～２０２２年の出来事～

 

 

今年２０２２年も終わりに近づいています。恒例のあじさい鍼灸マッサージ治療院の今年の出来事を振り返ってみます。

 

 

１月

新型コロナウィルスの影響が残る年明け。１月後半にはまた「まん延防止策」が施行されます。今となってはそんなこともあったかなと思うような「まん延防止策」です。

１月は子ども達を連れて出かけた機会が多かったです。子ども二人を連れて箱根へ。次女を連れて高尾山へ。長女を連れて浅草や押上ソラマチへ。もうコロナ禍に慣れてしまった感じがありました。

あじさい鍼灸マッサージ治療院とはいうと灸法臨床研究会という技術団体からのオファーでセミナー講師を務めました。残念ながらリモートでのセミナーになってしまいましたが、その分地方の参加者もいました。

またリアルなセミナーとしてこれから鍼灸専門学校に進学する学生さんに向けて業界の広告事情を話す取り組みをしました。

 

 

２月

北京冬季オリンピックが開催。そしてロシアによるウクライナ侵攻が開始しました。前年２０２１年に東京オリンピックがあり、あっという間に冬季オリンピックという印象。日本人選手の大活躍があった一方ウクライナ侵攻の印象がそれを打ち消してしまいました。

２月は鍼灸業界に関することが多かったです。健常者向けのあん摩マッサージ指圧師専門学校の新設解禁を求める裁判が最高裁までもつれてついに最高裁判決がでました。そして鍼灸学生向けに鍼灸専門学校の現状について話すセミナーを当院で開催します。

また例年通り東京医療専門学校鍼灸マッサージ教員養成科の卒論発表会に参加しました。

臨床面では、競技ダンス選手の肩関節可動域に関すること、テコンドー選手に対する技術研究をしたことが目立ちました。

 

 

３月

１月から続いた「まん延防止策」が３月後半に終了となります。これが政府の出した（２０２２年における）最後の行動制限になりました。新年度に向けて春休みが動き回れるようになります。

長女を連れてスカイツリーを登りました。

あじさい鍼灸マッサージ治療院は学生向けの企画が多かった付きです。テーピング講習、柔道整復師に関するセミナーを開催。そして当院のセミナーに頻繁に参加してくれた鍼灸マッサージ学生さんが無事国家試験合格を果たしたのでお祝いをしました。その場には４月から進学する学生さんもご一緒しました。

 

 

４月

新年度、新学期。今年度が始まりました。

個人的には４月に夜行バスで京都訪問をしたことが印象深いです。大学の後輩である谷組がダンススタジオをオープンしそのパーティーへ。同じく大学の後輩でプロダンサーになったメンバーがデモンストレーションを行いました。京都という土地でかつて東京理科大に通った者たちの再会でした。

今月も鍼灸学生向けのセミナーイベントを行い、２日連続という取り組みでした。そこではセミナー後に活発な意見交換がなされました。

 

 

５月

ついに行動制限なしのゴールデンウイークへ。経済や人の動きが戻ってきた感じがあります。

昨年に続いて母校の東京医療専門学校で鍼灸科向けの授業を担当しました。

また当院で按摩指圧の技術講習会やリフレクソロジーを体験する催しを開催。技術講習をする機会がありました。

そして５月１５日に開院８周年を迎え、９年目が始まりました。

 

 

６月

梅雨時期であるとともに、当院の屋号である紫陽花が綺麗に咲く時期になりました。

石拾いが好きな次女の興味を伸ばそうと家族で上野国立博物館で行われた宝石展に出かけます。ここから次女の、そして家族を巻き込んだ、宝石・鉱石を追い求める日々が始まります。

また前年トラブル続きだった箱根ガラスの森美術館へ、子ども達と出かけ写真撮影をしました。

あじさい鍼灸マッサージ治療院では鍼灸学生さんに３種類の鍼術を見せるという取り組みをしました。

 

 

７月

安倍晋三元首相が銃撃されて死亡するという大事件が起きた７月。そこから再びクローズアップされた宗教問題。今現在も続いています。

数年ぶりに鍼灸師業界においてリアルで集まるイベントに参加しました。秋川渓谷でのバーベキュー。屋外であることで、久しぶりに大勢で集まるイベントになりました。こういう取り組みが再開されてきた時期でした。

