開院時間
平日: 10:00 - 20:00(最終受付19:00)
土: 9:00 - 18:00(最終受付17:00)
休み:日曜、祝日
電話:070-6529-3668
mail:kouno.teate@gmail.com
住所:東京都新宿区市谷甲良町2-6エクセル市ヶ谷B202
今回は、あじさい鍼灸マッサージ治療院から徒歩4分ほどのところにあるお洒落スポットを紹介します。The tee
TOKYO。正式名称はThe Tee TOKYO supported by MLESNA
TEAです。
ホームページはこちら。
ムレスナティーが扱っているお店ということですね。ムレスナティーとは何か、ホームページから引用してみます。
『
ムレスナ社(MlesnA)」は、1983年に世界屈指のティー・テイスター アンセレム・B・ペレラ氏のプライベートブランドとして紅茶大国・スリランカ(セイロン)で創業され、多くのデザイン大賞を受賞した美しいパッケージで包装された最高品質の紅茶を、現在世界57ヶ国以上の国々へ提供するスリランカ国内で最大級のティー・ブランドです。
そんな最高品質の紅茶を、ただ輸入卸販売するだけでなく、「株式会社MLESNA TEA JAPAN」の代表 デヴィッド川村氏によって、日本の風土や水、そして日本人の繊細な舌に合ったテイストを施され、オリジナルパッケージに包まれた、最高品質の紅茶として提供される。
それが「ムレスナティー」です。
』
スリランカの高品質紅茶を日本用にアレンジしたものといったところでしょうか。ムレスナティーを専門に扱う店舗ブランド「The tee」の東京第一号店が昨年、牛込神楽坂駅と牛込柳町駅の間に出店したのです。大阪や名古屋にも店舗があるようです。
大久保通りに面したこのテナント、以前は100円ローソンでした。結構広い路面店で、100円ローソンが撤退してからしばらく空き家になっていました。次は何が来るのか楽しみな反面、このままシャッターが閉まった状態にならないか心配していました。そこに入ったのがこのThe tee TOKYO。当初は、ちょっと場違いなお店ができたと思いました。
というのも、神楽坂目抜き通りなら分かるのですが牛込神楽坂駅から少し離れたこの場所はブランドイメージが薄い地元色が強いエリア。庶民的な店が並ぶ中、高級感・お洒落というイメージの内装、外装、価格帯で違和感があったのです。神楽坂通りにできたらそのようなことは思いません。ここに入る人はいるのか?と心配でした。ところがさほど時間が経たずに店内はだいたい人がいるようになりました。
私も一度は見ておこうと店内を訪れてみました。すると扱っている紅茶の数が膨大で驚きました。壁一面に紅茶が並んでいます。しかも面白いことにパッケージにコメントが印刷されているのです。あたたかい心“ありがとう”の紅茶とかももいちごのおいしい紅茶などと。この発想はとても斬新です。うちは常連患者さんにプレゼントを渡すことが多いのですが、コメントに合わせた紅茶をプレゼントすることで嫌味なく感謝の気持ちをストレートに伝えたえると、今では重宝しています。
パッケージデザインもかなり凝っていて少し派手過ぎる気もしますが、その分インパクトがあります。種類が膨大ですから選ぶ楽しみがあり、患者さんに渡すときに被ることがまずありません。少し割高ですがプレゼントにはちょうど良いといえます。ただの、というと失礼ですが、紅茶という商品の見せ方を変えるやり方に感心しました。店内にはテーブル席があるのですが、ここの特徴はバーカウンターがあることです。ティーフリーという紅茶の飲み放題メニュー―が用意されています。カウンターに座ると店員さんが目の前で紅茶を作って出してくれます。紅茶が無くなるとおススメの紅茶を入れてくれますし、一覧から選んで頼むことができます。カウンターにある紅茶一覧に飲んだ紅茶をチェックしていくことができます。一度に全種類飲むことなど不可能なのでその一覧表を持ち帰り、次回に持ち越すことができるというわけです。
このシステムは本当に驚きました。目から鱗です。紅茶をバーにしてしまう。カウンターで店員さんが目の前で大量の茶葉を使って紅茶を作る。そうすると、これだけたっぷりと茶葉を使っているのか、視覚的に分かります。一度入れたら捨ててしまうのでとても贅沢な気持ちになります。店員さんはテスティングやシェイクしたりする姿を目の前で見せます。いかにも紅茶職人という立ち振る舞い。完成品として紅茶が出るより、いれる過程を見せることでありがたみが出てより美味しく感じます。私も技術職なので職人さんの手の使い方に興味がわくので楽しいです。そしてカウンターの向こうから色々話しかけてきます。紅茶の説明、解説。どのような作り方をしているのか。当たり前ですが専門家ですのでこちらが知ることのなかった紅茶の知識を得ることができます。会話を楽しむという新たな付加価値があるのです。
そして一番画期的だと思ったのは紅茶でバーにしたことです。私は一切お酒を受け付けない体質なので酒を飲もうという気がおきません。ですから、いわゆるバーに行ったことがないのです。あの雰囲気にちょっと憧れる気持ちがあるのですが、ソフトドリンクを頼んでもカッコ悪い気がして行く気になりません。ここでは紅茶でその雰囲気が味わえるのです。またノンアルコールの紅茶ですから酔っぱらう人はいませんから安心です。今若い人はどんどんお酒を飲まなくなっていますし、飲酒運転は厳重に処罰される時代です。お酒の代わりに紅茶でバー気分を楽しむというのは新しい提案ではないでしょうか。価格に対してこれなら価値があると心底納得させられる場所でした。こういったお店はあまり多くはありません。個人的に大いに勉強になりました。
あじさい鍼灸マッサージ治療院から歩いてすぐの場所ですので、来院された際に寄ってみてはいかがでしょうか。
甲野 功
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