日曜日に長女の誕生日祝いとして箱根小涌園ユネッサンに連れて行きました。ユネッサンは屋内スパ施設です。真冬の箱根でも水着で泳ぐことができます。現地に着くまではとても大変でしたが、着いてからは長女一人だったのでそれほど気を使う心配がありませんでした。
長女は小学1年生。プールに入っても足がつく身長に成長しています。夏にプールで泳ぎを結構教えたのでバタ足で泳ぐことはできます。つまり水の中にいても常に監視しておかなくても平気なくらいに成長しました。不測の事態が起こるかもしれないので目は離しませんが、前回ユネッサンに来た時のような、いつ溺れてもおかしくないと気を常に張っていることはなくなりました。次女が一緒だったら話は別だったでしょう。私と一緒に遊びつつも、自分のペースで浮かんだり潜ったりバタ足をしたりしています。
ユネッサンのプールに入ってから3時間くらいすると段々疲れてきたのでしょう。長女はぼーとプールサイドに座るようになってきました。
私もぼんやりと外を眺めながら水の中にいました。
ユネッサンは箱根の山々が見えるプール。夏場は外で景色を楽しみながら遊べるところです。大きな窓からガラス越しに見える山の景色を眺めていました。当日は珍しいほど雲がない快晴。行きのロマンスカーでは見事な富士山の姿が見られました。都心部に住んでいるので山を眺めるということ自体が非日常のことです。更に雲がない青い空。長女も活発に動かないので私もぼんやりとしていました。家から離れた山の中。のんびりと温水プールに使って箱根の山を眺めている。
普段では考えられない贅沢でした。
仕事場に居ても家にいても起きているときは何かしらしています。夜寝るときも両側に子供たちがいて、寝ぼけて乗っかってきます。うなされて深夜急に泣き出したり怒り出したり体を蹴られたりします。ユネッサンのプールに浸かって、スマートフォンも持たない状況はとてつもなく「何もしていない状況」。これだけ他のことをしないで考えられる時間があるのは珍しいことでした。子供が小さいうちはできなかったこと。箱根という非日常の場所で考える時間をとることができました。間接的に子供の成長を感じたものです。
何もしない状況にいると頭が冴えてくるものです。
新しいアイデアが浮かんでくる。ずっと考えていたことがまとまってくる。私は一人で治療院運営を行っています。術者であり経営者。究極のワンオペレーション。患者さんに治療を行うことは直接利益が生まれる重要な本業なのですが、それ以上に、院のこれから・自らのこれからを考えることが大事な仕事になります。患者さんが来るための準備をしておかないと、それは広報だったり器材を入れることだったり経営戦略を練ることだったりするのですが、患者さんは来てくれません。来てくれれば全力でずっと続けてきた技術知識を使って施術をするだけ。ある意味、臨床が一番楽なことです。
考えることが重要な仕事の一つ。
心、頭に隙間作る時間を作ることで、考えが整理されました。図らずもパソコンもスマートフォンもない状況だったことが幸いしたのでしょう。このとき頭にのぼってまとめたことは2月以降に活かせそうです。
強制的に頭に隙間を作れる環境を作ることが重要なのかもしれません。
甲野 功
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