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~オリジナル缶バッジ~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 SNSに投稿された缶バッジ
あげた皆様が投稿してくれました

 

 

オリジナルの缶バッジを作っています。ノベルティグッズというものでしょうか。

 

実際に作っているのは小学生のうちの娘。バンダイのおもちゃ「Canバッジgood!」で作っています。

まだ新型コロナウィルスが来る前、地域施設のイベントでオリジナル缶バッジを作れるという模擬店でこのおもちゃを知りました。うちでも作ってみたいという子ども達の要望で購入。色々と缶バッジを作って遊んでいました。

 

そして昨年5月。新型コロナウィルス流行のため最初の緊急事態宣言が発令されました。どこにも行くことができず暇を持て余した子ども達と私。このおもちゃを使って当院オリジナルの缶バッジが作れそうだと思いつきました。試作品を幾つか作ることにしました。私がパワーポイントで元のデザインをパソコンで作り家庭用プリンターで印刷します。それを長女が組み立てます。

 

家族の意見を聞き

ロゴマークのみのものも作る

屋号が入ったものも作る

周りの縁の色を複数試してみる

ということを考えました。

 

院の知名度を上げるためには屋号が入っていた方がいいのですが、デザイン性を考えるとロゴマークのみの方がもらいやすいのでは、という意見がありました。缶バッジは円の形なのでちょうど屋号を入れても収まるデザインになっていたのが功を奏しました。屋号の入ったものでもさほど違和感がなく(邪魔をしない)、両方のパターンを作ることにしました。

 

そして縁に色を付けることを考えました。色は当院のイメージカラーである青、特にやや濃いめの青にするのは決めていました。それ以外にもバリエーションを増やして普段は絶対に採用しない黄色や赤、オレンジ、ピンクなども試作品にしようと。もちろん縁無しのものも。

 

昨年の5月にはその中から数個を選択して試作品としました。

 

 

あじさい鍼灸マッサージ治療院 最初の試作品
最初に作った試作品

 

 

 

できあがった試作品は我ながら良いできだと思いました。作った娘にも好評でした。

 

そして緊急事態宣言が明けたあとの昨年10月。毎年開催しているチャリティーマッサージにこのオリジナル缶バッジを使うことに決めました。参加者に渡すのです。

 

缶バッジの部品を買ってきて複数のパターンを娘に作っても貰いました。その中の一つ、院のイメージカラーである濃い青の缶バッジは仕事用に使っているノートパソコンを入れる真っ黒なリュックに付けることにしました

 

 

あじさい鍼灸マッサージ治療院 仕事用リュックにつけた缶バッジ
仕事用のノートパソコンを入れるリュックに付けました

 

 

チャリティーマッサージ当日は参加した皆様に好きなものを選んでもらいました。寄付をしてくれた方にも一つ選んで感謝状と一緒に郵送しました。参加者にはバリエーションを用意して選べるようにしました。

 

 

あじさい鍼灸マッサージ治療院 チャリティーマッサージで用意した缶バッジ
チャリティーマッサージ当日に用意した缶バッジ

 

 

更に数を増やそうと材料を調達し数を増やしました。

 

缶バッジが増えたのはいいのですが広げるととても場所を取ります。展示用に何か作ろうと考えました。娘と100円ショップに行って使えそうなものをいくつか買ってきました。色々と失敗を重ねてパネルにフックを付けて縦に飾ることに決まりました。展示用のパネルも娘に作ってもらうことにします。出来上がると一覧にすることができてなかなか良いものができました。

 

 

あじさい鍼灸マッサージ治療院 パネルで飾った缶バッジ一覧
パネルで飾った缶バッジ一覧

 

 

小学生が作ったものなので缶バッジは中心がズレてしまうものが出てしまいます。フックも真っ直ぐ並んでいません。私が作ればもっと正確になるのでしょうが娘が制作したという実績を見せたかったので敢えてそのままにします。不完全なものも娘の手作りだから。一緒に作り上げている実感を彼女に持ってもらいたいです。

 

チャリティーマッサージ以降も当院に来た鍼灸学生さんや知り合いの同業者に、良かったら選んでください、と渡しています。段々と展示したパネルから缶バッジの数が減ると娘も喜びます。そしてSNSに投稿してくれる方がいて、その様子を見せるとまた喜びます。作ったものが知らない誰かの手に渡っていくという経験。

 

 

あじさい鍼灸マッサージ治療院 SNSに投稿された缶バッジ

 

 

当院のロゴマークは妻が次女がお腹にいるときに絵の具で描いた完全なオリジナルです。デジタルで描いたものではありませんから再現することは難しい。そのことを長女はよく分かっています。屋号は長女の名前にちなんだもの。ロゴマークは生まれてくる次女をイメージして母が描いたもの。それを父がする院の缶バッジとして組み立てている。そのことを理解しています。

 

 

元々は子どものおもちゃから着想を得ました。やってみたら面白そうだと。作ったから売上があがるとか患者さんが増えるとか直接効果はありませんが、意味がありました。また別のグッズも考えてみたいです。

 

甲野 功

 

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