開院時間
平日: 10:00 - 20:00(最終受付19:00)
土: 9:00 - 18:00(最終受付17:00)
休み:日曜、祝日
電話:070-6529-3668
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住所:東京都新宿区市谷甲良町2-6エクセル市ヶ谷B202
新型コロナウィルスの新規感染者数が気にならなくなってきました。東京は人口が多いので感染者が多いのは当然のこと。あまり話題にならなくなっているように感じます。マスクをして外出することが当たり前となり、手洗い・消毒も徹底されてきました。これがウィズコロナということなのでしょうか。模索しながらイベントが再開し、人の移動や交流が戻ってきている感覚があります。色々と意見が分かれたgo toキャンペーンも東京都民も対象になるようです。日本で最も人口が集中する東京。都民が地方に動かないと経済的損失は大きいのは自明であるわけです。アクセルとブレーキと例えられますがブレーキを踏み続けて安全運転をしているうちに運転手のお金が尽きてしまっては本末転倒です。東京都民の私は近場の神奈川県から観光を再開しようかなと思っています。鎌倉、箱根と魅力のある観光地がそばにあります。
今回は鎌倉のお寺シリーズということで浄智寺(じょうちじ)を紹介します。
鎌倉五山の第四位となります。
鎌倉五山については
第一位 建長寺
第二位 円覚寺
第五位 浄妙寺
をこれまで書いてきたので4つ目です。なお書いてきた順番に特に意図はありません。
浄智寺は臨済宗円覚寺派に属し北条宗政とその子師時によって、1281(弘安4)年頃創建されたといわれています。場所はJR北鎌倉駅が最寄りとなります。周りには多くの名刹があるエリア。北鎌倉駅から鎌倉駅まで間はお寺を巡りながら歩くのにもってこいです。秋になり暑さが和らいで行楽シーズンが訪れます。散策に良いところです。
浄智寺の特徴はと言われると、目立つことはないが趣のあるお寺、という感じでしょうか。花の時期は彩があるようですが、全体的に緑に覆われた印象です。社殿も派手という感じはありません。
大仏ハイキングコース入り口横にある境内への道があり石橋があります。
立派な山門をくぐって境内を進んでいくと緑豊かな道があります。鐘楼門は鎌倉では珍しい唐様。
鐘楼門の先には大きなお墓が現れます。その形状が特徴的です。
鎌倉のお寺らしく洞窟や岩肌が露出しているところが見受けられます。鎌倉にはこのような地形が多数あるのです。
周回するように造りで入り口から境内を一周すると元の場所に戻るようになっています。自然路を散策しているような気分になります。
山寺でありますがそれほど高低差もなく、目立つ庭園があるわけでもなく。建長寺のような広大な敷地があるわけでもなく。何ともいえません。
一つ他のお寺と異なる点を挙げれば布袋尊でしょう。切り立った岩肌に隠れるように置かれています。秘密のエリアに立ち入るかのような通路を進むと現れます。鎌倉七福神の一つで七福神巡りをする方は訪れないといけない場所です。20代の頃から幾度が訪れているのですが、他のお寺と混同してしまいます(失礼)。布袋尊をみて、ああここだと思い出すものです。
印象が薄いのに再び訪れるのは行くと心が落ち着くからでしょう。建長寺や円覚寺といった大きなお寺にはない静かな雰囲気があります。
まだまだ三密を避けましょうという時期。屋外で静かなお寺散策はもってこいではないでしょうか。北鎌倉駅からお寺を巡る散策はお勧めです。浄智寺の他にも円覚寺、東慶寺、明月院、建長寺といった有名なお寺を巡ることができます。他のお寺と比較するのも面白いと思います。
甲野 功
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