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~2023年を振り返って~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 紫陽花 2023年撮影
紫陽花 2023年撮影

 

 

今年の臨床業務が終了しました。毎年の事ですが今年2023年(令和5年)を振り返ってみます。

 

まず1月に掲げた今年のテーマを振り返ってみましょう。今年のテーマは『身体を鍛える』でした。昨年2022年は新型コロナウィルスに罹患し、虫歯から蜂窩織炎を発症。それにより人生で初めて救急搬送されました。金曜日の深夜に東京大学病院に到着し未明まで緊急手術。麻酔が効いていない表面を押されて激痛に耐えました。無事に処置が終わり入院することなく帰宅できましたが血液検査の結果は即入院するくらいだと言われました。また翌月にも再度顎が腫れて通院を余儀なくされました。昨年を踏まえて今年は身体を鍛えようと決意しました

健康でいるという“現状維持”ではなく身体を鍛えるという“向上”。その理由は太って顔が丸くなっていることのコンプレックスがありました。コロナ禍により運動量が激減したことに年齢も加わりかなり体重が増えていました。来院される競技ダンス選手の姿をみると年齢関係なくスタイルをキープしています。ルッキズムという言葉が浸透し容姿で人を評価するのはよくないという状況になっておりますが、自身の気持ちは嫌だなあという感情がありました。特に同世代でプロダンサーをしている方と並ぶと自分が情けなくなる。写真に写ることが嫌になる。そういう心境がありました。昨年も減量、筋トレを行っていたのですが新型コロナウィルス感染と蜂窩織炎により頓挫。今年はそれをきちんと継続したい。そのような気持ちで今年のテーマとしました。

 

ではどうしようか。具体的にマイナスとプラス、つまり陰と陽で考えました。鍼灸師らしく。

 

まず体重を落とす減量。マイナスを考えます。体重が人生最重量になっていることが判明。大学時代の競技ダンス選手と毎日練習していた頃より17kg多い。大学受験で運動しなかった高校3年生の春よりも重い。これはダメだと思いました。まず食事を減らして余計な間食を減らすように心がけました。当初は朝飯を抜く、サラダチキンを食べる、といった明確な食事制限もしました。割と効果は早く出て体重が落ちていきました。そのときに感じたのは普段は食べ過ぎていたということ。本当は身体が求めていないくらいの量を摂取していたんだと理解しました。もともと胃腸が弱いのですが最近は特に油分を多くとると腹をくだします。父親が、毎日惰性で酒を飲んでいるだけで本当は大して好きではない、という発言をしていたことを思い出しました。私は飲酒、喫煙を一切しなくて嗜好品としてはお菓子類くらい。コーヒーの趣味もありません。何となくで食べ物を増やしていたのだと。以前はそれでも消費できていたものが今は違います。数年前は重たい子どもを抱っこして歩き回ってしました。自然と足腰が鍛えられていたのが子ども達が大きくなりその機会が無くなりました。どんどん体重が落ちることでいかに胃腸に負担をかけて、足腰にも負荷になっていたのかを実感するのでした。体重が落ちるにつれて疲れにくくなってきました。食べ物の消化にエネルギーを消費していたのでしょう。集中力、持続力が上がりました。それが分かることの一つに今年は書いたブログ数が過去最高を更新しました。今回のを入れて221件。ひと月に書いた数も今月の22で最多数。諸々の業務を行いながらなのでかなり文章を作る能力が上がったと思われます。

 

続いてプラス。本題である身体を鍛えること。何か新しい運動に挑戦するよりこれまで培ってきたことをした方が手っ取り早い。水泳山登り社交ダンス。この3つを挙げました。小学校2年から6年生までスイミングスクールに通った水泳。時間を見つけて水泳をしたり姪に泳ぎを教えたりして泳ぐ機会を作りました。運動できるだけでなく呼吸器を鍛えるのに適しています。水中では息ができませんから有酸素運動における究極の形かもしれません。続いて山登り。父親の影響で幼少期から山登りをしてきました。高校は山岳部に所属。登山は身体になじんでいます。京都の比叡山箱根の山伊勢原の大山。これらに挑戦し舗装されていない山道を上り下りしました。比叡山と大山は歩行困難になるくらい足が痛くなりましたがそれもいい経験です。体重が重くなって負担が増していることがよく分かりました。若い頃は無かったことです。そして社交ダンス。大学から始めて人生に多大な影響を与えました。春から学連OBOG同窓会学連OBOG練習会に参加してきました。時間をみて自主練習をしました。基礎練習、習ったことの復習。専攻外のラテンアメリカン種目は知らないことばかりで毎回頭が混乱しながら学んでいます。

 

今年一年で分かったことはまず減量しないと動く気が起きないということでした。体重が落ちることで足の負担が減ります。体力消費が抑えられてスタミナが戻ります。そうしないと筋トレをしようという気持ちが起きないのです。その上でダンス、山登り、水泳とやる機会を作りました。それ以外に自宅や治療院で筋トレやダンスの基礎練習を加えました。いきなり運動しようとしても無理でした。また胃腸の弱りが明確になりました。食べ過ぎると処理しきれない。もっと省エネでいかないと健康に良くないということを考えるようになりました。

体重を最重量期よりマイナス10kgを目標にしました。瞬間的には達成できました。気を抜くと体重が増えてしまいます。学生時代のベスト体重は更にマイナス5kg。それくらいを目指しつつ身体を鍛えることを日課にしていかないといけないと考えています。テーマではなく当たり前。そうしないと日常生活に支障が出る。そのようにしたいです。

 

今年一年を振り返って新型コロナウィルス感染拡大で止まっていたことが再び動き出した一年だったととみに思います。耐えるから戻す。そして戻ったから前に進む。昨年と雰囲気が大きく変わって言い訳できないなと考えるようになりました。この状況では仕方ないよね、とここ数年何となく予防線を張っていたのでした。幸いなことに今年は大きな体調不良もなく、社会的な行動制限がかかったこともありませんでした。もう外部環境のせいにできない。身体を鍛えると年始に掲げてから2020年以降あったものからメンタルリセットがされたと思います。

 

今年もありがとうございました。

 

甲野 功

 

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