進学前に相談に乗った方が３年の勉強を経てあん摩マッサージ指圧師免許を取得。同級生と開業したという事で職場を訪問し指圧を受けてきました。

 

 

８月

ついにと言いますか、子どもの発熱から私も発熱。新型コロナウィルスにかかりました。そして親知らずの虫歯から顎が腫れて大変なことになった８月。

前半には久しぶりに泊りの箱根旅行に子ども達を連れていきました。良くも悪くも家族の時間が印象的な月でした。

東京医療専門学校鍼灸マッサージ科の２年生に対してリモートで「開業支援」の授業を担当しました。それ以外にも当院で鍼灸マッサージ学生に対して就職について話をしました。このときの就職に関する話を専門学校の授業に活かされました。

 

 

９月

今月初めにあまりに歯と顎が痛くて深夜に救急車を呼ぶという事態になりました。２０代前半の入院に次ぐ人生のピンチとなりました。家族に心配をかけたのですが救急で処置をしてもらってから急速に快方に向かい、宝石・鉱物の見本市「ミネラルマルシェ」やお台場へ連れていって家庭版課外活動をすることをしました。

仕事の方では今月も学生さんに対して東京医療専門学校教員養成科、鍼低周波パルス通電についてのセミナーを開催しました。

 

 

１０月

世間では大したニュースになっていませんが柔道整復師国家試験の問題が漏洩するという業界にとっては大事件が発覚しました。業界団体の理事２名が逮捕され試験財団や専門学校が家宅捜索を受けるという事態に。

家庭では本当は８月に行く予定だった京都旅行へ長女といったことが重要でした。乗り物酔いがするから遠出したがらない長女と泊りがけの京都旅行。コロナ禍脱却を感じさせた混雑の京都。古都を巡り家庭版社会科見学でした。

あじさい鍼灸マッサージ治療院は１０月にチャリティーマッサージのイベントを行っております。今年も多くの賛同者が受けに来ていただき過半数が鍼灸マッサージ業界関係者でした。そして原宿で大規模な音楽イベント「響」が開催。鍼灸師関連のメンバーが大勢集まったコロナ前を思い出すイベントになりました。

 

 

１１月

サッカーワールドカップが開幕した１１月。これほどの成績を残すのかと世界が驚きました。

子ども達とのイベントが目立ちました。宝石・鉱物の見本市「コンセプトマルシェ」へ行く。長女が神楽坂で組紐体験をする。新海誠監督最新作映画「すずめの戸締り」を鑑賞する。そして次女との箱根一泊二日旅行。

あじさい鍼灸マッサージ治療院では学生さんに鍼灸マッサージ師において活用できる理科について話しました。東京理科大学卒の経歴を活かし、これまで理科の知識があることで実務に役立ったことを話しました。とても好評で手応えを感じたものでした。

 

 

１２月

ワールドカップでスペインに勝つという歴史的快挙があった日が私の誕生日でした。そしてその日が東京医療専門学校教員養成科の特別授業を担当するという偶然。近年まれにみる印象的な誕生日でした。

今年は特に学生競技ダンス選手の来院が多く、大学最大の大会である全日本学生競技ダンス選手権大会をサポートした選手の成績に一喜一憂しながら動画配信をみました。

治療院の方は１１月の理科に続いて今度は数学のセミナーを開催。数学の素養が実務に役立つと学生さんに対して話をしました。

 

 

このような１年間の出来事でした。振り返ると自分自身でも忘れていることがままあり、時間の流れがいかに早いかを感じます。北京オリンピックは今年の事だったのかと愕然とします。

二人の娘にはできる限り様々な体験をさせたいと企画しました。長女、次女とそれぞれ二人っきりで泊りがけの旅行に行けたことは良かったです。もしかしたらもうこのような機会は無いかもしれませんし。

主催する学生向けセミナーが活発化した１年でした。確認すると多くのジャンルで話をしてきたと思いました。毎月数件セミナーをしていました。特に理科に関する話は大きな経験でした。

 

年末に自分が行ってきたことの軌跡でした。

 

甲野　功

 

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