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~2024年チャリティーマッサージの報告~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 2024年チャリティーマッサージ
2024年 第10回チャリティーマッサージ

 

 

昨日10月13日(日)に第10回チャリティーマッサージを開催しました。

チャリティーマッサージとは開業2年目から行っているイベントであり、休業日の日曜日にマッサージ(正確には按摩指圧)を行い、その売上を全額寄付するというもの。年に一度10月に開催しています。10月に行う理由は開催当初は国連が定めた「世界食料デー月間」及び「世界食料デー(10月16日)」関連したイベントとして始め、「世界食料デー」に寄付をしていたからです。そのため毎年10月の世界食料デーに近い日曜日に開催しております。現在は地元新宿区で活動をしている新宿こども食堂さんに寄付をしております。世界の飢餓から地域の子ども達へ。意識が変わりました。

このチャリティーマッサージ。当院のオリジナル企画ではなく、最初はあん摩マッサージ指圧師、鍼灸師になって就職した鍼灸整骨院で行ったものでした。もう15年以上前でしょうか。売上が振るわない分院のテコ入れとして全グループ院スタッフが集結して行いました。そのときの企画発案、そして寄付先に関係していたのが私でした。妻はボランティア活動が熱心です。あじさい鍼灸マッサージ治療院が開院1周年記念の際に当院を使ったイベントを開催しました。そのときに「あなたはマッサージとか鍼とかしないの?」と来場者に尋ねられたことが開催のきっかけとなりました。

 

チャリティーマッサージのシステムとしては所定の日曜日に予約を募ります。通常通りの按摩指圧コースの料金で30分4000円、60分7000円、90分10,000円です。按摩指圧を受けた参加者はその料金を募金箱に入れてもらいます。動作をシンプルにするため現金で募金箱に入れてもらい領収書は出しません。鍼灸など他の施術内容は省きます。手ぬぐいとタオル、そして自らの体だけで行うようにしています。売上から諸経費を中抜きするようなことは一切せずに募金箱の現金を(お札を両替することはしますが)全額「新宿こども食堂」さんに寄付します。今年は7名参加で46,000円集まりました。これに別の寄付や個人的な寄付を入れて最終金額を決定します。寄付するタイミングは先方の予定に合わせます。寄付したことはまた報告いたします。

 

今年で10回目。大台です。今年の5月にあじさい鍼灸マッサージ治療院は開院10周年を迎えました。このチャリティーマッサージも10回目。我ながら続いていると思います。今年は1月1日という本来めでたい日である元日に能登半島地震が起きました。この震災復興に対して何かできなかと考えた鍼灸マッサージ師さんからすぐに連絡がありました。SNSで繋がっているだけで相手の本名も顔もどこに住んでいるのかも知らないアカウントからでした。以前から私の行っているチャリティーマッサージ活動を知り、この能登半島地震復興のため自分もチャリティーマッサージをしてみたいという内容でした。その際の注意点や心構えなどを教えてほしいという。正月休みで妻の実家にいるときで驚きましたが、可能な限り質問に答えてメッセージのやり取りをしました。結果チャリティーマッサージを開催し能登半島地震復興のための寄付をしたそうです。続けることで私の知らないところで影響を与えて、やってみようと行動に移す同業者が現れたのでした。このことに大変感動したのと継続が力なりという言葉を実感したものでした。

 

その一方、私の気持ちは落ちてきているところがありました。10年もしているとやはりマンネリが自らに生まれてきます。今年もやらなければならないという義務感が強くなってきて。宣伝することが面倒になっている部分がありました。また数字(金額)を公表しているので昨年を越えられるのか、予約が入らなかったらどうしよう、という不安があります。1年目、2年目などは全然予約がないので身内に来てもらって体裁を整える感じでした。ここ数年は予約が入っていますが、その分例年を大きく下回ると嫌だな、恥ずかしいなという恐怖に襲われます。

毎年チャリティーマッサージの開催を公表すると予約をすぐにしてくれる方がいます。その方のためにも今年もやろうという気持ちはありました。お陰様で1名はすぐに予約が入りました。それから問い合わせが入らない日々が続きます。マンネリ感で頑張って広報することができなくなっている。また一人で行っているので予約が入ればその時間を希望していた人はお断りすることになります。その矛盾も受け入れないといけません。一人また予約をいただき少し安堵しました。近年は同業者の参加が多いです。コンセプトに賛同するということもあるのですが、どのような感じなのか知りたい、私と会ってみたい、あん摩マッサージ指圧師の手技を受けてみたいなど。実は国家資格を持つあん摩マッサージ指圧師の手技を受けたことがないという鍼灸師は結構多いのです。また毎年行っているので以前から(数年前から)知っていて気になっていた、今年は参加しましたという感じの人。鍼灸学生さんの参加が近年多くなっています。あるいはあん摩マッサージ指圧師の先生が来ることも。

 

開催がもうすぐという段階で、毎年夫婦で参加してくれている同業者の有山先生が予約を入れてくださりました。同じ日に有山先生も自院でイベントを開催することを知っていたので今年は参加しないものだと思っていたのでとても嬉しかったです。午前中最初に当院まで来てくれて、また自分の所に戻っていく。ご近所という距離ではないのに。とても嬉しく、また助かりました。開催数日前になると最後の踏ん張りだと色々とSNSで宣伝をしました。すると紹介してくれる同業者がいてこのことが励みになりました。ありがたいなと。そのおかげが前日に一人、当日に二人、予約が入り、蓋を開ければ盛況でした。お昼に空いたので昼食は取れましたし、神楽坂の化け猫パレードが始まる前ですが、様子を見学できました。

当日はリピートの方が多かったのですが、一人初めての鍼灸マッサージ学生さんが参加してくれました。向こうは私のことをしっていていつか対面して話を聞きたかったといいます。卒業後のことについて按摩指圧をしながら話しました。また数年前に学生で参加した方がプロになって今年参加。近況報告や業界の動向についての情報交換をしました。これから学校に入学するという方もいて来年春までに何をするかといった話をしました。

 

按摩指圧は鍼灸と異なり器材を使用しません。つまりずっと手指を使っています。鍼なら用意する、消毒する、鍼を抜くなど別の動作が入るのですが按摩指圧はそれがありません。ほぼ押す、揉む、叩くといった動作がずっと続きます。より体力が必要です。それを1日続ける。元々手技が好きでそのために免許をとった私はまだまだ体力は大丈夫でした。反対に1日ずっと鍼灸だったらできないだろうなと思います。私の場合、鍼灸は按摩指圧より精神力がより必要になるからです。1年で最も按摩指圧をする1日となるチャリティーマッサージ。人を集めるメンタル面が辛くなっていますが体力面は平気でした。

 

蓋を開けてみれば盛況に終わった10回目のチャリティーマッサージ。最近沈んでいた気持ちが復活しました。「新宿こども食堂」さんへのために行っていますが、自分のために必要なことだったようです。

 

甲野 功

 

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