開院時間
平日: 10:00 - 20:00(最終受付19:00)
土: 9:00 - 18:00(最終受付17:00)
休み:日曜、祝日
電話:070-6529-3668
mail:kouno.teate@gmail.com
住所:東京都新宿区市谷甲良町2-6エクセル市ヶ谷B202
先週、横須賀から石川勝章先生が当院にいらっしゃいました。
石川先生は横須賀で鍼灸院を開業されています。
石川先生とは昨年大塚の森空堂で行われた小児鍼セミナー「えみすけセミナー」でご一緒させていただきました。
以前アイム鍼灸院を訪れたときのことを書いた私のブログを読んで、一度鍼灸治療を受けに行きたいと考えてくださりました。
今回の件について石川先生が書いた文章が以下の通りです。
『
東京・神楽坂から歩き、牛込柳町駅そばにあるあじさい鍼灸マッサージ治療院に行って来ました。
徒歩含めて2時間かけて行った動機は同じ世代であり、同じ2児のお父さんである甲野功先生に会うこと。
あらゆるSNSでの情報発信を継続して努めておられ、都会ではあるが目立つ立地の治療院ではなさそうなところにも興味がありました。
施術の中で
甲野先生のあるブログを読んでいて、甲野先生自身がお腹を触られるのが苦手というのを知っていました。
実は私も苦手。逆にどう私のお腹に触れるのか怖くもおり、楽しみでもあったのですが、これが非常にふわっとした感じ。くすぐったさも痛さもなく、例えるとシュークリームを包むような手つきです。
これは初めの触診で安心出来ました。あとは身を任せても大丈夫という感じ。実際に身体のどこを押されても甲野先生の指が柔らかく感じるのです。いきなりギュッと押されるとそれだけで身体はビックリして固くもなります。そんな場面が一度もなかったのは凄いなと思いました。
お話の中で
甲野先生は求めて動いているからチャンスの縁が与えられるのかなと思います。
「SNSでの発信や行動は種まきなんですよ」と仰っていました。各所に種をまいているから自分にも返って来る。そして、それが一方的なものでなく相手の為にもなることを考えて行動されています。
一時の損得考えずに仕える姿勢。それだから目立つ立地でなくても御用聞きのように各方面で活躍されているのでしょう。
私も事前に甲野先生のSNS発信を見ていたのでいきなり、互いの仕事の話、お父さんとしての子どもへの関わり方の話、そして互いの信仰心の話まで。鍼灸しながら、神楽坂ランチを食べながら、徒歩で街案内していただきながらお話できたことは感謝でした。
若い学生さんも進路相談に来られるとのこと。様々な経験をして来られ、今も変化し続ける甲野先生からは適切なアドバイスをいただけるはずですね。
写真の真ん中はママさん鍼灸師の卜部佑三絵さんと息子さん。神楽坂で道に迷いそうな私をポケモンGOをしながら甲野先生の治療院に案内してくれました^ ^
(息子さんがネーミングした私のキャラ名はミスタージジィとのこと^^;)
知らない地でも助けられる。
つながりって本当にいいなぁとあらためて思った一日でした!
』
うちに来る前に神楽坂の「はりいんT」に寄ってきたとのこと。滝沢先生とは私も知る中なのでそのまま道案内をしてくださいました。
私は他の鍼灸院を訪れて文章に残すことを開業してから始めました。
反対に、同業者が来院されてきちんとまとまった文章で書いてもらったことが初めてでした。書かれる側はこのような気持ちになるのだな、と実感しました。
「はりいんT」の滝沢先生や阪口治療院の阪口先生はとても嬉しくて何度か読み直したそうです。
今回の石川先生が訪れたきっかけもアイム鍼灸院横山先生のことを書いた文章がきっかけでした。コツコツと書いてきた結果が出たことは、同業者(鍼灸師)に認められたということともに二重の嬉しさがありました。
まして横須賀からですと移動時間もばかになりません。その時間をかけても足を運んでくれたことは自信に繋がります。もともと興味があり、文章が行動を起こすきっかけになったという流れ。横須賀からの距離という壁を越えさせたことに。
当院で鍼灸治療を終えたあとは神楽坂に戻り、ランチをご一緒させていただきました。場所はおススメしている鳥茶屋別亭。看板メニューの親子丼をいただきました。
鳥茶屋を出た後は東西線神楽坂駅に向かい、途中赤城神社に寄りました。
国内でも珍しいマンション一体型神社。設計は世界的建築家の隈研吾氏。
昨年は嵐の相葉君が主演したドラマのロケ地になりました。土産話になるかと思いまして。(そういえばランチをした鳥茶屋別亭も同じく嵐二宮君主演ドラマのロケ地でした。)
以前書いた6次サービス(1次:治療、2次:食事(グルメ)、3次:観光、を合わせたもの)を実践してみたものでした。私には見慣れたものですが、横須賀という県外から来ていただいた石川先生に少しでもプラスしてもらえればと思いました。ゆくゆくは体系化してみたい取り組みです。
また石川先生とは育児、父親としての話もさせていただきました。
石川先生が書いてある通り、同世代(1歳差)であり二人の子を持つ親同士。さらに石川先生は地元で「よこすかYOU+(プラス)」という育児サークルの活動をしています。
同じような団体は数ありますが、<横須賀在住のパパママ>と父親もしっかりと参加しているのです。まだまだ育児や家事は男性はやらない(蚊帳の外)という考えが残る日本。育児に取り組む父親ということに、私も同じ立場であるので共感できます。女性だけで完結せずに男性も積極的に参画することがまだまだできていません。SNSで石川先生の活動を知っていたので育児の話をしました。
お互い独立開業している身ですから雇用される立場よりも育児に取り組みやすいわけです。時間調整が己の裁量によるため。情報交換としても有意義な時間を過ごせました。
個人的にはもっと男性が育児のことを発信していった方が社会は良くなると思っています。
都心部では共働きが普通になっています。家庭のために鍼灸師やマッサージ師となり開業するという選択肢もありだと思っていますから(私自身がまさにそれ)。
鍼灸でも按摩摩指圧でもマッサージでもそうですが、実際に会って体が触れないとできません。流派によってはテレパシーみたいなやり方もありますが例外として置いておいて。目の前に相手がいて話をして触れて、成り立つもの。ネット上の情報ではなく生の情報交換ができることが重要な要素ではないでしょうか。
遠方から体験をしに来てくださった石川先生に感謝しております。またこれまでのように、私も興味がある先生のところには時間とお金を惜しまず実際に訪れてみようと想いを新たにしました。
甲野 功
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