開院時間

平日: 10:00 - 20:00(最終受付19:00)

: 9:00 - 18:00(最終受付17:00)

 

休み:日曜祝日

電話:070-6529-3668

mail:kouno.teate@gmail.com

住所:東京都新宿区市谷甲良町2-6エクセル市ヶ谷B202

~舞踏研究部の先輩後輩~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 ファンタジスタフェスタ資料
ファンタジスタフェスタ資料

 

 

2月1日に東京理科大学舞踏研究部OBOG会ファンタジスタFANTASISTA FESTAに参加しました。そこで多くの先輩方と再会しました。

 

私は東京理科大学理学部Ⅰ部応用物理学科を卒業しています。現在はこの応用物理学科は無くなり別の科に変更しています。1996年に入学し2000年に卒業。まさに20世紀の最後を大学生として過ごしました。四半世紀前の出来事になりました。大学で出会った学生競技ダンス。1996年は映画『シャルウィダンス』が公開され、4月からウリナリ社交ダンス部というテレビ企画が始まった年。映画の大ヒット、バラエティー番組で芸能人が社交ダンスに取り組む。それまで若い人に浸透していなかった社交ダンスが一気に広まった年です。更に前の昭和中頃だと大学で社交ダンスパーティーが頻繁に開催されており、ダンスパーティーでサークルの資金を集めたらしいと聞きました(マンガ『ヤング島耕作』でも早稲田大学でそのような描写がありましたし)。そこから時代が流れ、社交ダンスは中高年が行うものというイメージとなったものが若い人もするという認知が広がりました。そんな時代の変わり目に私は社交ダンスを始めます。

ただ社交ダンスをしているという意識は最初の頃だけ。学生競技ダンスは社交ダンスを競技として行うもの。5月に競技会がありデビュー戦です。当時は理工戦という大会があり、そこで東京理科大の1年生は競技会デビューするのでした。大会と“試合”と呼び、結果を“勝つ・負ける”と表現する。メンタルは完全にスポーツであり、最初から試合に勝つための訓練を行います。学生競技ダンス選手を「舞研人」と呼ぶ通例があるのですが、それは多くの大学で部活名に舞踏研究部という名称を採用しているからです。東京理科大学も例に漏れず正式名称を「ALL東京理科大学舞踏研究部」としています。ALLと頭につくのは東京理科大学以外に共同加盟校という別の大学が参加しているからです。更に東京理科大学は夜間部のⅡ部もあり、その部員もいます。よって東京理科大学Ⅰ部(昼間部)、東京理科大学Ⅱ部(夜間部)、東京成徳短期大学(※当時)、女子栄養大学Ⅱ部(夜間部)の4団体の連合でした(※現在は東京理科大学Ⅰ部Ⅱ部、学習院大学となっています)。

 

大学なので同学年は同い年だけとは限りません。東京理科大学に浪人して入学するもの、社会人となって入学するもの、もいます。多様なバックボーンを持った部員が集まっていました。現役で入学した私にとって、当時の1歳、2歳の差はとても大きく、浪人した同級生がとても大人に見えたものでした。更に先輩方はもっとそうです。浪人して入学した先輩は学年差よりも年齢が離れています。また学生競技ダンスの世界は上下関係が非常に厳格です。3、4年生を幹部代として部の運営を行います。1年生、2年生、3年生、4年生と立場と役割が明確に分かれておりいわれる体育会系の世界。今はもう違うでしょうが20世紀の部はまだまだ上下関係が厳然とありました。それは実年齢に関係なく部歴で決まります。私が上級生になったときに同年齢、年上の後輩が入ってきましたが、部歴の序列で立場が決まっていました。

このような世界なので入部したとき1年生の時の4年生、3年生、2年生の先輩方は別格です。18歳当時の私にとって初めてきちんと接する年上。高校は山岳部でしたが進学校ということもあり3年生は春先に引退、部員数も少なく2年生も体育会系という関係はありませんでした。一緒に山を登るので連携などはほぼないので上下関係が築かれない環境でしたし。舞研では部のしきたりからダンスのステップからありとあらゆることを先輩たちから習います。特に当時の4年生は圧倒的な存在でした。

 

2月1日。会場には私が当時1年生だった頃のOB、4年生、3年生、2年生の先輩が多数出席していました。東京理科大学OBOG会。新型コロナ流行のため4年間開催されていませんでした。昨年やっと復活しました。私はコロナ前からOBOG会から足が遠のいていました。私はOBOG会発足メンバーの一人でした。創部50周年記念パーティー開催という目標のために動いていて、パーティーが終わり一つ役割を果たしたという気持ちがありました。その時点で8年間くらい係をしていました。また開業して本業が忙しくなる、本業に専念する、という状況もあり。後輩に係を譲りました。また土曜日も治療院を営業しているため、土曜日に開催するフェスタは仕事を入れられなくなることが懸念になっていました。今回OBOG会の理事から役職の依頼があり、悩んだ末に役職を受けることにしました。そこで総会を含めてフェスタに参加を決めました。また今回はとても諸先輩方の参加が多いことも参加理由の一つでした。これだけの参加は50周年記念パーティー以来です。実際に先輩方と会うのもそのパーティー以来という方が多数いました。

 

会場でのダンスタイム。30年近く前にステップを教わった女性の先輩と踊ります。懐かしさがこみ上げてきます。学生当時にしていた足型をしてみました。この年齢になると先輩に会うことがめっきりと減ります。特に理科大では。他大学の先輩は学連OBOG練習会や学連OBOG同好会で出会う機会があるのですが。当時の記憶は鮮明で経験は印象的で、一気に1996年の大学1年生の頃を思い出します。普段会わないので記憶が更新されません。

 

フェスタの目玉としてプロ選手によるデモンストレーションがあります。登場したのは三森秀明酒井良美組。この2人はどちらも理科大舞研卒で同級生。幾多のプロ選手を輩出していますが男女ともに理科大舞研というプロ選手のカップルは3組しか知りません。そして三森組の二人は私の2学年下。3年生の時に入部した1年生の代。私がステップや部のことを教えた世代になります。特に三森秀明の方は同じモダン(スタンダード)専攻で連盟委員という役職も同じ。非常に関係が深い後輩です。

 

会が終わったあとに世代が近いメンバーで写真撮影をしました。気が付けば参加者の中でも年長者グループに入っていました。それも月日の流れです。父が亡くなり気持ちが滅入っていましたが大学生当時の気持ちに戻ることができました。

 

甲野 功

 

★ご予約はこちらへ

電話   :070-6529-3668

メール  :kouno.teate@gmail.com

LINE :@qee9465q

 

ご連絡お待ちしております。

 

こちらもあわせて読みたい

社交ダンス関連について書いたブログはこちら→詳しくはこちらへ