開院時間
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5月19日。社交ダンスイベントの後に四谷で行われた『東京呉竹医療専門学校 卒業生の集い~同業種交流会の夕べ~』に参加しました。母校である呉竹学園東京呉竹医療専門学校の卒業生が集まる立食パーティー形式の交流会です。東京の四ツ谷駅前のビルで行われました。
『卒業生の集い』は毎年開催されております。ただ新型コロナウィルス感染拡大を受けて2020年~2022年は開催されませんでした。昨年は2019年5月以来の4年ぶりの開催となりました。昨年からサブタイトル~同業種交流会の夕べ~が付くようになりました。また今年4月から母校は東京医療専門学校から『東京呉竹医療専門学校』に校名変更しました。よって今年は名称が『東京呉竹医療専門学校 卒業生の集い~同業種交流会の夕べ~』になりました。東京呉竹医療専門学校は2026年に創設100周年を迎えます。100周年記念を前に変革が進んでいます。今年4月には東京校本館の建て替えが終了。夏には代々木校舎から柔道整復科、鍼灸マッサージ教員養成科が引っ越してきます。私は東京医療専門学校の鍼灸マッサージ科(通称、本科)、柔道整復師科(通称、柔整科)、鍼灸マッサージ教員養成科(通称、教員養成科)を卒業しており、それぞれ3年・3年・2年間通いました。本科は四ツ谷駅、柔整科と教員養成科は代々木駅にある校舎。合計5年通った代々木校舎が無くなり四ツ谷に集約するのです。聞くところによると鍼灸と柔道整復が同じ校舎になるのは学校史上初だそう。
コロナ前の頃から参加してきたこの『卒業生の集い』。参加するのは学校職員、関係者、そしてその名の通り卒業生です。現役の学生は参加できません。いわば非学生、社会人の集いです。母校の東京呉竹医療専門学校は在学中と卒業後をはっきりと分ける校風だと感じています。教員養成科を持っていることも関係するのかもしれませんが、卒前教育・卒後教育といって在学中に行う教育(=卒前教育)と免許をとってプロとなった者への教育(=卒後教育)はメンタル面から違いがあります。非常に簡単にいうと、卒前教育はまだ学生で国家試験合格前であるのであくまでも基本を学びましょうというスタンス、対して卒後教育はもうプロである以上責任をもって学ぶように、という感じです。今はどうか知らないのですが在学中は学校関係者とプライベートで飲食をすることが禁止でした。学校の先生と食事をしたのは卒業式後の謝恩会が唯一です(※本科のときのこと。柔整科は東日本大震災により卒業式が中止のため謝恩会も開催されず)。ところが教員養成科時代は入学してすぐに上級生も含めた懇親会が行われました。また授業内容や生活指導も一人のプロとして扱うものでした。そのせいか『卒業生の集い』は学校の先生と教え子という関係ではなく、一関係者として参加するという感じがします。
新型コロナウィルスが流行する前の『卒業生の集い』はどちらかというと同窓会の役割が強かったように思います。卒業後3年目の同窓生を中心に集まりましょうという試み。私が柔道整復科を卒業してからそのような動きができたようでした。それから4年間の空白を経て昨年からリニューアルした印象です。司会進行が入り途中にゲストが登壇してスピーチがあります。校長、同窓会会長の挨拶、乾杯とは別です。学科長やグループ企業の取締役など。全員に紹介することで名刺交換がしやすくなります。それは商談のきっかけや情報収集、意見交換の場につながるのです。
新型コロナウィルス感染拡大によりリモート会議、オンラインセミナーが急激に増えました。その一方でやはり対面でリアルで会うことの大切さも浮き彫りにしました。リモート授業は成績が上がらない。学校側から聞かれることです。リモート授業でも成績が伸びる人はどういう授業形態でも成績優秀者なのではないかと予想しています。リモート授業の利点を活かせるひと。このように手間暇がかかっても会場に集まり一定時間直接会話、交流できる場があった方がいいと感じます。歴史があるということはそれだけ関わった人間が多いということ。それは圧倒的な利点です。『卒業生の集い』に参加できるのは卒業生、あるいは学校職員のみ。その参加条件がある場に居られることは非常に貴重です。独立して組織ではなく個人で活動する私は特にそう感じています。ネットには出てこない、AIが教えてくれない、生の情報が得られるのです。
今年から『東京呉竹医療専門学校 卒業生の集い~同業種交流会の夕べ~』という名称になったこの会。貴重な場です。
甲野 功
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