開院時間

平日: 10:00 - 20:00(最終受付19:00)

: 9:00 - 18:00(最終受付17:00)

 

休み:日曜祝日

電話:070-6529-3668

mail:kouno.teate@gmail.com

住所:東京都新宿区市谷甲良町2-6エクセル市ヶ谷B202

~次女と箱根旅行~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 次女と箱根旅行
次女と箱根旅行

 

 

先月は長女と京都に旅行に行きましたが、今月は次女と箱根旅行に行ってきました

普段は二人を連れて箱根に行くのですが、前回が長女の行きたい京都を巡る旅にしたので今回は次女が行ってみたい箱根へ。いくつかテーマがありましたがそれらを体験してみました。

 

初日、午前中。9:40新宿発のロマンスカーに乗車。新宿発では珍しいMSE。青いロマンスカーで東京メトロ用のロマンスカーです。ロマンスカーの通る小田急線は代々木上原で東京メトロ千代田線直通になります。北千住まで繋がっており、北千住→箱根湯本を結ぶロマンスカー。ほとんど新宿を通りませんでした。青が好きなので幸先の良いスタートです。

普段は箱根湯本まで行くのですが今回は小田原で降ります。ロマンスカーも小田原行きにしました。小田原駅に着くと一度改札を出て、次女の箱根フリーパスを購入します。今、小田急線は(ICカード利用に限り)どこまで乗っても運賃100円です。よって始発の新宿から終点の小田原まで乗っても次女は100円。別途ロマンスカー特急料金を入れてもかなり安く旅ができます。そこに2日間利用できる箱根フリーパス(小田原駅起点)を購入することで運賃をかなり抑えます。なお大人の私はロープウェイを利用しないと元が取れないと判断してSuicaで移動することにします。小田原までの運賃は株主優待券を金券ショップで購入して半額近い値段に抑えていますが。

 

再び小田原駅改札内に戻り箱根登山電車に乗り、箱根湯本駅一つ手前の入生田駅へ。ここで下車するためロマンスカーは小田原までにしたのでした。散々箱根に行っているのに初めて降り立つ駅、入生田。そこにあるのは「神奈川県立 生命の星・地球博物館」。化石が展示されているという噂を聞いて、次女に行ってみたいか聞いたところ是非ともと答えてスケジュールに入れました。入生田駅からすぐ。地学に特化した博物館です

以前からその存在は知っていたのですが、どこか地方の簡素な博物館という印象を持っていました。中に入ると想像以上の規模でした。上野の国立博物館並みの展示内容だと思いました。非常に高い天井に巨大な岩の壁。鉱物、化石、宝石。石が好きな次女は大喜び。園内はフラッシュを焚かなければ撮影可能という事で喜ぶ次女の姿を撮影。地球に関する展示で、昆虫・動植物・自然環境・惑星の事など本当に地学分野満載。子どものペースでついて行きましたが改めて一人でじっくりと観察したい場所でした。

お昼ご飯をこの施設内フードコートでとりましたが1時間くらい待ちました。それくらい来場者が多くて。それも家族連れが非常に多く、三世代家族もたくさんいました。車椅子のおばあさんと孫が同じテーブルで食事をしています。これほど人気施設だとは露知らず。箱根にはまだまだ知らない施設があるものだと感心しました。

 

生命の星・地球博物館を出て次は箱根ガラスの森美術館を目指します。不幸にも天気は雨。それも本降り。事前の天気予報では小雨くらいだと踏んでいたのですが。晴れた東京から折り畳みではないきちんとした傘を持参して良かったです。入生田のバス停から箱根登山バスに乗り箱根ガラスの森美術館に向かう予定だったのです。

 

ここで問題が勃発します。バス停がありません。グーグルマップの指示通りに進むも影も形もありません。道路をバスが通っていくのが見えたので間違っていないと思うのですがバス停が見つからない。右往左往して、乗る予定時刻のバスに乗ることができず、登山電車で箱根湯本駅に出ることを決めて入生田駅に戻ろうとしたら、バス停がありました。グーグルマップよりずっと博物館に近い。雨の中無駄に歩き回ってしまいました。かつフリーパスも使えない、ガラスの森美術館にも行かない路線バスに乗ってしまいます。箱根は複数の路線バスが運行しており、箱根フリーパスが使えないバスがあるのです。バス停が見つからないのと雨の中待ついら立ちで冷静さを失い、確認を怠ってしまいました。一先ず箱根湯本駅まで次女の分も運賃を支払いいくことに。箱根湯本駅はターミナル駅ですからバスもたくさん往来しています。

