開院時間
平日: 10:00 - 20:00(最終受付19:00)
土: 9:00 - 18:00(最終受付17:00)
休み:日曜、祝日
電話:070-6529-3668
mail:kouno.teate@gmail.com
住所:東京都新宿区市谷甲良町2-6エクセル市ヶ谷B202
神楽坂に日本はおろかアジア初上陸のお店ができました。
それがオー・メルヴェイユ・ドゥ・フレッド(Aux Merveilleux de Fred)です。
英語が苦手な私には全く読むことができませんでした。英語の前にフランス語ですし。
何度も触れていますが神楽坂はフランス人が多く住む土地。白銀公園にはフランス人と思われる家族連れがたくさん来ています。さすがに発音で英語ではないと分かるのでおそらくフランス人であろうという憶測ですが。ドイツ語は大学で第二外国語として少し習っていたのでドイツ語も何となく除外できます。
そのフランス人に馴染みのある神楽坂にできた、パンと洋菓子のお店がメルヴェイユです。
Aux Merveilleux de Fred オー・メルヴェイユ・ドゥ・フレッド
ホームページはフランス語表記なので食べログの方が分かりやすいと思い、こちらもURLを乗せておきましょう。
お店のチラシには「メルベイユ」とカタカナ表記されているので、以降はメルベイユと書いていきます。
場所は神楽坂上とか奥神楽坂と言われる、東西線神楽坂駅に近い場所です。神楽坂下の観光地として有名なエリアではなく地元商店街という感じの神楽坂上に店を構えています。更に商店街の賑わいがおさまって、神楽坂の隅っこに近い場所です。隣は我が家が誕生日ケーキを買ういきつけの「ぼんりびえーる」があります。“ぼんりびえーる”とはフランス語でボン河を意味します。つまりフランス菓子のお店。フランス洋菓子店が隣同士に並ぶという凄い立地です。
そばにはラカグ、赤城神社といった特徴のある施設があります。東西線神楽坂駅にある出口の中間にある立地です。
ホームページを見ると分かりますが、店舗があるのはアジアで日本だけ。フランス本国はもちろん、ほとんどがヨーロッパで展開しており、他には北米に2店舗あるだけ。日本のお店がポツンとあります。北米以外のヨーロッパ圏外への出店先を日本、しかも神楽坂を選んだことに驚きがあります。まして神楽坂エリアでも外れの方。観光客が一番行きかう場所ではないところに。地元民としてはちょっと感動するポイントです。
そして内装の凄いこと。
是非とも実物を見てほしいのですが、とてつもなく大きなシャンデリアがあります。従業員と比較すればどれだけ大きいか分かると思います。このシャンデリアだけでも見に行く価値があるかと。
しかも店舗内は吹き抜けになっており、2階天井から吊るされています。しかも大きなメインのシャンデリアの上にもう一つ小型のシャンデリアがあり、2段になっているのです。率直に大地震のときに落ちないか心配になりますし、シャンデリアが落ちたらオペラ座の怪人のようなことになるだろうなと「金田一少年の事件簿」を読んでいた世代には脳裏に浮かんでしまいます(不謹慎ですみません)。またあじさい鍼灸マッサージ治療院があるアパートは真下の階がシャンデリア清掃を行う清掃会社のオフィスなので、そのうちそこに仕事が来るのかな?などと余計なことを考えてしまいます。
メルベイユの看板商品はというと、店名と同じ「メルベイユ」です。メレンゲのお菓子でチョコレートホイップクリームとチョコレートチップでコーティングされています。基本形態がこちらで、他に5種類の味があります。店内にはたくさんのメルベイユが並んでおり、色鮮やかに並んでいます。
メルベイユは小さくその気になれば一口で口に入るサイズです。柔らかい口当たり。食べてみると結構お腹に残るので大きさと裏腹に満足感があります。前に試しにと買ってみたところ想像以上に美味しかったのでちょくちょく買うようになりました。子ども達も気に行ったのでケーキのレパートリーに追加です。
最近親戚の子どもの誕生日があったので誕生日ケーキを用意しようと「ぼんりびえーる」に行ったところ、たまたま休業日でした。それならばと隣のメルベイユに行ってホールケーキサイズのメルベイユを買うことにしました。メレンゲであるためメッセージプレートやろうそくを刺すことができませんでしたが。あまりの大きさに、ケーキが好きなうちの娘も残していました。大人数で分けると考えればコストパフォーマンスがいいかもしれません。
ケーキの他にもパンが充実しています。通り沿いにはパンが陳列されているので一見パン屋かと思いました。そこからはパンがずらっと並んでいるのが窓ガラス沿いに見えるのです。
2階に喫茶スペースがありそこでお茶をすることができます。2階には行ったことがないのですが、3階とベランダもあるようです。
店員さんの多くは外国人で日本語が苦手そうな方も見受けられました。職人として修業をしているのでしょうか。たくさんのスタッフが働いています。
今のところ日本では神楽坂にしかないお店。
アジアで日本を、日本の中でも神楽坂を選んでくれて嬉しく思います。新型コロナウィルスで大変な今年4月にオープンしました。今後神楽坂エリアの名所になるように育ってもらいたいものです。また神楽坂でも地味だったエリアが活性化する要因になりそうなので注目のお店です。
当院を訪れた方は少し歩いて寄ってみる価値のある場所だと思います。
甲野 功
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