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~上野東照宮~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 上野東照宮
上野東照宮

 

 

先日フジテレビで以下の番組が放送されました。

<世界の何だコレ!?ミステリーSP【日本のナゾ大調査&仰天!何だコレ映像】>

番組の内容には

上野公園に400年続く立入禁止エリア!家康ゆかりの黄金場所&慶喜の禁断(秘)部屋

という案内があり、気になって見てしまいました。上野公園とはもちろん東京都台東区にある上野恩賜公園。そこに(徳川)家康ゆかりといえばピンときました。上野東照宮です。

 

上野東照宮

 

日光東照宮、久能山東照宮(京都の金地院内)、そしてこの上野東照宮が徳川家康公が自ら指示して作らせた三大東照宮と言われています。私はつい数年前まで東照宮というのは日光にしかないものだと認識していて、上野にも東照宮があると知って驚きました。なぜ上野に?東照宮とは徳川家康公を祀る神社であることは何となく知っていたのですが。長女と上野恩賜公園で写真撮影練習会に行ったときにきちんと見た上野東照宮。何度か訪れて調べてみると非常に興味深いものです。

上野東照宮は江戸時代寛永4年(1627年)に創建されました。もちろん徳川家康公(東照大権現)を神様としてお祀りする神社です。1616年(元和2年)に天海僧正(家康の側近)と藤堂高虎(臣下の武将)は危篤であった家康公に呼ばれ、我ら3人が一つに集まって休まるところを作って欲しいと遺言を残します。そこで天海僧正は、藤堂高虎の屋敷があった今の上野恩賜公園に東叡山寛永寺を開山。境内に創建した神社「東照社」が上野東照宮の始まりです。のちの1646年(正保3年)に朝廷より正式に宮号を授けられ「東照宮」となりました。現存する社殿は1651年(慶安4年)に三代将軍徳川家光公が建て替えたもので、日光まで参拝できない人々のために日光東照宮に準じた豪華な社殿を建立したとのこと。確かに金地院の久能山東照宮はかなり古びていますが、上野東照宮は日光東照宮には劣るものの金を使った豪華な造りです。

幕末に起きた幕府軍対討幕軍の上野戦争戦火、大正時代の関東大震災、昭和時代の第二次世界大戦戦火どれからも免れて現在もその姿を残しています

 

御祭神は徳川家康の他に、8代将軍徳川吉宗、15代将軍徳川慶喜となっています。

 

上野恩賜公園内にやや目立たないところに上野東照宮はあります。上野動物園の左側に位置します。

重要文化財である大石鳥居が鎮座し参道を進みます。

正面に見えるのが唐門。こちらも重要文化財で正式名称は唐破風造り四脚門(からはふづくりよつあしもん)。金をあしらった門構え。

拝観料を払い奥に進むと透塀(すきべい)があります。菱格子の向こう側が透けて見えるのでこう呼ばれます。こちらも重要文化財。日光にある家光公のお墓大猷院にも似た堀があります。

そして社殿金色殿とも呼ばれており外壁には豪華な彫刻が施されています。日光東照宮にも通じる豪華絢爛な造りです。精密な装飾は芸術作品で感動します。日光東照宮まで行かなくても上野でそれに近い雰囲気が味わえるかもしれませんね。社殿内は非公開ですがテレビ番組で映像をみると素晴らしい内装でした。もちろん社殿も重要文化財です。

 

上野恩賜公園は元々寛永寺の境内。そこに東照宮という神社が建立されています。他にも公園内に神社がありますが日本らしい姿であります。都内の東照宮としてまた海外の観光客で賑わうことを願っています。

 

甲野 功

 

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