渋滞に遭いながらも箱根湯本駅へ。ずいぶん人出が戻っているなと感じながら。予定よりも遅れつつ箱根湯本駅でバスの乗り換え。今度はきちんと行き先を伝えてバスに乗りました。幸いなことにすぐに出発なので待ち時間なし。ちょっと気持ちが前向きに。長女はとても乗り物に酔うのですが次女は問題なし。登山バスで曲がりくねった山道を進んでも平気です。ガラスの森美術館まで一気に行きました。

 

我が家ではお馴染みの箱根ガラスの森美術館に到着。次女の希望は「箱根の紅葉を撮影したい」。私や長女の影響で写真撮影に精を出すようになった次女。今年春の箱根ガラスの森美術館での撮影で急激に上達しました。紅葉の写真を撮影したことがないのでやってみたいというのです。そこで私が考えたのは箱根に宿泊することで日没後のガラスの森美術館を見ることできる。それはすなわちこの季節はライトアップを見ることができる。ガラスのクリスマスツリーが飾られており、それは日本全国のクリスマスツリーでも上位の人気を誇ります。夜景の写真撮影も一緒に体験してみようと考えました。なお私自身もライトアップされたガラスの森美術館を体験したことがありません。楽しみでした。

 

ガラスの森美術館に着くとロッカーに荷物を入れて身軽になりカメラを構えます。天候に恵まれず傘をさしながらの撮影は二人とも手を焼きました。とにかく撮影の邪魔。本腰入れて撮影するなら雨具で防備して撮影するのですがそこまで用意していません。山の上で色づいた紅葉、雨に濡れたガラス作品を苦労しながら撮影していきます。図らずも雨に濡れて普段とは異なる写真をおさめることができました。

休憩がてら園内のレストランでスイーツを食べます。この旅では食事はどれも質素になりました。箱根らしいお食事は皆無。その分、喫茶は豪華に。美術館とは思えない豪華な建物と素晴らしいロケーションで、外国人のピアノ生演奏を聴きながらケーキ、プリンを食べました。雨でなければ入らなかったと思います。

 

スイーツの後はガラス作品の展示コーナーへ。今は企画展で和テイストのガラス作品があります。春のときとは違います。撮影可能なので芸術品を被写体に次女と撮影をします。次女は子どもで背が低いので下から、大人の私には思い寄らないアングルで撮影するので面白い。

外に出ると日が暮れてきてライトアップが始まっています。そこから完全に日没になるまで撮影を続けて夜景、ライトアップの景色をカメラにおさめました。箱根の山にあるガラスの森美術館。周りは闇に包まれてガラスで装飾されたクリスマスツリーが輝いています。また西洋建築の建物がライトアップされて幻想的な風景に。都心部のイルミネーションとは異なる美しさでした。

日が暮れて暗い道を歩いて『箱根ガラスの森美術館前』バス停へ。ここから向かうのは宮ノ下。かの有名な富士屋ホテルがある『ホテル前』バス停まで乗ります。当初の目論見では仙石原、ガラスの森美術館近くで宿泊するつもりだったのですが、料金が高い。しかもこちらの希望に合う宿はどんどんガラスの森美術館から離れていきます。それならば移動してもいいから探してみて、宮ノ下温泉のいかにもという旅館を見つけてそこにしました。ガラスの森美術館があるエリアは新しいところで割と近年から発展しました。ガラスの森美術館が人気になって、その後続々と施設ができてきました。対して宮ノ下は古くから温泉地として発展してきました。その中心の一つが富士屋ホテルです。いつか泊まってみたい老舗で国際ホテルの魁的存在。その富士屋ホテルの近くに泊まる宿『月廼屋旅館』があります。

 

『ホテル前』バス停から歩いて坂を上っていき、月廼屋旅館へ。主要道路から中に入ったところで、雨の中、暗い道では辿り着くのに少々苦労しました。その宿は令和の現在にまだこのような場所が残っているのかと思うほどレトロなところ。平成を通り越して昭和の雰囲気です。建て増しに建て増しを繰り返したような造り。中は迷路のような複雑さ。私が次女の年齢の頃、昭和50年代を彷彿させました。私には懐かしくとても良かったです。次女はちょっと怖かったようです。

岩風呂の温泉で家族風呂。利用料金が別途かかることなく、24時間入り放題。家族風呂が3ヵ所あります。次女はまだ一人でお風呂に入るのは厳しいので非常に助かりました。また箱根は超有名観光地でありながら夜食事をする場所は少ないのです。この宿は素泊まりプランしかないので夕食は外で済ませないといけません。ところが周囲のレストランはほとんど予約でいっぱい。そのことは想定済で夕食はセブンイレブンまで買出しにいきました。大人は旅行で食事を重要視しますが子どもはそうでもありません。コンビニで好きなものを選んで部屋で食べる方がいいと。そこで夏のときと同じようにコンビニ飯にしました。先月の長女と出かけた京都と同じパターンになりました。温泉、広い部屋、畳に布団。旅館を堪能しました。

