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~地域散策 甘泉園公園~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 新宿区立甘泉園公園 
新宿唯一の回遊式庭園 甘泉園公園

 

 

東京都新宿区にある唯一の回遊式庭園が甘泉園公園です

 

新宿区ホームページ>甘泉園(かんせんえん)公園

 

まず回遊式庭園とはどういうものでしょう。これは日本庭園の形式の一つです。読んで字のごとく園内を回遊して鑑賞する日本庭園。日本庭園以外にも回遊する庭園はありますが(例えばフランス式庭園とか英国式庭園とか)、回遊式庭園という用語は主に日本庭園に用いられます。一般的なものは池泉回遊式で、大きな池を中心にその周囲に園路を巡らして築山、橋、石などを配置するものです。他にも茶亭や東屋なども設けられることも。東京都内である代表的な回遊式庭園としては文京区の小石川後楽園、六義園があります。

 

そんな日本庭園が新宿区のどこにあるのでしょう。実は最近まで知りませんでした。新目白通りから少し中に入ったところ。都電荒川線(東京さくらトラム)早稲田駅の少し先。都電荒川線を挟んで神田川と反対側。私は生まれてずっと住んでいる生粋の新宿区民ですが数年前まで知らなかったのが本当に意外でした。特に生活圏から遠いというわけではなく。高田馬場よりも手前です。幼少期に遊びに行ったという記憶もなく(もしかしたら親に連れていってもらっていたのかしれませんが)。その知らなかった理由は外側から目立たない立地が関係するのでしょう。中を歩くと新宿区の都心部とは思えない景色なのですが、大通りからその光景を伺うことが難しい。水稲荷神社のことを知ってそこに訪れたときに見つけたのでした。水稲荷神社の隣に甘泉園公園はあります。

 

この場所はどのようなところだったのでしょうか。江戸時代の宝永年間(1704~1711年)に徳川家の拝領地となり、その後安永3年(1774年)に徳川御三卿の一つである清水家の江戸下屋敷が置かれます。現在の甘泉園公園は大名庭園だったのです。この地で湧き出ていた水がお茶に適して評判だったため「甘泉園」と呼ばれていました。明治時代以降は、相馬子爵家の邸宅となります。その後、昭和13年(1938年)に早稲田大学の施設へ。昭和年36年(1961年)に早稲田大学が建物増築のため旧水稲荷神社の境内の敷地を購入する代わりに、甘泉園公園を東京都に売却したため都立公園になります。それにより水稲荷神社が現在の場所に移されます。昭和44年(1969年)に新宿区が管轄する区立公園となりました。

 

園内はまさに池を中心とした周回できる道があります。名前の由来となった水が豊か。訪れたのは初夏ですが、四季の花々が楽しめそうです。東屋もありました。風景だけをみると新宿区の早稲田周辺とは思えないです。六義園や新宿御苑に比べるとかなり狭いのですが、ある程度高低差があり軽い散歩には最適です。

 

まだまだ知らない新宿区のスポットでした。

 

甲野 功

 

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