開院時間
平日: 10:00 - 20:00(最終受付19:00)
土: 9:00 - 18:00(最終受付17:00)
休み:日曜、祝日
電話:070-6529-3668
mail:kouno.teate@gmail.com
住所:東京都新宿区市谷甲良町2-6エクセル市ヶ谷B202
最近、連続で猫カフェに行きました。猫カフェとは猫と触れ合える施設。カフェと言っていますがカフェの要素はとても少ないでしょう。
私は小学校2年生から数年前までずっと猫を飼う環境にいました。実家は最大で8匹猫を飼っている状況。最後の飼い猫マーチが亡くなったのが数年前。それまでの間ずっと猫がそばにいました。
小学生の長女はギリギリ最後の飼い猫「マーチ」を覚えていて、少しふれ合った経験があります。保育園児の次女はほとんど記憶がありません。ただ私がとても猫が好きであることを娘二人はよく分かっています。外で猫を見つけると夢中になっている様子を目の当たりにしてきました。
長女は成長をしてきて猫が可愛いと感じるようになってきた様子。今度猫カフェに行きたいと話すようになりました。
言い出してから1年くらい経過していたのですが、この新型コロナウィルスの影響で機会を失っていました。猫も新型コロナウィルスに感染するという話も昨年夏前に出ていましたし。また今の猫カフェはどのようになっているのかちょっと分からなかったです。最後に猫カフェに行ったのはもう10年近く前。東日本大震災の影響がまだ残っている頃でした。その時は池袋の施設に行き、猫カフェというより猫が放し飼いにされているスペースという感じでした。今の猫カフェの現状がよく分かりませんでした。
緊急事態宣言中ですが、子どもの情操教育の一環だと割り切り猫カフェに連れて行くことに。動物と触れ合うことは大切だと考えています。
私が子どもの育児にすんなりと入れることができたのは幼少期から猫の世話をしていたからです。猫を飼うと毛が抜けて掃除が大変です。糞はとても臭い。ケガをしたり病気になったりと不調になれば病院に連れていきましたし世話をしました。気まぐれでわがまま。
そうではありますが、猫と相対することは命を守ること命と向き合うことです。我が子が生まれた時と同じ感覚です。なお飼い猫にとって一番のライバルはその家庭に生まれた赤ちゃんだと言います。私も長女が生まれてから飼い猫に対する意識が消えて我が子に注がれることになりました。
言葉を交わすことができない猫と接することはコミュニケーション能力を鍛える意味もあるのではないかと思います。動画や写真で可愛いというだけでなく、長女にはリアルな猫と接してもらいたいなと考えました。そして私自身も猫と遊びたいし。
目星を付けていた新宿の猫カフェを調べたところ、入場は中学生以上というルールでした。これでは長女が行くことができません。他を調べてみると高田馬場に小学生でも入れる猫カフェがあることを発見。新宿よりも近いのでここにしようと長女と行ってみました。
駅近くの雑居ビルの一部屋。広くない中で合計19匹も猫がいました。たくさんの猫を前にして長女は少々怖がっていましたが、本物の猫を前に可愛いと喜びます。久しぶりの猫との触れ合いに私も嬉しくなりました。撫でたり話しかけたりして猫の様子を伺います。
猫は匂いで猫を飼っているかどうか、猫好きかどうか分かるようです。最後の飼い猫が亡くなって時間が経っているので猫の匂いが消えてしまっているのでしょう。あまり心を開いてくれなくてちょっと残念でした。長女はおっかなびっくりで撫でてみました。
ちょうどおやつをあげるサービスタイムがありました。猫たちに群がられてびくびくしながらおやつをあげる長女。膝の上に乗っかってこられて少し怖がっていました。慣れると可愛いと喜んでいました。
初めての猫カフェで可愛かった、癒されたと感想を述べる長女。また行きたいというのであまり日を空けずに次女も一緒に行きました。保育園の次女はちょっと猫が苦手、というか怖がっていてあまり楽しめなかった様子。二度目の長女はかなり慣れてきて猫と一緒に写真を撮っていました。気に入った猫の名前を覚えて名前を呼んで話しかけていました。
猫や犬といった人間社会に溶け込んでいる哺乳類と触れ合うことは大切だと思います。
猫や犬を虐待することは非常に危険で殺人事件に発展することもあると言われています。虫を殺すとか魚をさばくようなこととは意味が大きく異なります。社会的に人間に近い存在であります。単に猫ちゃん可愛いね、というものだけでなく生き物と接する機会が猫カフェにあると考えます。いざ触れ合えば可愛いだけでなく、毛が付きますし、匂いもあります、皮膚がただれているところもある猫もいます。可愛い猫を集めたYouTube動画やテレビ番組では見えない現実を知ることになります。生きた猫を触れてそういう点も子ども達に知ってもらいたいなと親としては思います。
また猫カフェに行って猫を可愛がりながら色々なことを学びとってもらたいなと願います。
甲野 功
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