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~上野で家庭校外学習~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 上野で長女と校外学習
上野で長女と校外学習

 

 

なるべく子どもを連れて校外学習のようなことをしています。私が子どもの頃は社会科見学と言いましたが今は校外学習と呼ぶようです。外に出て社会を学ぶ。

 

今回は日曜日に長女を連れて上野にある国立科学博物館へ。これまでに何度か行っている国立科学博物館。観察と共にタブレットでの撮影も目的でした。

 

毎度のことながら前後の道程でも説明していきます。

 

まずは都営大江戸線。大江戸線は元々都営12号線という名称。最初に練馬までで開通。それが全線開通する際に名称を公募し、当時の石原都知事時代に大江戸線に名称変更されました。江戸(東京)の名所を巡る地下鉄というわけです。上野御徒町駅へ。実際にはJR御徒町駅が直ぐなのですが、上野まで歩けるという意味合いも込めた駅名なように思います。行きは地下道を通って上野駅まで歩きます。以前はJR御徒町駅からひと駅乗って上野駅まで行きましたが今回は歩きます。JR上野駅前で地上に出て新しい商業施設上野の森さくらテラスを通り上野恩賜公園に向かいます。再開発により綺麗になった駅前の施設。上野の森さくらテラス内を進むと若干ショートカットして公園内に入れます。

 

上野恩賜公園に入り建築物を遠目に見ていきます。清水観音堂不忍池を琵琶湖に見立て、京都の清水寺にあたるものがこの清水観音堂。小さいながらも舞台が作られて不忍池を見下ろすことができます。元々この一帯は寛永寺の敷地で、寛永寺の山号は東叡山。東の比叡山ということ。江戸城の鬼門(北東の方角)を守るために寛永年間のときに作られたのが寛永寺です。比叡山延暦寺が京都御所の鬼門を守っていることに対応しています。

 

他にも現代建築の数々。世界文化遺産の国立西洋美術館を筆頭に上野の森美術館東京文化会館東京国立博物館などを眺めます。長女に一眼レフカメラを貸して練習させたのがこの上野恩賜公園。国立科学博物館を含めて多数の写真を撮りました。まだ小学校1年生だったので上野東照宮に行ったことは忘れていました。貴重な建築物があることを再度伝えます。

国立科学博物館常設展へ。長女は無料。近くにこれだけの施設があり、無料で観覧できることは非常に助かります。主に地球館を巡り貴重な骨格標本や化石を観賞してまわります。内容よりも写真の被写体という目で見てしまっています。これまで何度も見てきたので新鮮味がないのでしょうが。企画展ほどではないにせよ、常設展も混雑していました。帰りに実験キットと立体パズルをお土産に購入します。

 

国立科学博物館を出ると東京国立博物館の前にある噴水、その前の広場でイベントが開催されています。ステージが設営されてダンスが披露されていました。立ち並ぶ露店を巡りフライドポテトや山形の玉こんにゃくを食べました。上野も人気観光地なので食事をとることが困難になっています。飲食店はどこも並んでいる。露店で食べ歩きができることは助かります。お祭り気分です。

 

ステージとは別に公園内のいたるところで大道芸が披露されています。ヘブンアーティストという東京都の事業です。知り合いが社交ダンスで路上フォーマンスをしたこともあるこのヘブンアーティスト。楽器の生演奏もあります。上野は東京藝術大学があり芸術の街であることが伺えます。美術館、博物館、動物園といった施設(ハード面)に加えて人によるパフォーマンス(ソフト面)もある。東京文化会館の前でコンサート後のアーティスを出待ちしている多数のファンが目に入りました。建築、美術、アート。学問・文化が盛んであることを体感します。寛永寺をはじめ歴史的施設も多数あるのですが明治以降の近代的なものが凝縮しているところが上野の特徴の一つだと長女に伝えてきました。

 

上野駅前を過ぎるとアメヤ横丁へ。アメ横です。戦後の闇市からルーツがある混沌とした通路。多国籍で様々な人種がごった返しています。観光客も店員も。日本とは思えないような風景です。何度もアメ横を長女は通っておりチョコバナナならぬチョコイチゴを食べるのを楽しみしていました。そこで長女がふと呟きます。「小さな頃に来た時より人が多くない?」と。鋭い指摘で、今に始まったことではありませんが混雑が激しいアメ横。コロナ禍を経て、円安もあり、海外観光客(インバウンド)が急増しています。観光公害(オーバーツーリズム)も課題になっています。記憶の中でコロナ前よりも人が増えているということを体感したのはいい勉強になったと思います。2年前に京都伏見稲荷大社に連れて行き、そこでも海外観光客の多さを知りました。それとはまた別の雰囲気をアメ横で知ったようです。

 

普段はアメ横でたらこや明太子を買うのですが、今回は長女の希望で吉池へ。吉池とは御徒町駅前にある魚介専門店。本店ビルにはUNIQLO、GU、ユザワヤが入っていてアパレル専門店のように見えますが実は魚屋という。このビル内に入っているUNIQLOやGUで子ども達の服をよく買いました。実は吉池という魚屋のビルなのだよと説明します。ミスマッチのようですが時代の移り変わりに対応しています。

 

大江戸線の上野御徒町駅へ。周囲に宝石店が立ち並びます。宝石商が多いエリアであることを説明。台東区は職人が多いということも。行きは地下道を通ったので帰りはアメ横を含めて上野と御徒町の土地柄、歴史、特徴を知らせていきました。

 

これまで何度も行ったところですが、年齢が上がり知識も増え、見るものが変わってくると、長女の理解も変わります。ファッションに興味が出てきていて、ユザワヤが御徒町にあることを初めて気付いていました。アメ横の店舗の上に大徳寺というお寺があり、日本三大摩利支天の一つだと伝えると、異様な光景に驚き、また摩利支天とは何?という質問がありました。ただお出かけするだけでなく、現地で社会、経済、歴史、文化などを学ぶ機会を作るようにしています。

 

甲野 功

 

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