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~雪かき作業~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 雪かき前後
雪かきの前後

 

 

昨日は2年ぶりの積雪が東京23区でありました。厳密には少し前に雪が降ってちょっとは積もったのかもしれません(土の上とか葉の上には積もったのでしょうが)。注意報、警報が発令するほどの雪は2年ぶりのようです。東京都新宿区に住んでいると積雪というのはなかなか経験しません。その分、積もるとかなり大変です。人もインフラも雪に慣れていません。雪国からするとこの程度で計画運休や道路の通行止め、早期閉店をするのかと呆れられることでしょう。

 

積雪予報が出るとまず考えることは雪かきの計画です

 

雪に弱い新宿区。今回の積雪は前評判程のことはなく雪かきは大して苦労しませんでした。しかしやっておかないといけない大事な作業です。今回の雪はあまり積もることがなく、かつ翌日、つまり今朝から雨になったので溶けやすくなりました。それでも今朝早くから雪かきをしておきました個人的に雪かきをしないといけないという変な使命感があるのです。その理由の一つに達成感があります。白かった雪がどけられて地面が見えます。やった分だけそこに道ができる。目に見える達成感がそこにはあります。物理的に道を切り開いていることが実感できるのです。今朝もそうでしたが、雪かきをしたところと雪が残っているところでは歩く時のストレスが違います。雪に慣れていないため歩くときに緊張します。元山岳部で雪山を歩いた経験がありますが転倒の危険を頭に入れながら。それが雪かきをしたところは濡れてはいますが安定感が違います。今朝は院の前の私道から階段を含めて雪かきをしました。それ以外にも近接するご近所さんの軒先も雪かきをします。それはいつもやります。外の道路もします。出勤する人が歩くときに雪かきをしたところは歩くスピードが速くなり安心している感じがします。大人は好き好んで雪の上を歩きませんから雪が少ない箇所を目指して歩きます。そのときに雪かきをしたことで見ず知らずの人の役に立っていると思えるのです。院の前の車道も可能な限り雪かきをしておきます。自動車が通るときにスピードが出て安定走行しています。万一スリップして看板を付けている塀に激突されたらこちらとしても不都合です。

 

雪かきをしっかりするのは仕事面でも大切です。今日も外出したのですが店先で雪が除去されて歩きやすいところと雪が残っているところでは印象が違います。雪が無くて歩きやすいお店の前は安心するので印象が良くなります。反対に雪かきされていないとここのお店(あるいは家)は大丈夫なのかと思ってしまいます。転んで怪我をしたくないですし。治療院という業態で開業している以上、当院の近くで転倒されては本末転倒です。少なくとも目の届く範囲は歩きやすく、転倒しないように、雪かきをしておかないといけません。そうでなくともたまたま目に入った人が「ここは綺麗に雪かきされているな」と思ってくれた方が印象がいいわけです。毎回積雪のたびに続けていけば誰かが、ここはいつもしっかり雪かきできていると思ってくれるかもしれないのです

 

雪かきがどれだけ大事かを痛感したのはちょうど10年前の大雪のこと。「平成26年の大雪」と称される2014年2月の積雪です。このとき私は長野に行く予定で雪が積もる足元の悪い中、東京駅に行きました。ところが積雪により長野新幹線が動かないという事態。雪国で雪が原因で新幹線が止まるとは。3時間くらい東京駅で待ったのですが一向に運転再開の見込みがないので帰宅することにしました。もちろん宿泊する予定でした。ただただ足元が濡れただけで大荷物を持って東京駅まで往復したのです。空いたスケジュールは雪かきに費やしました。東京では考えられないほどの積雪。扉が雪で開かないくらいでした。当時は上の子が保育園でベビーカーを利用して通園していました。保育園までの道を確保しないといけないと思っていました。というより自分が苦労します。抱っこするにしても転倒したら大惨事です。自宅から保育園までの道のりを人が歩けるスペースを雪かきし続けました。途中多くの人が雪かきをしてくれたので助かりました。その道中も見ず知らずの雪かきをする人たちと妙な連帯感がありました。また自分が作った道を人が歩いていくことにやりがいを感じたものでした。

 

余力があったので自宅前の道路も雪かきをしていきました。雪は白くて光を反射します。アスファルト見えていれば黒くて熱を吸収するので溶けるのも早くなります。雪国ではないので繰り返し雪が積もるということはありません。とにかく雪をある程度どかしておけば人や車が通り、雪が溶けていきます。このとき雪かきを疎かにしたところがありました。自宅からほど近い町内では雪かきがされていませんでした。集合住宅だと誰かが(あるいは管理人が)やってくれるだろうとタカをくくったのでしょうか。その一帯だけ車道に雪が残ったまま。白くて光を反射するので他の道はとっくに雪が溶けて消えているのにそこだけ銀世界。自動車が急に雪だらけの道になるので立ち往生することも。これは非常に見栄えが悪かったです。数日後に再び積雪があったのですが、そのときは雪かきが徹底されていました。

 

また別の問題がありました。10年前の大雪では人が歩ける範囲だけ無計画に雪かきがされた場所がありました。T字路でかなり雑に。3方から雪を中央に向けて投げたため、T字路の中心に大人の腰くらいまである高さの雪山でできていました。こんなものが道路の真ん中にあれば自動車は通れません。嫌がらせなのかと思いました。大通りは除雪車が出てきますが住宅街の小さな路地は住民たちが雪かきをしないといけません。私が住む地域は一軒家が少なくなりアパート、マンションの集合住宅ばかり。誰かがやってくれるだろうという心理になりがちです。なんで誰もしないのだと頭にきたのかもしれません。

 

雪が積もった坂道は本当に危険です。特に踏み固められて凍った地面は。自分自身の安全を確保する意味でも雪かきを率先して行うようにしています。

 

甲野 功

 

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