姿勢を良くしようと心掛けても、本当に良くなるのには何年もかかりました。ある程度満足できる状態になったのは大学4年生の秋くらい。それくらい長年染みついた猫背の習慣を捨て去るに苦労しました。更に当時は18~21歳という身体の絶頂期。青壮年や中年になってから猫背を直そうとしても相当大変でしょう。
猫背を直そうとするのではなく、社交ダンスに夢中になって日常から意識して体を鍛えたから猫背とオサラバできた。そういう感じです。
本気で猫背を直したいならば、体を鍛えて、身体の構造を知り、精神面を前向きにし、良い姿勢を維持する気持ちと筋力が必要です。それらのどれも満たすものが社交ダンスにあるのです。
甲野 功
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