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~近所にライフができた~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 ライフ市谷薬王寺店のようす
ライフ市谷薬王寺店

 

 

昨年12月3日のこと。近所にスーパーマーケット、「ライフ」ができました。ライフ市谷薬王寺店。

 

ライフホームページ 店舗・チラシ情報>首都圏店舗一覧>店舗詳細:市谷薬王寺店

 

これはなかなか画期的なことでした。というのも常々書いていますが、私が住むエリア、あじさい鍼灸マッサージ治療院があるエリアは新規で建つ建物はマンションばかり。それと同時に大久保通り、外苑東通りという主要道路の拡幅工事が進み、道路沿いにあってお店が消える一方。お店が消えて大通りに面することで建築物の高さ制限が解消され(建物が高いと高所作業対応の消防車が入れるところでないといけません)、高層階のマンションが建つのです。マンションが建つのはいいのですが、1階部分に店舗を入れることを拒んできました。1階部分に店舗が入るとマンションの価値が下がるという理由で。そのため、商店が立ち退く→高層マンションが建つが1階にテナントが入らない→住む人は増えるが商店は減る、という流れが続きました。それならばとテナントを入れて新規マンションを建てるとなると美容室、歯科医院、クリーニング店、接骨院といった飲食と関係の無い深夜まで営業しないテナントばかり。飲食店だとゴキブリが出るからという理由で。また深夜まで営業するような飲食店やコンビニエンスストアは治安が悪くなるというイメージで受け付けられませんでした。その結果、マンションが建つ→1階に美容室、歯科医院、クリーニング店が入る、という流れに変わりました。そうするとマンションに引っ越してきた住人は近くに食事ができるところ、買い物をするところがないと不満を漏らします。そして美容室とクリーニング店は過剰供給となりじわじわと減っていきます(歯科医院も増えすぎているのでそのうち減っていくと予想しています)。このような状況を変えようと動きがあったのか、最近新しい建ったマンションは1階にセブンイレブンが入りました。他にはオリジン弁当。道路拡幅で壊す前提でまいばすけっとができました。少し食品を買うことができる選択肢が増えてきたのです。

 

そこで更に大きな変化としてライフ市谷薬王寺店がオープンしたのでした。調べてみると全国で296店目、首都圏では132店目、東京都新宿区では4店目になります。売場面積は997㎡。ライフの中でも小さな店舗になるそうですが、近所ではここまで広いお店が新規でできることは滅多にないのです。広い土地が余っていませんので。結局まとまった土地があればまた高層マンションを建ててしまうので。なぜこれだけ広い土地があったかというとコカ・コーラの営業所(物流拠点)があったからです。大型トラックが何台も出入りする広い土地でした。その跡地に建てたのです。当然ながらライフの上はマンションで7階建て。1階の全フロアーをライフが入り2階以上が居住スペースのようです。

 

当院の最寄り駅が都営大江戸線牛込柳町駅なのですが、隣の若松河田駅の前にもライフがあります。こちらは2階まであります。広さを1階と2階で確保しているのですが、買い物をする際にエスカレーターなどで行き来する必要があります。若松河田駅のライフ以外にも牛込柳町駅そばのスーパーよしや、牛込神楽坂駅そばの京王ストアキッチンコート、どちらも上下の移動が必要なのです。この広さがあって1階フロアーだけで完結するのは近所で珍しいのです。

新しいライフ市谷薬王寺店は絶妙に各駅から離れています。都営大江戸線牛込柳町駅と都営新宿線曙橋駅の中間くらいに位置して大きな店舗がありません。曙橋駅の方にいくと三徳があり、商店街も残っています。曙橋駅まで行かないで買い物ができるのはあの地域に住んでいる人は助かるでしょう。かつてフジテレビ本社があった跡地にスーパーがあるのですが、そこも若干距離があります。繰り返しますがマンションがどんどん建築しているので住人はたくさんいます。ちょっとした距離でも毎日のことだと違うでしょう。

 

