開院時間
平日: 10:00 - 20:00(最終受付19:00)
土: 9:00 - 18:00(最終受付17:00)
休み:日曜、祝日
電話:070-6529-3668
mail:kouno.teate@gmail.com
住所:東京都新宿区市谷甲良町2-6エクセル市ヶ谷B202
オミクロン株の猛威、新型コロナウィルス感染者数が激増し東京都の新規感染者数が1万人を突破しました。東京都は不要不急の外出を避けてと言い、医師会は人流抑制より人数抑制が大切で外出制限は必要ないと言いました。どうしようか迷うところでしたが、前から話題にしていた浅草へ長女と行ってきました。自宅からさほど遠くないですし。2週間前は次女と高尾山に行きましたから今回は長女とお出かけです。
子ども達にとって浅草は『鬼滅の刃』で”竈門炭治郎が初めて鬼舞辻無残と遭遇した場所”という印象です。全国的に見ても歴史のある重要なエリアであり、世界的な観光地といえる浅草。東京の定番といえるところに連れて行くことは後々大切だと考えています。子ども達も年齢を重ねて学年が上がっていくと地域外の知り合いが増えてくるものです。そのときに東京の○○はどういう所なの?という話題が出てくると思うので知っておいた方がいいと思っています。なにより浅草は文化的・歴史的価値がある場所でそれらを知ることは長女に必要でしょう。
まずは雷門。テレビやYouTubeで見たあの馬鹿でかい提灯を目の当たりにして驚く長女。下には龍の飾りが施されています。両側を風神・雷神像が固めます。
雷門をくぐると仲見世通り。これこそ浅草という感じで低い長屋が浅草寺まで続きます。お店が軒を連ねています。鎌倉の小町通りに似ているだろうと話しました。
そして宝蔵門。雷門に並ぶ大きな門で、小舟町と書かれた大提灯と仁王像がいます。浅草寺側には大わらじがあります。
その先には線香の煙がもくもく。煙を髪につける風習を面白いという長女。煙いと言いながら手で仰いでいました。
そして階段を登ると浅草寺の本堂。その大きさ。長女が訪れた中で一番大きな寺のはずです。天井画の大きさにも目を見張ります。参拝はお寺なので合掌礼拝と教えます。二礼二拍手一礼は神社だからねと。きちんと自らのお年玉からお賽銭を入れます。
浅草寺本堂を出ると右手にある浅草神社へ。三社祭を仕切る三社様。境内では日光猿軍団から猿回しが来ていました。最初から最後まで鑑賞しておひねりを渡しました。
その後は二天門へ。雷門や宝蔵門に比べると小さくて地味ですが重要文化財。見せておきました。
二天門をくぐると写真を撮りたいと言い出す長女。愛用の一眼レフカメラで五重塔などを撮影し始めます。やはりテレビ番組で見たことがある五重塔が気に入った様子。浅草寺よりも五重塔の方に興味があるようでした。
そしてお寺特有の事をしたがります。
まず線香をお供えしたいと。200円払ってお線香を買って火を付けます。線香の束に火が付いて煙がもうもうと出たら灰に刺します。手が届かないのでそれは私がやりました。煙い~、手に匂いが~、と言いながら楽しそう。次に御神籤を引きたいと言います。今では少なくなった木製のくじを引いて出た数字の引き出しから御神籤を取り出す方式。筒が重たいと言いながらくじを引いていました。末吉でした。
浅草寺をあとにして仲見世通り、伝法院通りへ。試食につられて人形焼きをお土産に買ってしまいました。そして磯辺焼きが売っているのを見つけて買います。感染症対策で食べ歩きができないのですがそこはお店に食べるスペースがあったので二人で食べました。
トイレを済ませてスカイツリーを目指します。
東京スカイツリーよりも東京ソラマチで食品サンプル作り体験を前々からしたかった長女。事前予約ができず、現場に行ってお願いする申し込み方法でした。できるかどうか分からないが行ってみようということで東京ソラマチに行きました。
私も初めて来た東京ソラマチ。すぐ下から見上げた東京スカイツリーの大きいこと。東京タワーよりも細いのに高さは遥かに高い。圧巻でした。東京ソラマチは想像以上に大きくて広い。食品サンプルのお店を見つけるのにひと苦労でした。4階で見つけ、サンプル作り体験を応募しました。各回3名限定だったので心配していましたが。長女だけ体験をさせて私は後ろで待っていました。どのように作ったのかは背中で見えませんでしたが紅茶とチョコモンブランができていました。
サンプル体験を終えてどこかお店に入ろうかと聞くと、アイススケートをやりたいと言います。東京ソラマチは屋外アイススケートリンクが作られていたのです。長女は5年くらい前に赤坂の屋外スケート場で一度アイススケートをしたことがありました。それ以来2度目の挑戦。前回は一緒に滑らなかったので一緒にスケートリンクに立ちます。私は小学校の頃何度かアイススケートをしたことがあったので氷の上でも恐怖心はないくらいです。壁から手を離せない長女に基本的な動きを教えながらゆっくりと外周をまわります。
長女はローラースケートを何度かしているのでアイススケートもできるかと思ったのですが勝手が違うようでおっかなびっくり。最後の方はある程度壁から手を離して勧めるようになりましたが滑るというよりよちよち歩く感じです。もう少し練習を重ねないとスケートにならないでしょう。
変える頃にはスカイツリーのライトアップが始まっていました。遠くからではなく下からみたライトアップは不思議な感覚でした。長女と普段使わない筋肉を使って疲れたねと話して帰宅しました。
社会勉強を踏まえて長女を浅草に連れていきました。長女は現代風着物を着たお姉さんや生配信をしている外国人を目の当たりにして伝統と近代が融合した様子を体感した様子。現代建築の結晶とも言える東京スカイツリーを見て、やりたかった食品サンプル作りができました。予想外のアイススケートも。
父娘のいい思い出になりました。
甲野 功
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