開院時間
平日: 10:00 - 20:00(最終受付19:00)
土: 9:00 - 18:00(最終受付17:00)
休み:日曜、祝日
電話:070-6529-3668
mail:kouno.teate@gmail.com
住所:東京都新宿区市谷甲良町2-6エクセル市ヶ谷B202
つい先日観賞した映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』。その中に全国都道府県魅力度ランキング40位いかの県民が収容される-40(アンダー40)の牢屋というものが出てきました。この都道府県魅力度ランキング、最下位がどの県になるか毎年注目を集めています。数年前まで最下位争いをしていた北関東3県の栃木、群馬、茨城。その中から栃木県が今年30位代にランクを上げたことが一部で話題になりました。群馬、茨城、埼玉が関東では圧倒的に下位にいて、東京、神奈川、千葉と差をつけられています。私と長女は栃木県が40位以下の下位グループから脱したことは嬉しいことでした。
私はあじさい鍼灸マッサージ治療院を開業した年から3年間、週一日ですが栃木県の大学附属病院で勤務をしていました。よって栃木県は勤務地の一つです。大学時代は学生競技ダンス連盟の関係で年に一度、鬼怒川温泉に宿泊していました。社会人になってからも日光、鬼怒川は観光で何度も訪れていました。北関東3県では圧倒的に縁があるのが栃木県です。長女は今年の1月に家族旅行で日光に行き、小学校の移動教室でも日光に行きました。それもあって栃木県、特に日光に思い入れがあります。栃木県の人気が出てきて二人で嬉しいねと話します。
結局、栃木県というより日光に思い入れがあるというのが二人の共通認識なのですが。その日光でよく話に上がるのが日光ぷりん亭のプリンが美味しかったよねというもの。
今年の1月に日光旅行をするにあたり、人気があるらしいという情報を事前に得ていました。私は結婚した直後くらいの頃に夫婦で日光を訪れているのですが、それから10年時間が空いています。日光ぷりん亭なるお店があることを知りませんでした。割と最近登場したようです。東武日光駅前の宿に泊まった今年の家族旅行。歩いていけるところに日光ぷりん亭があり、子ども二人と買って夕食後のデザートにしました。宿は素泊まりなので食事はコンビニエンスストアで買って部屋で食べたのでした。そのときに3人でこれは美味しい!と感動しました。瓶詰のプリン。ここまで美味しいのはなかなかありません。箱根てゑらみすのティラミス以来の衝撃でした。あまりに良かったので翌日も日光ぷりん亭に行き、その時は店内で食べました。観光旅行に来て二日連続で同じ店で食べるというもの珍しいです。レパートリーがあるのでどの味を選ぶかという楽しみがありました。
調べてみると美味しさの秘密がありました。材料は地域のものを使用しています。栃木県日光霧降高原大笹牧場の牛乳、日光市で作られた日光御養卵、ご存知栃木のブランド苺“とちおとめ”などの果実を材料にしています。製造方法はそれぞれのプリンによって変え、スチームコンベクションオーブンによって低温加熱で焼いています。プリンの種類は日光ぷりん、乙女ぷりん、みたらしぷりん、日光クラシカルぷりん、日光珈琲ぷりんらがあります。季節限定や新しいレパートリーも出ているようです。
日光ぷりん亭はどのように誕生したのでしょうか。それがわかる記事がありました。
これによると日光ぷりん亭がオープンしたのは2017年7月21日。今から6年前。前回日光に行ったときには無かったのは確かです。新たな日光土産を作りたいという想いからできたそう。他がやっていないプリンが白羽の矢が立ちました。栃木県の食材にこだわり、日光の雰囲気にあった商品にする。更に調べてみると最初は日光東照宮の入り口、神橋近くに店舗があったようです。古い建築物を利用したもの。それが近年東武日光駅近くのロードサイドに移転したようです。外観は日光らしい伝統を感じさせつつ新しい感じがありました。店内で食べて瓶を返却するとサービスが受けられました。二度目の来店では並んでいて人気店であることが伺えました。現在日光本店の他に、JR宇都宮駅店、大谷店、鬼怒川店があるようです。栃木県が勢力を拡大しているようです。
ご当地グルメというのは大きな観光資産です。料理ではなく単価の低いスイーツだと気軽に手が出せるのでいいです。この土地に来たらここのお菓子を食べた方がいい。そのような定番があると観光客には分かりやすい。それまでは圧倒的に石田屋の日光甚五郎煎餅でしたが、日光ぷりん亭のプリンがそれに並びました。私は患者さんに日光を勧めることが多いのですが、その際に具体的に挙げられるコンテンツが増えました。来年も日光に行って日光ぷりん亭でプリンを食べたいね、と子ども達と話しています。
甲野 功
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