開院時間
平日: 10:00 - 20:00(最終受付19:00)
土: 9:00 - 18:00(最終受付17:00)
休み:日曜、祝日
電話:070-6529-3668
mail:kouno.teate@gmail.com
住所:東京都新宿区市谷甲良町2-6エクセル市ヶ谷B202
7月19日~7月21日まで新潟へ家族旅行に行ってきました。
場所は3月に訪れた上越国際スキー場のホテルグリーンプラザ上越。
まさかの4ヵ月スパンで同じホテルに泊まるとは。
前回はスキーのために泊ったのですが、ホテル内の廊下には夏の広告がいっぱい。夏はプールに川遊びや花火と雪が積もるスキー場にあるホテルが夏場観光のアピールがしていました。
この戦略に乗っかって夏も来てみようということに。私個人としては、仕事柄スキーをしないと決めているので(怪我、とくに指先の怪我をしないようにするため)夏のプールの方が楽しめます。まだ紫陽花が綺麗に咲いていました。
新潟県は私の甲野家と妻の父方の実家、両方のルーツとなる場所。
東京駅から越後湯沢駅まで新幹線で1時間半とそこまで遠くない馴染みのあるエリアです。ここ2年で3回家族旅行に訪れており、より愛着がわいてきました。
二泊三日の新潟滞在は、二人の子どもたちにとって体験学習のようなものでした。
東京都新宿区に住む我が家では大自然と触れ合う機会がありません。山や川に海と少し出かければありますが。普段できない体験を夏休みなどに体験させたいと考えています。
予想に反して梅雨が明けておらず全体を通して雨と曇りの天気だったため、計らずもプール以外にも様々な体験を子どもたちにさせることができました。ホテルの目の間に大きなプールがあるのでプール三昧と期待した子ども達は当初嫌そうな顔をしていましが。
・釣り体験
雨と気温が低いため午前中に魚釣り&魚つかみ体験を申し込みました。ホテルからマイクロバスで20分ほど移動した、自然の川を加工した釣り堀へ。近所の市ヶ谷駅前には都心部では珍しい釣り堀があるのですが、ここは川を堰き止めて5つの池にして魚を放流しています。懸念していたエサは生餌(生きた虫)ではなく加工品で一安心。私も人生で3度くらいしか釣りをした経験がありませんが、何とかやってみました。
下の娘は魚釣りをするには幼いので、簡易的なブランコで遊んだり池に入って魚を探したりしました。上の娘も加わって池の中で魚を探して歩き回りました。人工池にしか入ったことのない子どもたち。澄んだ湧き水に何を感じたでしょうか。
上の娘は虫や風景をカメラにおさめていました。
昼飯は釣った魚ではありませんが(魚釣りはキャッチ&リリースで池に返します)、川魚の塩焼きとおにぎり、それにキュウリの漬物でした。当然ながら土地のものです。
おにぎり、それもお米の美味しさに驚いていた上の娘。
新潟は米どころでご飯が美味しいことは知っていましたが、東京やホテルのものとは一段違った味に「おいしーい」と声をあげていました。またキュウリの漬物も口に入れると「おおー」と一言。小学2年生でも土地のものの味が分かってもらえて親として感激です。
東京での食事は何でもそろうしお金をかければ全国の美味しいものが手に入ります。それをその土地まで出向いて現地で当たり前に食べているものを食べる。そして味の違いを理解する。小さいうちに教えておきたいことでした。
川魚の塩焼きは一匹丸ごと炭火焼きしていました。案の定見た目が気になったのか食べたくないという子どもたち。身を解してあげて食べさせましたが、それ以上は箸が進みませんでした。
すぐそこで泳いでいる魚。
釣り上げた魚。
その魚と同じ姿形のまま焼かれてテーブルの上にあります。
食事とは他の生命を頂いていることだと認識してもらいたいと思い、そう話しました。
・ゴーカート体験
小雨が降る中、子どもとゴーカートに乗りました。
