すぐに分かると踏んでいました。
ところがその場所についてもドレスショップが見当たらない。スマホのGoogleマップで見ても、ここら辺であることは間違いないはずなのに。テナント募集と書いて閉まっているビルがあるだけ。
途方に暮れているとまた腹痛に襲われてトイレを借りる目的で目に留まったなか卯に入る。トイレを済ませ腹ごしらえでざるうどん(340円)を食べてまた出発。されど一向にスタジオが見つからない。
Googleで検索をかけるとスタジオの位置が1.6km先、三十三間堂のそばを示している。
は?鴨川の先?移転したのか?
頭の中が疑問符だらけで、暑さもあり混乱して烏丸七條の方に歩きだしていた。
歩きながら、少し冷静になり、これは電話で問い合わせた方が確実だなと(最初からすればよいのに)。スタジオに電話して場所を確認すると最初の場所で間違っておらず、なか卯から道路を挟んだ場所にあると言われる。
まじか。。
やや放心状態で戻るとテナント募集のしまったビルに小さな透明な看板が!
もうちょっと看板でアピールしてよ!と心の中で呟きました。
テレビで見たのと全然環境が違うので見過ごしていたわけ。
聞けばドレスショップは1階から撤退し別のテナントが入ることになっているそう。
結局15:00に場所についていたにも関わらず、右往左往して30分時間を潰してしいた。
久しぶりに再会した後輩と後輩の仕事の姿を見学できました。ここはまた別の機会に詳しく触れる。スタジオを後にして次の目的地へ。
最期の目的地は教員養成科同期の鍼灸院。
JR円町駅から徒歩8分というこれまた迷いそうな場所。
それ以前に、JR京都駅が広くて33番線のりばってどこだよ!?と駅構内を走りました。東京駅に比べればかわいいものだは、馴染みがない人間には迷宮だよ、京都駅(東京駅の方がえげつないけれども)。
時間通りに間に合わない旨を連絡したら、同期が円町駅まで迎えに来てくれるとのこと。
助かった。
もう迷うのは嫌だと安心。案の定駅からは一人でたどり着くのは困難な住宅地にその鍼灸院はあった。
近況や業界の情報交換などしました。この鍼灸院については別に詳しく書きます。
帰りもまた円町駅まで送ってもらい帰京の途につきました。
そこからがまた問題発生。当たり前と言えば当たり前だが電車が混んでいて大変(都会だもの)。地元高校生に観光客に地元住民。久しぶりに満員電車に乗ったので少し気持ちが滅入りました。終点京都駅では人混み阻まれなかなか乗り換えができない。
想像以上に時間がかかり新幹線の切符売り場に到着。
そしてまた問題。
自動券売機では新幹線当日自由席しか買えない!
汗だくで一日中歩いて大量のお茶となか卯のざるうどん(340円)しか食べていない男は指定席でどうしても帰りたい!と思った、普通に。
窓口にならぶと長蛇の列。スマホ予約、クレジットカード決済の券売機は結構空いているのですが窓口にはすごい人数が並んでいる。
みどりの窓口が色々な駅にないせいなのか、
三連休の前だからなのか、
大雨の影響なのか、
外国人観光客が多くて会話に手間取っているのか、
きっと全部理由なのだろうけど、とにかく混んでいて列が進まない。
もうグリーン車で帰ることに決めました、ええ。指定席が満席なのですから。
それでも時間がどんどん経過するので、切符を買える便が変わっていく。19:00には京都駅に着いていたにも関わらず取れた便は19:35発。東京の感覚でいたのが大きな間違い。ネット予約という手段を持っていればもっと時間短縮になっただろうに。
帰りは行きよりも5000円以上上乗せすることに。
切符を購入したら急いで家族のお土産を選び、せめてもの気持ちで牛肉の駅弁を購入。
出発時間ぎりぎりで選ぶ暇はない。せっかく京都まで来たのにせわしない。
せめてもの救いはグリーン車で快適に東京まで過ごすことができたということ。乗り心地が全然違いますね、グリーン車。。
行く前はもっとキラキラした優雅な旅のはずだった京都旅行。
ひたすら時間に追われて
汗だくになり美味しいものは
何も食べず
大した観光もできず
終わった。祇園祭で鉾が出ていたようだが全く目にすることもなく。
次はもっと優雅に余裕を持って行こうと心に誓いました。
甲野 功
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