 

翌日。起床し宿をチェックアウトして外に出ます。近くに有名な『渡邉ベーカリー』があり、そこのシチューパンを朝食にしようと狙っていましたがまだ開いていませんでした。それは諦めて箱根登山鉄道宮ノ下駅へ向かいます。途中ローソンでパンを買って朝食にします。急な坂(その名も『あじさい坂』)を上って宮ノ下駅へ。その道中にある飲食店は全て開いていません。宮ノ下駅から箱根登山鉄道で終点強羅駅へ。そこから箱根ケーブルカーに乗り替えて公園上駅へ。一人なら強羅駅から歩いて坂を登るのですが子どもには厳しい道中なのでケーブルカーを利用します。ここで困ったことに想像以上に乗り換えがスムーズで歩くのも早かったので9時過ぎに公園上駅で下車しました。目的地は『箱根美術館』です。

 

箱根美術館は箱根で最も紅葉が美しい場所と言っても過言ではないくらい有名です。9時半から開園ですが、続々と観光客が開園待ちで並んでいます。次女が箱根の紅葉が撮影したいという要望を知って、箱根の紅葉と言えばやはり箱根美術館がいいだろうと思いました。11月の箱根美術館は閉園日無し、それだけ人気があるのです。幸い箱根美術館に入る頃には雨が止み、前日の傘をさしての写真撮影という状況は避けられました。園内の日本庭園と紅葉に感動してウキウキと写真撮影をする次女。これが見たかったと言わんばかりに撮影しています。山にあるので高低差があり、箱根の山々を背景に紅葉をみることもできます。

 

箱根美術館の撮影に満足すると隣に『箱根強羅公園』もあるからいってみようかと提案します。またケーブルカーに乗るより歩いて強羅駅に向かいたいなと思いました。次女は赤ちゃんの時に強羅公園に来ていますが、もちろん記憶がありません。バラや噴水を撮影しながら公園内を下っていきます。強羅公園も山の斜面に作られているので下りながら進みます。道中とてもオシャレな喫茶店でトーストとドリンクを楽しみます。普段なら絶対に食べないような。父と娘、いつまで一緒にこういうお店に入ってくれるか。そんな気持ちを抱きながら。

 

強羅公園を出て急な坂を下り、再び強羅駅へ。箱根登山電車で箱根湯本駅まで戻ります。箱根湯本駅を下車し長女にお願いされていたお土産を買います。お菓子作りが好きな長女。美味しいスイーツを知っています。それとメディアで紹介されて気になっていた新しいお店へ。箱根湯本駅前の商店街。注意してみると入れ替わりがあります。大型台風、噴火、コロナと“箱根の三重苦”と言われた困難を経て新陳代謝が進んでいることがうかがえます。

 

箱根湯本駅に降てくると見事な晴天に。山の上は雨、曇り、そして霧だったのに。一日天気がずれたらどれだけ違っただろうと思いました。次女はそれも楽しいと言ってくれましたが。むしろ暑い中、次は小田原に向かいます。箱根湯本駅から小田原駅へ。

 

小田原駅で下車したら小田原城や海岸に行こうかと考えていました。ただ実行するかは次女の体力次第だとも。昨日とは一転、晴天の暑い中歩き回る気力が失せていました。寒い前提で着こんでいたため二人とも暑くて仕方ありません。せめて小田原に来たのだからと、駅前にできた新しい施設、『ミナカ小田原』へ。城下町をイメージした施設で箱根のホテル『天成園』も入っています。14階には足湯もあります。テレビ番組で紹介されていて一度行ってみたかったのです。

展望台からの景色は想像以上でした。水平線が見えて、海の向こうの半島が確認できます。小田原城の天守閣もみえます。晴天になったことで海と空のコンストラストが抜群でした。反対側には雲のかかった箱根の山々。素晴らしい景色でした。行った価値がありました。ここでも二人で写真撮影です。

展望台の後は魚の練り物を揚げた料理とシュークリームを食べます。そして小田原駅構内で家族へのお土産を購入してロマンスカーで新宿へ戻りました。

 

次女と二人だけの宿泊旅行は初めてのこと。もしからしたらもう機会は無いかもしれません。今の時期にしかできないこと。私のように、次女が大人になったときに思い出してもらいたいです。

 

甲野 功

 

★ご予約はこちらへ

電話   :070-6529-3668

メール  :kouno.teate@gmail.com

LINE :@qee9465q

 

ご連絡お待ちしております。

 

こちらもあわせて読みたい

家庭・育児のことについて書いたブログはこちら→詳しくはこちらへ