気がつけばゴーカートができる遊園地も減ってきました。私が中学生当時に行った多摩テックももうありません。我が家にはマイカーも無いので親が運転する姿を見ることもない子どもたち。
小雨が降る中、助手席に乗りハンドルを握りながらゴーカートを体験しました。
おそらく中学生以来のゴーカートで面食らい、とてもゆっくりと進めました。途中雨が顔にかかり快適とは言えないドライブ。3日目の曇り空で再度ゴーカートに乗り二度目で慣れた運転と雨に邪魔されない快適な走行、綺麗な景色を堪能しました。
・各種創作体験
ホテルには工房スペースがあり、様々なものを作ることができます。ここで上の娘は夏休み自由研究の工作を済ませておこうという魂胆です。二泊三日の滞在中にクリアキャンドルにオルゴール、そしてスノードームと3つも作りました。
基本料金にパーツを加えることで値段が加算されるシステム。子どもたちに好きなように選ばせたら予想外の高額になってしまいました。2つ目の作品からはオプションパーツを選ぶように厳命したものです。
小学2年生の上の娘は、作る前からイメージがあり考えて作っています。4歳の下の娘は姉の真似をして支離滅裂なパーツ選びになりました。タワーのてっぺんにヒトデがくっついているとか、空中にお家が浮いているといった奇想天外な作品になりました。
・そば打ち体験
上の娘はこれが一番楽しかったと話します。ホテルから送迎バスで30分ほど移動したお蕎麦屋さんへ。新潟名物へぎそばを作りました。手でこねて広げて包丁を入れます。粉と海苔から普段食べている蕎麦が完成しました。
ここで問題だったのは、やはりというか出来上がった蕎麦が美味しくないこと。
こねるのに時間がかかり、子どもでは力が弱かったのでしょう。さらに包丁も初めてだったので太い。結果とても固くなってしまいました。
更に茹でたらこれだけ増えるのか?と驚くくらい量が増えていました。下の娘はアレルギーがあるかもしれないのでわずかに食べさせて様子見。上の娘は作ることに満足して蕎麦をたくさん食べようとしません。結果、あまり美味しくない大量のへぎそばを残してはなるまいと必死に食べる親という。体調が悪くなるくらい蕎麦を食べました。蕎麦だけでお腹が膨れた経験は初めてです。いつも物足りなさを感じるものですが。
ホテルに帰って夕食のバイキング。蕎麦があったので食べてみました。プロのそば打ち職人が作ったものは全然違うなと痛感しました。
・たくさんの虫に出くわす体験
屋外にあるプール。スキー場に作られたため自然の中にあります。
当然ながら虫がいます。
レジャーシートを敷いていれば大量の蟻が食べ終わったクレープの包み紙を目指して群がっていました。
プールの水には落ちて死んだ虫が浮いています。
プールサイドを素足で歩いているとミミズが這っていて、あとでそこを訪れると踏まれてペシャンコになっていました。
虫が苦手な上の娘はその都度怖がっていました。これも普段できない体験だからと勇気づけてプールを楽しみました。
その他にも
温泉、露天風呂、
ウォータースライダー、
縁日、
花火、
ゲームコーナー
などを体験しました。
上の娘が前回のスキーで訪れたときに食べて気に入った生クリーム笹団子、娘はこれを滞在中に毎日食べていました。
それは構わないのですが、
この生クリーム笹団子をおじいちゃんおばあちゃんにも食べさせたい
と言って、お土産に買っていきたいというのです。
このホテルでしか売っていないのでここで買わないと手に入りません。越後湯沢駅では売っていません。要冷蔵品なので保冷バッグも必要でかさばります。それでも持ち帰っておじいちゃんとおばあちゃんに食べてもらうのだという上の娘。
その気持ちに成長を感じました。
甲野 功
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