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健康・美容の情報メディア ケアクルで<超高齢化社会に向けて社交ダンスが健康寿命を延ばす>というタイトルでコラムを執筆させていただきました。今日から公開になっております。よろしければご一読ください。
これまで学校関連刊行物のような閉じられたコミュニティ内で閲覧できるものに文章を書いたことはあるのですが、一般公開されているウェブメディアに文章が載ったことは初めてです。母校の東京医療専門学校ホームページで卒業生のコメントには掲載されていて一般公開されていますが、やはり閉じられたコミュニティという感じです。
今回のような他業種の人が書いているサイトに載ることは違います。密かな夢だったので嬉しいです。
こちらのコラムを書くきっかけはポータルサイト「ケアくる」に登録したことがきっかけでした。
情報メディア「ケアクル」と「ケアくる」。とても似ていることから分かるように同じ運営会社です。株式会社ケアくるがどちらも運営しております。
「ケアくる」はこれまで店舗単位で検索をすることが常識であったポータルサイトにおいて、個人に注目したサイトなのです。○○という店名で検索されるのではなくスタッフ個人名で検索する。これが画期的なシステム。
うちのように個人治療院ならばスタッフは私一人なので一緒ですが、複数のスタッフを抱える店舗であれば各個人が検索対象になるというもの。
よく美容院ではお店ではなく美容師にお客がつくと聞きます。スタッフが多店舗に移籍すればお客さんもそれについていくといった具合に。
個人名で検索するというのは新しい取り組みで、これは業界の常識を覆すかもと考えています。ここを書き出すととても長くなるので今回は省略します。
「ケアくる」に掲載してもらうにあたり、エンジニアさんと面接が必要でした。その際にエンジニアさんと、私をどのように打ち出そうか相談しました。
もちろん仕事ですからなるべく患者さんが集まるようにした方がいいわけです。それは、こちらサイドは当然としてサイト運営側もそうです。そうなると「腰痛」とか「美容」とか一般受け(ターゲットが広い)キーワードを使った方が確率は高いわけです。
当初はそのように一般的な打ち出し方を考えていて、面接時にエンジニアさんに意見を求めてみました。するとエンジニアさんは、事前に当治療院のホームページをチェックしており、
「社交ダンスに特化している」というのは強力な個性ですよ。個人的にはここを出してもらいたいです。その方が様々な施術者が掲載されている感じが出ていいです。
と意見をくれました。
それを聞いて、腹をくくるか!と社交ダンスを前面に押し出すことに決めました。社交ダンス関係者に焦点を絞ると母数が少ないのは確かですが、まず他と競合することはありません。個人を前面に出すサイトですから自分の個性を出すことにしたのです。
通常は白衣姿を掲載しますが、ここだけは敢えて社交ダンスの姿。ホールドという社交ダンスをしている人なら絶対に分かる(むしろしていない人には全く分からない)基本姿勢のポーズのものを採用したのです。
「ケアくる」サイトに情報が掲載されてからしばらくして、運営の方から「ケアクル」のコラム執筆の依頼が届きました。知り合いが何人かインタビューされたりコラムを書いたりしているので、密かに自分もやってみたいと願っていたので嬉しかったです。
依頼者からはテーマは好きなように、業界向けと一般向けと二つがありますがどちらでも、という<好きな事書いてください>状態。これはこれで悩むものでした。
さて何をテーマに書けばいいだろう。読者層(閲覧層)はどういったところだろう。他の人が書いていないことが良いだろうがあまりにマニアックでもいけないし。
このような思考が巡りました。
結局「ケアくる」では社交ダンスを前面に出しているので、「社交ダンス」をテーマにして書くことに決めました。もちろん鍼灸マッサージ師という医療従事者である以上、健康と関連する内容にしたい。そこで私が常々考えている、社交ダンスが高齢者の機能低下を予防できる、ということを主軸にしました。
おりしも現在は空前の「競技ダンス」ブームと言えるでしょう。
世間一般にはそこまで浸透していないかもしれませんが、これだけ「競技ダンス」が一般メディアに乗ったことはないでしょう。テレビのバラエティーで特集が組まれ、少年ジャンプに連載され、テレビアニメにもなりました。しかもどれも異なった内容。社交ダンスで優劣を競う「競技ダンス」という題材が注目されているのです。
私も大学で始めた競技ダンスが社交ダンスとの出会いです。「競技ダンス」の方が「社交ダンス」より愛着があります。
しかしながら、だからこそここで「社交ダンス」の方に注目してみることが大切だとも思ったのです。
社交ダンスは読んで字のごとく人と人との触れ合いがあるダンス。人生を豊かにする。体を衰えさせない。障害者とも一緒にできる(ブラインドダンス、車いすダンス)。何より子どもからお年寄りまでできる。
このような魅力を「超高齢化社会」というワードと絡めて文章にしてみました。
普段私が書く文章に使う写真は自ら撮影したものばかりですが、今回は運営側が素敵な画像を付けてくれました。印象が大きく変わってプロっぽい出来栄えになっています。一枚だけ私が敬老ダンスサークルのダンスパーティーで踊っている写真が入っています。一枚だけ異質であり、そこにリアルな社交ダンスが垣間見えると思います。
よろしければぜひ目を通してください。
コラムはこちら
甲野 功
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