開院時間
平日: 10:00 - 20:00(最終受付19:00)
土: 9:00 - 18:00(最終受付17:00)
休み:日曜、祝日
電話:070-6529-3668
mail:kouno.teate@gmail.com
住所:東京都新宿区市谷甲良町2-6エクセル市ヶ谷B202
次女の保育発表会後に近所の寿司屋に行き、家族でランチをしました。
うちの近所で数少ない、長年続いている近所の食事処を紹介します。
昔から、お祝い事や親類の集まりをするときに利用できるレストランは、「八千代」しかありませんでした。
正式には「鮨處八千代牛込店」ですが、家族は「八千代」と言っていました。私が物心ついたときからあるので、軽く30年はあるお店です。
まだ都営大江戸線が開通していない頃からあります。
大江戸線が開通以前の方が地元は商店街が栄えていたました。外苑東通りの道路拡張のため商店街が2つ消滅。個人店は軒並み無くなり、マンションだらけで飲食店はめっきり減ったのが今の状況です。増えるのはクリーニング店と美容室と歯医者のみ。その中で唯一といって過言ではないくらい、残っているお店です。
何か美味しいものでも、と食べに行こうとしていける場所として長年親しんできました。
場所は牛込柳町駅南東出口から徒歩1分の路面店です。とにかく駅から近い立地。
八千代そのものはグループ店で四谷三丁目の荒木町が本店です。荒木町も神楽坂に並ぶグルメとお酒の町で、いまだに「流し」がいるという土地柄。その八千代が最初に出した分店が牛込店です。
当時は駅もないマイナーな場所だったにもかかわらず、ずっと残っている。それだけ地元の人に愛されている証拠でしょう。
なお牛込店だけグルメサイトがありません。相手にされていない?地元客だけで商売しているから?
※こちらのお店は閉店しました
牛込柳町駅界隈では一番大きなレストランの部類でしょう。
サイゼリヤを除くと間違いなく現状では一番大きなお店です。広いことで、カウンター席、テーブル席、個室スペース、離れテーブル席と選択肢があるのが助かります。
カウンター席は生けすが設置されており目の前で魚が泳いでいます。その向こうに寿司職人さんがお寿司を握っており、握りたてを出してくれます。回転すしではない寿司店の醍醐味を味わえます(二つの意味で)。真の常連さんはカウンター席の端に座ってお任せで日本酒と刺身を食べていますね。
テーブル席は4人掛けが幾つかあり家族連れ、グループに良いです。4名がカウンター席で横に一列に並ぶと端同士が離れてしまいますが、テーブル席なら近いです。
大人数(20名くらい)が入れる個室スペースもあり、扉をしめると個室状態になります。以前法事の後の会食を行ったことがありますが、便利でした。椅子席なのでお年寄りに優しいですし。
子育て世代に嬉しいのは、道路側の窓際にカウンター席から視界に入らないテーブル席があることです。
子供が小さくて少しうるさくしても声が他のお客さんに聞こえないし、姿も見えません。大きな鏡がある壁とガラスから見えるそとの景色が、子供の注意をひいてくれます。
回転しない寿司はそれなりに高級ですので、未就学児と一緒だと入れない(入ることがはばかれる)お店が多いのですが、ここ八千代はその心配がありません。キャラクターものの割れない食器を用意してくれるので本当に助かります。
価格帯は中流といったところ。神楽坂の名店のような客単価にはなりません。お酒をたくさん頼めばそれなりにかかりますが、高額店ではありません。かといってファミリーレストラン並みとは言えず、ちょっとした贅沢をしたい、というくらいの価格帯でしょうか。
社会人になって自分のお金で八千代に行って食べたときのことを思い出します。まだ消費税が3%だったと思いますが、かなり食べて一人4000円いかなかったと記憶しています。お酒を一切頼まないのですが、それを考慮しても、量を食べた割には高くなかったですね。
味は正直なところ、波があると思います。あくまで個人の感想ですが。これをは凄い!と素直に感動するときと、おや味が落ちたなと眉をひそめるときと、あります。ネタのせいなのか職人の腕のせいなのかは定かではありませんが、長年行っている感想としてムラがあることは否めません。結局また行くのですが。
お薦めは何ですかと聞かれれば、私は意外にも「つみれ汁」と答えます。これはずっと変わらず美味しいです。ランチ以外では必ず頼むメニューです。
お寿司そのものは港町の方が絶対に美味しいと思うのです。また神楽坂まで行ってお金を出せばもっと美味しい寿司は食べられることでしょう。素材を加工して、手間をかけたつみれ汁は八千代でしか食べられない一品だと評価しています。
あじさい鍼灸マッサージ治療院の近くにあります。良かったら治療前後に足を運んでみてください。
甲野 功
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