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遂に次女も一眼レフカメラを持つようになりました。
私は風景写真を撮るのが趣味で、仕事にもやや関係するので紫陽花の写真をよく撮影しています。屋号が「あじさい」なので困ったら紫陽花の写真を使っておけばさまになるもの。また神社、寺を訪れるのも好きでなるべく一眼レフカメラを持って写真撮影をしています。
私の写真撮影の歴史は結構古くて、小学生くらいからカメラで撮影していました。デジタルカメラはもちろん発明されておらず銀塩フィルムをカメラに入れる時代です。使い捨てカメラたる「写ルンです」が普及しはじめた頃でした。
※「写ルンです」は、富士フイルムが1986年(当時私は9歳)に販売開始した“レンズ付きフィルム”のこと。あくまでレンズが付いたフィルムであってカメラではないという前提条件でした。
父親の教えで「イベントがあったら率先して写真撮影をして、友人たちに焼き増しして配るようにすること」とありました。こういうことをするといざという時に役立つという処世術でした。
24枚とか36枚のフィルムを買って(一つ数百円はした上にフィルム毎にISOが決まっていた)何が映るか定かではない状況で撮影し(失敗したか判断つかない)、フィルムを巻き取って取り出し(このとき光が入ったらアウト)、それをお店で現像してもらい(現像料は千円を超えた)、そこから更に焼き増しまして人に配る。今のスマートフォンで撮ってLINEで送る(あるいはクラウド上に置いて勝手にダウンロードする)時代に比べればとてもつもなく手間とお金がかかったものです。それを敢えてやった方がいいという父の教えでした。
小学校、中学校、高校と周囲に比べればかなり撮影をする方だったと思います。自然と写真撮影をしてきました。
器材が進化してデジタルカメラが登場し、携帯電話で写真撮影ができるようになり、スマートフォンが高機能になって高画質の写真撮影が可能になりました。今はスマートフォンでしか撮影しない人が大部分ではないでしょうか。コンパクトカメラはほとんど見かけなくなりました。
反対にごっつい一眼レフカメラで撮影する若者が結構いるようです。特に女性カメラマンが増えた印象があり、東京ディズニーランドやサンリオピューロランドに行くとプロレベルの機材を持った女性を多数みかけます。私が子どもの頃、女性は機械音痴というレッテルが貼られていましたが今は女性の方がカメラの扱いが上手なのかもしれないと思います。周りをみると一眼レフカメラを構えているのは圧倒的に女性が多くて、男性で持っているのは中高年という感じ。若い男性が一眼レフカメラを持っている姿をあまり見かけません。
このような時代なので長女には早い時期から一眼レフカメラを持たせて撮影をさせてきました。
最初は重くて構えられませんでしたが、どんどん上達しました。親バカかもしれませんが最初から驚くほど上手でした。上野に行って本格的に一眼レフカメラで撮影させたのが3年前の秋。自分の一眼レフカメラを買ってもらってからは撮影を重ね、外国で撮影したこともあります。非凡な才能を感じます。
親や姉が撮影しているのをみてやってみたくなるのが次女。自然な流れでしょう。
少し前からスマートフォンやタブレットではなくきちんとしたカメラで撮影したいと言い出しました。小学校低学年で重たい一眼レフカメラを構えられるか疑問だったのですが、やらせてみようと思い、お古の一眼レフカメラをあげました。
過去に長女のお友達が一眼レフカメラで撮影しようとしたのですが一枚も撮影できませんでした。もうカメラをファインダー越しに構えるということがしたことがないですし、シャッターを半押ししてピントを合わせるということができません。水平を保つのも難しそうでした。その様子をみて長女ができすぎるのだと基準を考え直すことにしました。
果たして次女はどれくらいできるのだろう、と様子をみながら撮影させてみました。長女みたいに最初からできるのだろうかと。
近所の公園に行って撮影練習をしました。ここは長女も練習した場所です。
渡したカメラは10数年前に製造されたもので、かなり重たいもの。案の定まだ構えるのが辛そうでした。指の力もまだ足りないのでシャッターを押すときにブレてしまいます。性能も今のカメラより劣るでしょう。ピンボケや水平が保てていないものもありました。それでもあまり気にせず撮影をしていく次女。楽しいようです。
精密機械なので絶対に落とさないように話をしてとても注意深く扱っていました。私と同じように長女も取り扱いに注意をしています。これくらい普段手に取る他のものも注意して扱ってほしいものです。父親や姉の姿をみて分かっているのでしょう。また同じことを姉にも注意されて。大事に扱うことを学ぶ機会にもなっています。
緊急事態宣言が解除されたらまた箱根に旅行にいこうと子ども達と話しています。おそらく解除されたとしてもいきなり遠い県外まで行くのは厳しそうですし。比較的近い、行き慣れた箱根からでしょう。その時にはみんなでカメラを構えて普段見られない自然をカメラに収めてみたいです。
甲野 功
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