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~モクサアフリカジャパンinアースデイ東京2025~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 モクサアフリカジャパンinアースデイ東京2025
モクサアフリカジャパンinアースデイ東京2025

 

 

日は毎年恒例となる、渋谷の代々木公園で行われたアースデイ東京(Earth Day Tokyo 2025)に行ってきました。

 

Earth Day Tokyo

 

アースデイ東京は『立場を超えて、多世代が交流しながら、学び合う場だけでなく、発表する場、活躍する場をつくっています。』という地球のことを考えるイベントです。新型コロナにより4年間、開催が見送られてきましたが3年前から復活しています。このアースデイ東京に、モクサアフリカジャパン(MOXAFRICA JAPAN)という団体がブースを出しています。 

 

MOXAFRICA 日本語サイト

 

どのような団体か軽く説明します。まずイギリスにモクサアフリカ(MOXAFRICA)というチャリティ団体があり、その日本支部がモクサアフリカジャパンとなります。お灸によって結核の予防及び治療を推進する団体です。お灸を英語でいうとMoxibustion。その頭とアフリカを合わせてモクサアフリカです。創設者はイギリス人なのですが、灸の研究で医学博士を取った故原志免太郎氏の研究から結核治療におけるお灸の有効性を追求しております。おそらく日本人でも原志免太郎先生のことを知っている人は稀でしょう。かくいう私もモクサアフリカジャパンの活動でその名を知ったくらいです。イギリス人が日本人の功績からお灸に夜活動をはじめ、いわば逆輸入された形です。

そのモクサアフリカジャパンがアースデイ東京で今年も2日間に渡りブースを出しました。どのようなものだったのか主催者の一人、山川義人先生がブログで書かれています。

 

モクサアフリカジャパン ブログ>アースデイ東京2025、無事終了

 

モクサアフリカジャパンはアースデイ東京に参加した2018年2019年2023年2024年と私は足を運んでいます。ほぼ毎回です。ここでは屋外に設置したテントにおいて、不特定多数の来場者に対して艾を捻る直接灸と、温灸の体験をしてもらいます。その施術対価や物品販売で得たお金を寄付にあてています。そしてモクサアフリカの活動を周知する活動をしています。毎年、きゅう師や鍼灸学生らがボランティアで参加します。今年も土日両日顔を出しました。

 

初日の土曜日。仕事を終えて午後4時前くらいに現地に到着。場所が昨年と同じだったのですぐに見つかりました。昨年プレ学生としてお手伝いをしていた方が今年は晴れて鍼灸マッサージ学生としてお手伝いスタッフとして会場にいました。また今年2月に母校の鍼灸マッサージ教員養成科卒業論文発表会に登壇した教員養成科新卒の先生、反対にこの春同教員養成科に入学した先生とお会いしました。更に鍼灸学生時代に何度か当院に勉強に来ていた鍼灸師の先生とも再会。近況報告や依頼を受けました。毎年のことですが関係者との交流の場になっています。この日はブース終了まで居てスタッフ集合写真の撮影を手伝いました。

 

二日目の日曜日。この日も会場に行きます。昨年同様長女がアースデイ東京のイベントに参加したいというのですが、先に別のイベントに行くということだったので一人で代々木公園へ。毎年お灸を体験して寄付としているのですが、同業者がスタッフの工数を取るのもどうだろうという気おくれがあります。そこで今年は新作が出たモクサアフリカジャパンの手ぬぐいを2つ購入しました。手ぬぐいはあん摩マッサージ指圧師として日常使用する消耗品。あって困ることはありません。この日も既知の先生と会い雑談や情報交換をします。この会場でした会わない先生が多数いて貴重な場になっています。ここで一度帰宅します。毎年のことですが長女を連れてくるために。

一度帰宅して長女と共に代々木公園に向かいます。一人の時は電動自転車で代々木公園に行き、今度は地下鉄で。2日間で代々木公園と自宅を3往復するのがここ3年の恒例に。明治神宮前(原宿)駅に着くと大勢の外国人。海外から注目されていることがうかがえます。その勢いは昨年よりもあるように感じます。一つに円安で観光しやすいということと大阪万博開催も関係するのかもしれません。人混みをかき分けるように歩いて代々木公園に到着します。

アースデイ東京で出店する料理を求めて訪れる長女。今年もソーセージやフライドポテトを食べました。ただ例年よりもキッチンカーが少なく、量も少なくなっている印象を受けました。物価高、燃料費の高騰を感じさせます。反対にヨガやら整体やら癒し、ヒーリング系のブースが増えたと感じます。こういうところも世相を感じます。

今年は早々に食べたいものが終えてしまった長女、帰宅する前にモクサアフリカジャパンのブースへ顔を出したいと言います。毎年知らない大人と私の会話であまり面白くないだろうなと感じていたので、どうしようか迷いました。長女は蚊帳の外になるのは明白です。それでも毎年行っているから今年もちょっと見に行こうという長女の言葉でブースへ。ここでも1年ぶりくらいに再会する鍼灸師の先生と話をしました。あまり長くなると子どもが飽きるので早々に切り上げて帰宅の途につきました。

 

今年もアースデイ東京のモクサアフリカジャパンブースを視察しました。初めて参加したときと印象が変わってきています。もう毎年恒例となっていて安定している雰囲気。運営も慣れて業務が周っている感じです。モクサアフリカジャパンのメンバーは固定ですがボランティアスタッフメンバーの変化が見て取れます。毎年参加する人と初参加の人と。いい意味で新陳代謝がされていて以前見た人がいなくなり、新しい人が参加している。またかつてプレ学生、学生だった人が鍼灸学生、鍼灸師となって現場にいる。成長というか時間の流れを感じます。今年は関西からボランティア参加しに来た方もいました。関西から東京までの往復する時間・料金である“3万の川”を渡って参加する。現地で体験しておきたいという場になっていることがうかがえます。これも毎年アースデイ東京に参加し、その活動を発信してきた結果でしょう。世間に活動をアピールし支援金を集めることが主目的であると思いますが、業界内にも認知させる効果があります。そこには今では貴重となった艾を捻る直接灸の実態を見学あるいは体験できるということもポイントにあるでしょう。参加した学生や新卒鍼灸師がこの経験を糧に方々で活動を紹介することが草の根活動になります。私も知り合いで今年入学した鍼灸学生さんに現場で見ておいた方がいいよと伝えておきました。

 

今年のアースデイ東京におけるモクサアフリカジャパンの活動。興味深く見学させてもらいました。

 

甲野 功

 

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