開院時間
平日: 10:00 - 20:00(最終受付19:00)
土: 9:00 - 18:00(最終受付17:00)
休み:日曜、祝日
電話:070-6529-3668
mail:kouno.teate@gmail.com
住所:東京都新宿区市谷甲良町2-6エクセル市ヶ谷B202
8月に入りました。
長かった梅雨も明けたようで暑くなってきました。それでも昨年のような暑さはまだまだで、30℃付近。例年のような36℃くらいの猛暑日になったらどうなるでしょう。マスクをして外を出歩くには危険極まりないですね。
昨年は、猛暑は災害であり最大限の警戒をせよ、という認識に至りました。あまりに暑くて近所の区立小学校は水泳授業が中止になりました。暑すぎてプールの中でも熱中症になる危険があるということで。
また運動会も時短となり、午前中で終わってしまいました。個人のリレーは別の日に行うという異例の処置。
ご存知の通り新型コロナウィルスが再び流行しております。
不要不急の都外への移動を自粛願い。飲食店の時短勤務要請。夏休みの短縮化。
東京オリンピック延期はもう過ぎた過去のこと。どこまで人の動き(≒経済活動)を制限すれば良いのか見通しが立ちません。夏祭りも花火もできませんから夏は無くなったという声もあがるくらいです。
そこに例年の猛暑が加わったら観光どころか外出する理由がどんどん失っていくことでしょう。
その中で心配なことは企業やお店が倒産や閉店しないか。
あくまで確率的な話になりますが、東京都民の私が新型コロナウィルスに感染する確率と、知っているあるいは関係のあるお店が無くなること、どちらが高いかと言えば現時点では後者なのです。私が直接面識がある人で新型コロナウィルスに感染した人はまだいません(有名芸能人は除く)。しかし今年3月以降から閉店、縮小、倒産した関りのある、知っているお店や企業は何件もあります。
感染症の問題も重要ですが同時に経済活動の問題も大変大きいです。私自身も個人事業主でありますから他人事ではないわけです。
以前にも増して近隣地域で買い物をしようと考えるようになりました。長らく通った思い出のお店がある日無くなっていた。
知っていれば行ったのに。
そういうことが増えてきました。特に競争の激しい外食産業は新型コロナウィルス前から危険で新型コロナウィルスによりとどめを刺されたということも多いようです。
ここで地域のお店を応援する意味で、前から行っていた飲食店を紹介しておこうと思います。
大久保通り沿いにある中華料理屋で、牛込神楽坂駅が最寄り駅になります。この先に進むと神楽坂上の交差点に出ます。広い意味では神楽坂エリアですが牛込中央通りのエリアからも離れており空白地帯のような印象です。ここら辺は飲食店が点在しており観光客が行きかう場所ではありませんが地元住民や働く人にとって必要なお店が多くある感じです。
私が食べるのは他でも一緒ですが麻婆豆腐です。麻婆豆腐でそのお店の良しあしを決めると言ってもいいくらいです。
この紅樽坊は4年前に別の内容で触れています。こちらで平日のランチを食べた時に感じた「場の力」。あじさい鍼灸マッサージ治療院にも持ちたいと思ったものでした。
このコロナ禍でも生き残っているお店です。
大久保通りという比較的大きな通りに面した路面店です。店内もそれなりに広く、40名くらいまでならパーティーが開けるくらいでしょう。
夜は飲み放題、食べ放題メニューもあるようです。
新型コロナウィルス流行前から夕方にお弁当販売を行っています。ここのチャーハンや麻婆豆腐、餃子など値段がお手頃でちょくちょく夕飯のおかずに買っていました。
店内のメニューは凄く安いわけではありません、高くありません。庶民的な値段設定です。
メニューは一般的な中華料理屋にあるものばかり。正直な感想でいえば、猛烈に美味しいとは言いませんがまずくもありません。値段以上のクオリティー。
店員さんは全員中国人のようです(確認していませんが)。そして料理が出てくるまでがとても早い。
どうでしょう。いわゆる普通のお店です。
ですが、今は「普通」が難しい時代です。
私も個人事業主ですからお店の立地や規模から家賃やスタッフの人件費、食材購入などのランニングコストを何となく計算できます。あの規模を維持するのはこの時代とても大変だと思います。ちなみに大久保通りを挟んだ反対側にも中華料理屋と焼き肉店があります。少し歩けば神楽坂の目抜き通り。少し外れているとはいえ飲食店の競合店は山の様にあるところです。
そしてこの新型コロナウィルス。かなり頑張っていると思います。
これからまた深夜の営業自粛要請により、営業時間が削られることでしょう。稼ぎの大きな柱であるお酒が飲まれない、サラリーマンの飲み会が無くなる、貸し切りパーティーもできない。様々な困難があったでしょうし、これからもあるでしょう。無くなってから、そういうことならもっと行っておけば良かった、というのは遅いです。
(この場で紹介してもしばらくして無くなってしまったお店もこれまでにあります。)
ささやかな応援ということで近所の中華料理屋さん、紅樽坊を紹介しました。この2020年を地域全体で生き残れることを願って。
甲野 功
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