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~内原先生の鍼灸を受けました~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 内原先生の鍼灸を受けました
内原先生と

 

 

昨日、飯田橋でオープンした『ハリトヒト。鍼灸院』で内原拓宗先生の鍼灸を受けてきました。

内原先生は同じ東京呉竹医療専門学校(※当時は東京医療専門学校)鍼灸マッサージ教員養成科の5期上の先輩にあたります。2017年にSNSのX(※当時はTwitter)で知り、母校の教員養成科へ献本するという流れになりました。その際に特別授業を二人で行うということが決まり、当日職員室で初対面したのでした。それまで直接の面識がなく、SNS上でやり取りをしていただけ。互いの母校で授業を行うその当日に初めましての挨拶をしました。当時としてはスピードのある実行でした。そこから毎年内原先生と教員養成科特別授業を担当するようになったのです。

この時、内原先生は関東鍼灸専門学校の副校長という役職でした。つまり専任教員。組織の管理職であり、教壇に立つ現役教師でした。一人で開業している私とは対照的な立ち位置。教員養成科前の鍼灸専門学校は互いに違ったのでルーツ、考え方も含めて違いました。それゆえに勉強となることが多かったです。まだコロナ前。教員養成科特別授業の他にも鍼灸学生向けに実際に鍼灸施術を見せるという企画や内原先生が主催した関東鍼灸専門学校でのセミナーイベント。最初に挙げた「ハリトヒト。」が関東鍼灸専門学校を舞台に行ったイベント。アースデイ東京のモクサアフリカジャパンブース。鍼灸関係者が集まるバーバーキュー大会。様々な催しで一緒になりました。

拠点とする場所が違えば、働いている状況も違う内原先生。年に一度担当する教員養成科特別授業で内原先生の置かれている状況が変わっていくことを知りました。専門学校の専任教員、管理職でありながら大学附属病院で勉強し、そして鍼灸外来に入るようになりました。段々と新しい方向になってきているなと同じ教室で授業を聞きながら感じていました。そしてこの春、内原先生が専任教員という立場を辞めてフリーになることを知りました。大学附属病院の鍼灸外来、整形外科とその附属鍼灸院、クリニックの鍼灸外来、関東鍼灸専門学(非常勤講師)、そしてハリトヒト。鍼灸院と複数の職場を掛け持ちすることになりました。

 

「ハリトヒト。」とはこれまで何度も取り上げてきた鍼灸業界のWebメディアです。その編集メンバーがこの4月に東京の飯田橋に鍼灸院をオープンしました。飯田橋は私の母校である東京理科大学があります。歩いてもいける距離にあり庭と言えるくらい長年馴染みのある場所です。そこにほぼ日替わりで1名ずつ鍼灸師が担当するという業態で開業しました。内原先生は金曜日担当です。これはいい機会だと内原先生の施術を受けたいと思い予約を入れました。2018年に鍼灸学生向け見学会で一緒に講師をしました。その際に内原先生の施術を見たのですが当時の私には知らなかったものでした。体に刺す毫鍼で皮膚に触れて刺激をする接触鍼。患者の下肢を牽引してその抵抗で左右差をみる。どういう理屈で何をしているのか難解でした。後に色々勉強して何となくどのようなやり方かを知りました。アースデイ東京のモクサアフリカジャパンブースでは艾を捻った点灸を行っていて、絵にかいたような綺麗な艾炷(艾を捻って皮膚に置く形にしたもの)に内心驚きました。野外で風が吹いている中で。このように内原先生の技術に前々から興味があったのですが環境的に体験することは無理そうでした。

そこで今回の機会でした。今は整形外科で鍼をすることが多いので筋骨格系、筋膜、ファッシアを意識した鍼が多いといいます。頭部の鍼通電も受けました。私が普段することがない刺鍼方法。またお願いして直接灸もしてもらいました。関東鍼灸専門学校という伝統系の鍼灸が得意な学校を出て東京呉竹医療専門学校の教員養成科を経て、解剖学の授業を担当し、大学病院や整形外科で鍼灸をしてきた内原先生。私には馴染みのない感じの鍼でした。体験できてよかったです。

 

また新しい門出を祝う意図もありました。年齢的に仕事の環境を大きく変えるのは勇気がいることだったと思われます。一臨床家として活動の場を広げていく様子にエネルギーを感じ取りました。この年齢でキャリアをどう進めるのか。貴重なケースではないでしょうか。改めて内原先生おめでとうございます。

 

飯田橋という近隣かつ10代終わりから20代を過ごした土地で術者としての内原先生と再会しました。

 

甲野 功

 

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