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~2021年緊急事態宣言明けのユネッサン~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 2021年のユネッサン
家族でユネッサンへ

 

 

10月3日の日曜日。朝から家族で箱根に向かいました。目的地は箱根小涌園ユネッサン。子ども達が大好きで毎年遊びに行っている場所です。

 

たまたま偶然ですがちょうど1年前、2020年の10月第一週の日曜日にもここに来ていました。昨年は新型コロナだけでなく箱根山噴火警戒の影響を受けていました。またその前年に起きた超大型台風により箱根登山電車が不通となり、同年の夏に復旧したのでした。

 

今年2021年も新型コロナの影響は甚大で9月末でやっと緊急事態宣言が解除されたばかり。新規感染者数は2020年を大きく上回りました。ほぼ同じ時期に全く同じ箱根のユネッサンを訪れたので(ちなみに2019年も11月に行っています)、ユネッサンを含めた箱根の状況を比較します

個人的な感想ですが、きっと何年か経ったあとに記録として役立つような気がしています。

昨年2020年10月はどのような状況だったのか。

 

あの時は世間に自粛からの反動がありました。go toブーム。トラベルもイートも。政府が率先して旅行や外食を推奨しました。新規感染者数を増大させる、システムに不備がある、といった批判もありましたが、知り合いの経営者に聞くと10月の旅行業、宿泊業、飲食は大きく業績が上がったそうです。因果関係は不明ですが年末の感染者数拡大もありましたが、秋の行楽シーズンで経済を回そうという雰囲気があったと思います。かく言う私も小田急線の子どもフリーパス100円という企画に乗っかり10月2週目も箱根旅行をしてしまいました。新宿から小田原まで往復して100円ですから。

 

昨年のユネッサンに行って感じた事はやはりお客さんが少ないということ。当時はエヴァンゲリオンコラボ企画をしている時期でエヴァンゲリオン色に包まれていたユネッサン。20年以上に渡ったエヴァンゲリオンが完結するということで大いに推していたはず。映画公開が延期されたのもありますが人出は芳しくありませんでした。

 

また困ったことは売店が全部閉まっていたこと。家族風呂から出たらもうお店が暗くなっています。お土産、おもちゃなど、行きに買おうと話していたのに一切買うことができませんでした。それは箱根湯本駅でも同様。まだ夕方7時をまわっていませんでしたが駅の売店は閉店。ホームのキオスクも閉まっています。ロマンスカーの車内販売もありません。帰りのロマンスカー内でお腹が空いて余ったお菓子をみんなで食べました。

 

買い物をしようと思っていても買う場所がない。せっかく箱根まで来たのだから思い出の品が欲しい。ユネッサンの人出とこのことは大きく気分を落としました。経済を回そう、観光地に来たからお金を落とそう、という気持ちがあったからです。これが翌週も箱根に行くことになる動機づけになりました。

 

そして今年。夏は東京オリンピック・パラリンピックがありました。世界的イベントが地元東京都新宿区で開催されていながら無観客開催かつ新規感染者拡大で画面の向こうの出来事でした。緊急事態宣言は延長につぐ延長で結局9月末まで。9月の終わりには新規感染者数が激減し、10月からは新しい雰囲気になると期待していました。ところが箱根に向かう新宿発のロマンスカーはガラガラ。9:00発の電車に乗ったのですが相変わらず乗客は少なかったのです。今年4月と7月にも乗っていますが増えている感じはありませんでした。現在感染対策のため向かい合って座ることができません。通路を挟んで子ども達と着席するのですが、前後ほとんど乗客がいませんでした。

日曜日だから、マイカーで移動している、といった理由もあるかもしれませんがかつての混雑を知っているのでとても不安になりました。1年前と変わらない。これが日常になりそうで。

 

箱根湯本駅に着くとさすがに人が増えました。ロマンスカー以外にも経路があります。登山電車に乗り換えたのですが座席はほぼ埋まっていました。4月に乗ったときは席に座れず立ったのですが。春休みと比較しても人出が少ないなとここでも感じました。

ユネッサンに着くと昨年の同じ時期に比べてより人が少ないと感じました。それはお客だけでなく働いているスタッフも

 

ユネッサンというのは水着遊べるプールとお風呂の施設です。室内エリアと屋外エリアがあり、温水プールになっています。箱根の山々を見ながら温かいプールやお風呂に浸かることができますし、室内のワインやコーヒーといった特殊なお風呂に入ることもできます。全天候型なので冬でも水着で楽しめます。過去に真冬の1月に行ったときは外の地面が凍っていました。森の湯というしっかりとして温泉施設を併設していて共通券を買えば両方楽しむことができます。

 

今回も私のところを含めて家族連れのお客がとても多かったです。子どもを遊ばせにきている親、あるいはおじいちゃんおばあちゃん。それはいいのですが昨年にも増して若いお客が少なかったです。2年前までたくさんいた外国人は昨年同様少なくなってしまいました。日本人の若い人、高校生・大学生・20代社会人くらいの層が本当に少なくなっていました。ユネッサンは若いカップルのデートスポットとして有名でした。また大学生のグループが来るところでした。それが昨年以上に少なくて。子どもを連れている親の立場としては若い集団がはしゃいでいるのは好ましいものではありませんが、自営業の立場でみると不安になります。

 

お客だけでなく施設内のイベントもかなり少なくなっていました。喫茶店や併設のアトラクションは幾つか閉まっています。ユネッサン内のイベントも随分稼働していませんでした。企業とのコラボレーション企画をよくやるのですが、ほとんどありません。そのせいか中で働いているスタッフの数も昨年以上に減っているように見えました。感染対策のためにイベントを自粛しているのか、雇用しきれないのか。長年来ているので心配になります。

 

今年も昨年の反省を活かして売店の終了時間を確認しておきました。18時閉店。そう夕方6時には閉まるのです。昨年は家族風呂を17:30~の回にしましたが今年は16:00~にしました。そうしないとお風呂を出てからお土産を買うことができないからです。結果的にユネッサンでの滞在時間は短くなるのでお金を使う機会は減ってしまいます7月のガラスの森美術館でも16:30で食事ができないという事態に参りました。あれだけの観光地でありながら店が閉まるのが早いと感じています。それはつまり観光客がお金を使うチャンスを逃すということ。コロナ前はこのような心配が無かったのですが。

 

ユネッサンを出た後はバスで小田原駅まで行きました。箱根湯本駅では食事や買い物ができないかもしれないと考えて。行きに閉まる時間を確認できなかったのですが、過去の経験を活かして確実にお店が開いている小田原駅を選択しました。小田原駅は小田急線のロマンスカーはもちろん東海道新幹線も止まるターミナル駅。夕方7時に店が閉まるということはまずありません。ここでも箱根湯本駅でお土産を買うという機会を失くしてしまいました。

 

何度も行くように箱根は大好きなエリアです。ユネッサン以外にも子ども達が好きな施設がたくさんあります。まだ気持ち的に遠出するのは避けようという気持ちがあるので隣神奈川県の箱根はとてもいい場所です。だからこそ衰退してほしくないですし、盛況であってほしいです。自粛に慣れすぎて観光客の機会を減らしていないか、その結果他のエリアに遊びに行こうと思われていないか心配です。また確実に家族で箱根に行くことになるでしょう。楽しめる素敵な場所であってほしいです。

 

甲野 功

 

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