ちなみに専門家の情報によると

商圏の特徴としては、単身世帯が多く、店舗から1km圏内の単身世帯比率が59.8%を占めるなど通常店と比べ10ポイントほど高い。2世帯比率が19.8%と全体の8割が少人数世帯。年齢別人口構成は30代が18.3%と最も高く、次いで40代が18.2%と若年層が多い。さらに世帯所得が700万円以上の割合が平均より高く、高所得の単身世帯が多い傾向にある。店舗から500m商圏は住戸密集エリアで、直近5年間で世帯数が6.3%増加している上、今後も増加が見込まれている。そうした背景もあってか、21時以降の売上高構成比が通常店の1.5~2倍ほど高く、通常は21時以降に売上げが落ちるところ、夜になっても継続的に売上げが上がる店になっている。

とのことです。私も知らなかったのですがやはり世帯数は増えているのですね。

 

新しいライフの特徴は店内調理の総菜や弁当が充実していることだと思いました。他のスーパーでも行っていますが広いのでキッチンも大きくあるのか品揃えが既存の他店舗より豊富だと感じました。レストランが消える一方でコンビニ飯以上のものを求めると、この規模のスーパーは助かります。店内で揚げたカレーパンは子ども達に好評でした。これまで一番近いスーパー、よしやだと少し時間が遅くなると総菜がほぼ売り切れてしまっていることが多いのです。これまで夕食の買い物にいって、子ども達が希望する総菜がもうありませんでしたということが、よくありました。新しい選択肢が増えました。

 

それと最新式のレジシステムです。自分のスマートフォンに専用アプリをインストールしてお客自らが商品のバーコードをスキャンする「ピピットセルフスマホ」システムを導入しています。専用アプリをインストールしなくても貸し出し用の端末を入り口に用意しています。最初は使い方に戸惑いましたが、入り口で専用スマホ端末を取り、QRコードをスキャンして使用開始。商品を手に取りバーコードをカメラでスキャンしていきます。そうすると合計金額が出るので支払金額の推移が確認できます。これまでのレジを通して蓋を開けてみないと支払い金額が分からないということがなく、個人事業主の自分には好ましいものです。暗算しろという意見もあるかもしれませんが消費税が異なる場合もあり、何より面倒かつ計算間違いしていると心理的ダメージがあります。そしてレジもセルフレジが主流です。従来のように店員がレジ打ち、袋詰めをするレジもあるのですが大部分は端末情報を読み込んで機械に現金を入れるかキャッシュレス決済をして、自ら袋詰めする方法です。これも時代の流れでしょう。自分でやる手間は増えましたがレジ待ちの行列はかなり解消されています。運営側もレジに人員を割くことが少なくなったのでその分助かるのではないでしょうか。

 

なお情報によるとライフで「顧客自身のスマホでのスマホPOS」は現在3店舗(桜新町店、西荻窪店、市谷薬王寺店)でしか実施されておらず、貸出し用端末は西荻窪店が20台に対しこの市谷薬王寺店は40台だそうです。ある意味でパイロット(試作)店舗と言えるかもしれません。

 

また特徴として駐車場がありません。車で来店するお客を想定していないのです。郊外だと考えられないかもしれませんが、土地のない近所ではそれが賢明な選択でしょう。駐車スペースを無くして売り場にする。その分、駐輪スペースは多く確保しています。これも住宅密集地であることの特徴で徒歩、自転車圏内のお客だけをターゲットにして成り立つという予測のはずです。自動車の出入りがないので小さなお子さん連れも安心ですし、フロアーが1階だけなのでベビーカーでも入りやすいわけです。私も子どもが小さくてベビーカーを使っていた時は上下の階に行くのが本当に面倒でした。その面でも小さいなお子さんのいる家庭に優しい店舗造りと言えるでしょう。

 

今後、いつ実行に移すのかは不明ですが大久保通り沿いの多くのレストランが拡幅工事によって立ち退く予定です。大通り沿いの好立地ということでレストランがありますが、そのことが悪い方に影響して立ち退き対象となるところがたくさんあるのです。立ち退いたところは道路ですから間違いないなく飲食店が減る一方でしょう。個人商店などかなり厳しいことでしょう。総菜、お弁当を充実するスーパーの存在は相対的に高くなると考えています。近所に新しいライフができたことは明るい兆しだと思うのです。

 

甲野 功

 

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