開院時間
平日: 10:00 - 20:00(最終受付19:00)
土: 9:00 - 18:00(最終受付17:00)
休み:日曜、祝日
電話:070-6529-3668
mail:kouno.teate@gmail.com
住所:東京都新宿区市谷甲良町2-6エクセル市ヶ谷B202
地域のお勧めスポットを紹介する~地域散策~コーナー。
今回は少し遠いのですが、幼少期から馴染みのあるにこにこパークを紹介します。児童施設で、未就学児から小学生くらいまでのお子さん連れにはとても良い場所です。
こちらは「有料の公園」というのが正しい表現でしょうか。こども100円、おとな300円の入場料がかかります。
有料であるため、園内は通常の公園にはない遊具が揃っており、かつスタッフが常駐して見守りをしてくれます。
また軽食を出してくれる屋台があるのでランチをとることも可能です。自分で作れるわた飴があり、子どもは初めてわた飴を作ったと喜んでいました。
シャボン玉などの遊び道具も販売しているので手ぶらで来ても現地で購入可能。人気テーマパークに行くよりはるかに安上がりで子育て世代の親に助かるスポットなのです。
場所は新しく完成した国立競技場の目の前になります。
JR総武線信濃町駅を出て明治神宮外苑のランニングコースを進むと入り口があります。
にこにこパークの目の前は絵画館。その先に国立競技場が見えます。
当院のある場所からですと、都営大江戸線牛込柳町駅前の外苑東通りを曙橋方面にずっと直進すると着きます。途中、アンパンマンショップ、消防博物館を通り過ぎます。四谷三丁目駅を通り越して慶応義塾大学附属病院の先に信濃町駅があります。徒歩だと30分くらいかかるのですが、電動アシスト自転車があると気軽に行けます。
我が家ではこの道中に
アンパンマンショップ
消防博物館
おもちゃ美術館
にこにこパーク
ファミリーレストラン
があるため、休日のゴールデンコースの一つになっています。
JRの駅からもすぐなので遠方から電車に乗って遊びに来る家族もいるようです。繰り返しになりますが遊園地やテーマパークに行くよりも格段に安く上がるので電車に乗ってでも来る価値があるのかもしれません。
私が子供の頃からこの施設はあって、小学校高学年くらいになると友達と自転車に乗って遊びに来ていました。また高校は神宮球場の目の前、私立國學院高校だったので部活のランニングでこの前をよく走っていました。
ずっと身近な存在で、ここに自分の子どもを連れてきて遊ばせるのは密かな夢でありました。
私が一番ここを気に入っているのは、園内に人口の山にこにこ山があることです。
滝も作っており、なかなか見応えがあります。階段もありますが、ロープを使って斜面を登ることができます。アスレチック要素もあります。にこにこ山を登って探検できる感覚が味わえるのが一番好きな理由です。
斜面に滑り台が設置されており山登りと滑り台を同時に楽しめます。スピードが出るので遊ぶのは小学校1年生からとされています。霧雨で湿っていると更にスピードが出るので小さな子どもだと最後に落っこちてしまうのです。
頂上からは園内を眼下に見えて、そして千駄ヶ谷の駅舎が目に入ってきます。都心でありながら山の上にいるという不思議な感覚。幼少期から山登りをしてきて、普段はコンクリートに囲まれた生活をしているので、ワクワクしてしまうのです。
なお私が幼少期にはなかったのですが、夏場にはビアガーデンができます。その時期はにこにこ山が封鎖されて遊べなくなってしまいます。子どもが遊ぶゾーンが、大人がビールを飲む場所、に変わってしまいます。その分入場料が安くなるのですが、子どもが遊べるエリアが狭くなってしまうのです。少子化、経営のことを考えると仕方ないのかもしれませんが、個人的に残念です。大人はビアガーデン、子どもは遊具で遊ばせる、という組み合わせができるのですが、酔っぱらった大人の側で子どもを遊ばせるのがちょっと嫌です。
遊具も充実しています。
大きなローラー滑り台が人気のジャングルタワー。休日はいつも順番待ちで並んでいます。これには滑り台が3種類あるのですがローラー滑り台が一番人気です。そこに行くまでに梯子を登らないといけないので小さな子どもには大変です。
ジャングルタワーよりも小さな規模のワンダージャングルもあります。こちらはより小さな子ども向け。
ターザンロープも人気です。これに大人の補助なしにできるようになると、大きくなった証拠だと私は考えます。終着点で跳ね返る衝撃で子どもがロープから落ちるのがよく見る光景。
他にもトランポリンや雲梯、砂場もあります。
広々とした広場に、ネットが覆われたボール遊びができるエリアも。うちの近所の公園ではボール遊び禁止のところが多いので助かります。
ここに子どもを連れてくることの利点として、緩い社会文化交流が学べることがあります。
場所がら外国人家庭も多く訪れます。欧米だけでなく、中東、アフリカ系と思われる人種の子ども達もいます。園内には世界の国旗を紹介したパネルがあります。遊具に並ぶ際に並ぶ・待つ・譲るということをするのですが、日本人だけでなく外国人の子どもとも接してマナーを学ぶ機会を得るのです。それも一つの文化交流と言えるのではないでしょうか。
にこにこパーク内の話ではないのですが園外の入場口には自動販売機が多数設置しております。飲料はもちろんのこと、アイスとカップラーメンの自動販売機も。小学校高学年になると、ここでカップラーメンを買って食べるのがとても好きでした。大人になって子連れで再び訪れた時に、あの当時と同じようにカップラーメンの自動販売機が残っていて嬉しかったです。
東京オリンピックを前に変化が激しいエリアですが、にこにこパークは変わらずに残っています。都会にある子連れ世帯の憩いの場として残しておいてもらいたいものです。
甲野 功
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